諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【桜を見る会中止】マスコミと野党連合がまたひとつ「党争」で勝利を獲得?

f:id:ochimusha01:20191114082059j:plain

マスコミと野党連合がまたひとつ党争で勝利を獲得しました。「桜を見る会」を中止に追い込む事に成功したんです。

そこで飛び出してきたのが「我々はもはや民主党ではないから、当時の話は無関係」なる超理論…映画「カサブランカCasablanca、1942年)」における「昨日何処にいた?」「そんな昔の事なんて誰も思い出せないよ」「明日、何処にいる?」「そんな先に事なんで誰も知らないよ」なる刹那主義を彷彿とさせますね。迷走状態ここに極まれり?

 さてこの問題、これからどう展開するのでしょう?(棒読み
*この問題も結局「巨乳イラスト問題」同様に「女性も所詮はその9割が男性的価値観に洗脳された名誉男性に過ぎないから、男性全員に加えてそうした女性からも一切の発言の自由を奪う事によってのみ真の女性解放が達成される」なる過激エリート独裁主義に落ち着く予感がしてる。「ルソーの血塗れの手」ロベスピエールの影がまたしても…

続きを読む

【雑想】♪完全食品、現る、現る〜

f:id:ochimusha01:20191029132633p:plain

♪完全食品、現る、現る〜

続きを読む

【雑想】地味に凄く、夢が膨らむAI技術

f:id:ochimusha01:20191101214056j:plain

崩し字」は どの国でも主に庶民、すなわち「(領主に対する領民」「(男性に対する女性」「(雇用主に対する使用人」の書き言葉であり続けてきました。

そういう意味合いからも貴重な取り組みだったりする次第…

続きを読む

【雑想】おや、あの手はなんだ!! 窓に!! 窓に!!

f:id:ochimusha01:20191108231448j:plain

シンクロニシティなのか「45度の謎」に関するネット上の議論を捕捉…

しかもよりによってこちら、私のSAN値が尽きて理解を後回しにしたオリヴァー・ヘヴィサイド(Oliver Heaviside, 1850年〜1925年)のラプラス変換/演算子法絡みの記述式で会話が進んでいる?

続きを読む

【天気の子】【解析準備10巡目】時代の隔壁?

ヘーゲルのいう「時代精神Zeitgeist)」概念の問題点は、後世になってから振り返る形でしか見えてこない辺り。そしてその時初めて明瞭な形で浮かび上がってくる「境界線Borderline)」というのもあるのです。

f:id:ochimusha01:20191108171120j:plain

If the misery of the poor be caused not by the laws of nature, but by our institutions, great is our sin.我々の貧困の悲惨さが自然法則によるものではなく、人間の行いによるものだとしたら、我々の罪は重い

  • 例えば「なまいきシャルロット仏L'Effrontée、1985年)」と「レオン仏題Léon、米題The Professional、1994年)」の境界線。もしレオンのヒロインたるマチルダナタリー・ポートマン)が殺し屋(ジャン・レノ)と恋仲になって肉体関係まで結んでたら(当初のシナリオではそうだった)、21世紀まで騒がれ続ける事もなかった?

  • 例えば「メガゾーン23MEGAZONE 23、1985年)」と「機動警察パトレイバー2 The Movie1993年)」の境界線。「東京の人間が感じる、自分達だけが繁栄を甘受しているという実存不安」を、あくまで「誇らしさとアンビバレントな関係にある実存不安」として語り尽くした後者が歴史に名を残す一方で「実は大惨事の結果、東京だけ宇宙に脱出していた」前者は…

こうして全体像を俯瞰してみると「1980年代に生じた問題意識に、1990年代に入ってから相応の決着をつけた作品が21世紀まで生き延びた」とも要約出来そうです。そして2010年代後半に入ると、当時は想像だに不可能だった両者の「直交地点」として新海誠監督劇場版アニメ「天気の子2019年)」が現れるという…

f:id:ochimusha01:20191108174136g:plain
最近追い掛けてるオイラーの公式Euler's formulae^θi=cos(θ)+sin(θ)iの一般形にして円分割数と直交の関係を明らかにする正多辺形方程式Regular Polisides equattionCos(θ)+Cos(θ-π/NoC)iと何かしら関係がある気がしています。

