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諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【ネタバレあり】「ひるね姫」観てきました⑤ 自動運転が本当に救済すべきは「買い物弱者」?

実は神山健治「ひるね姫〜知らないワタシの物語〜(小説版)」、個人的には非常に気になった作品だったりします。多くの賛同者同様、エンディングを眺めながらつい涙ぐんでしまいましたし。むしろだからこそ、この作品に同時につきまとう「違和感」の正体を…

【君の名は】国際SNS上の関心空間上では「聲の形」の方が人気?

国際SNS上の関心空間ウオッチの醍醐味は、Amazonリコメンテッド的「この商品をチェックした人は、この商品もチェックしています」情報のフィードバックが全体展開を牽引していくダイナミズムな展開。 最近でいうと米国での封切りを皮切りに今頃、新海誠監督…

【フランス大統領選】フランスにおける現状維持派(漸進派)と現状懐疑派(急進派)の対立はどうなる?

海外では政治的態度の左右を問わず「現状維持派(漸進派)」と「現状懐疑派(急進派)」への二分化が進行してる模様。 皮肉にも日本で追随する動きが見られないのは「極右と極左の直接抗争が連日の様にニュースを賑わせ続ける」展開が存在しないからとも。 …

ナショナリズムの歴史外伝③ 日本で「コロッケ」「メンチカツ」と呼ばれるコスモポリタン料理

御存知でしたか? 高尾じんぐの漫画「くーねるまるた(2012年)」の第一回に登場した「干鱈(Bacalhau、バカリャウ)のコロッケ」には重要な秘密が隠されていたのです。一言で言うとそれは「コロッケであってコロッケではない」存在だったのです… 「駄菓子ノ…

【ネタバレあり】「ひるね姫」観てきました⑤ 自動運転が本当に救済すべきは「買い物弱者」?

富野由悠季監督が講演会において「君の名は」「この世界の片隅に」「ひるね姫」の三作品を「アニメーションVer2.0」と位置付けた様です。 富野由悠季監督の講演会。時折時事ネタやサ◯ライズへの愚痴なども織り交ぜて、饒舌に朗らかに語ってくれて終始面白か…

本当は恐ろしい国民国家形成過程② 「探検ロマン」を巡るナショナリズムと反ナショナリズム

かつて「探検ロマン」が国民国家形成の重要な柱の一つとなった時代というのがありました。国際的海図作成合戦、19世紀ユーラシア大陸を舞台にイギリスとロシアが繰り広げたThe Great Game、そしてアメリカのフロンティア消滅宣言(1890年)…グレート・ゲーム…

本当は恐ろしい国民国家形成過程①「バルト帝国」の没落開始と「帝政ロシア」の誕生

ベネディクト・アンダーソンの提示した「民衆ナショナリズム対公定ナショナリズム」の図式に例外が多いのはこれまでの投稿でもしてきましたが、中でも際立っているのは北欧における諸例。 かつて「北欧の獅子」スウェーデン王グスタフ2世アドルフ (英雄グス…

「民主主義の敵」としてのスティーブ・ジョブズ

田中芳樹「銀河英雄伝説(1082年〜2009年)」に「皇帝ラインハルトが名君だからこそ、彼は民主主義の最大の敵なんだ」なんて台詞がありました。 「家父長制」や「家母長制」みたいな時代遅れの枠組みを取っ払っても残る「家長」イメージ。 「はい、ここは楽…

ナショナリズムの歴史外伝② 「個人主義」は「総力戦体制時代」をどう生き延びたのか?

現代人の観点から振り返ると、いわゆる「総力戦体制時代(1910年代後半〜1970年代)」の言説なるもの、それがどの国のものであっても迂闊に信用なりません。*「総力戦体制時代(1910年代後半〜1970年代)」…要するに第一次世界大戦(1914年〜1918年)勃発か…

「日本型警備保障サービス」なる巨大隙間産業① 分岐点は「機械式警備」導入?

これまでの投稿から次第に「(国民国家にしか恒常的に提供不可能な)軍事力や警察力」の意味合いって「例外処理(Exeption Handring)」の一種として規定可能じゃないかと考える様になってきました。 完全な秩序崩壊状態下ではもはやそれに頼るしかないので…

【ネタバレあり】「ひるね姫」観てきました④ 実は「娘に対する父親の復讐譚」?

そんな解釈があったとは…

ナショナリズムの歴史外伝① 思わぬ人物がフランス料理を絶賛?【フランス大統領選】

これまでフランス料理について褒めてる様な貶してる様な微妙にアンビバレントな立場を貫いてきました。 その一方で、思わぬ人物がこれを絶賛してて吃驚。

ナショナリズムの歴史⑨ 果たして「和食ナショナリズム」は成立し得る概念か?

むしろ私達はある意味、フランス大衆食文化が伝わった「デミグラ・ソース」と「ホワイト・ソース」、およびその影響を受けて発明された「濃厚・中濃ソース」をこそ「日本料理の三大ソース」と呼ぶべきなのかもしれません。*フランス料理の世界はその後、味…

ナショナリズムの歴史⑧ 「日本の洋食」ドリアの起源となったかもしれない「老人のポロリ」

欧米料理史に全く居場所が見付けられない奇妙なまでの「孤高の料理」、それは…

ナショナリズムの歴史⑦ 「ポテトは何で食