f:id:ochimusha01:20191108172329g:plain

何が恐ろしいって、このグラフが「共分散すなわち「愛と憎悪」「関心と無関心」の相反関係を見定める判定式」とぴったり重なってくる辺り。

f:id:ochimusha01:20190522062425g:plain

すなわち…

①ある意味、全ての始まりは「伸びとともに、力あり力は伸びに比例する)」の定言で有名なフックの法則Hooke's lawF=kx発表(1676年に謎掛けの形で発表、1678年に答えを発表)であり、これにより人類はコサイン波の概念を把握可能となった。

f:id:ochimusha01:20191108181500p:plain

②19世紀初頭までにいつの間にか(等速円運動の観測結果から)「グラフ上で直交するコサイン波とサイン波が円を描く」事実が常識として広まっている(オイラーの公式の発見自体は1740年頃だが、その事との前後関係も不明)。また(二辺形を扱う球面幾何学に立脚した)地球儀上の緯度経度法もいつの間にか常識として定着していた。

 f:id:ochimusha01:20191029133633g:plain

f:id:ochimusha01:20191029193635g:plain

f:id:ochimusha01:20191029194000g:plain

f:id:ochimusha01:20191018132052g:plain

③この描円法から出発し、それに内接/外接する多角形の性質の研究が進んだ結果、ユークリッド幾何学が発見した定理と関係式もそのほとんど全てが併呑され尽くし、残された時代遅れの残滓は記憶から速やかに最初からなかった事にされた。こうした近世以降の急速過ぎる展開が人類の時空間認識能力にある種のバグを残す事に…

f:id:ochimusha01:20191031092156g:plain

要するにCos(θ)+Cos(θ-π/NoC)iなる式が表しているのは、もしかしたら「人間の主観の介在なしに曲面上にしか存在し得ない1辺形と2辺形の存在を故意に視野外に追いやったユークリッド幾何学は登場し得ず「直交」の定義を歪める形でしか平面を前提とするユークリッド幾何学は成立し得ない、しかもこの意味合いにおける主観的ユークリッド幾何学の恣意性は時代精神の進歩に従って最初から存在しなかったものとして忘れ去られてきた天動説から地動説への推移に等しい激変が展開したのに、数学史や物理学史上にそれに関する議論がちゃんとした形で後世に残されてない)」なる歴史かもしれないのです。だとすれば私達は「前世紀まで水平視されてきた価値観が次世紀では垂直視されていて、しかも然るべき手続きを踏まない限りその記憶自体が残ってない」恐るべき世界に生きてる事になるんですね。

f:id:ochimusha01:20191108185007j:plain

おそらく、ここでいう「(時代精神が忘れさせようとしている人間の主観の介在」の正体は形而上学Metaphysics)そのものおよび、その派生形…

そりゃ哲学が死ぬわけだ?

【雑想】ルフトハンザ航空のストを非難し、佐野SAのスト破りを黙認してなお左翼でいられるの?

f:id:ochimusha01:20191109054714j:plain
戦前最大級の無政府主義者の一人たる大杉栄は、(一緒に戦うべき相手たる)労働者でなく(活動資金をくれ豪遊を支えてくれるコミンテルンに寄り添おうとした講座派社会主義者の如きインテリ出身の輩について「温情主義者Paternalistよりタチが悪い」と嫌悪感を剥き出しにしています。時代遅れの「領主が領民と領土を全人格的に代表する農本主義的権威体制いわゆる封建制)」に源流を有する温情主義者とて「親分」として「子分」の被支配への満足度には相応に配慮するものです。その不備を突いて「子分」の忠誠心を奪取してこその社会主義者なのに(要するに展開すべきはサービス合戦であり、最後にどちらが勝っても労働者は得をする構造こそが重要)、終始対象への無関心を貫いてどうする? という指摘。ロシア革命成功に際してボルシェビキの正義を疑う発言を繰り返したのもこの立場から。最終的には右翼側に虐殺されましたが、状況から見て左翼側に暗殺される可能性も十分高かったと推測されています。まぁ如何なる権威主義者とも馴れ合わないのが無政府主義者の本懐なので、それに殉じたともいえるでしょう。

戦前最大級のマルクス主義理論家だった戸坂潤が社会大衆党の応援に入れ揚げたのも、同様のインテリ嫌悪からでした。まさか彼らが率先して翼賛体制下に合流してしまうとは予想だにしていなかったのです。彼は彼なりに政敵を抱えていたので、そこを突かれて戦後、故意に忘れ去られる展開に。

続きを読む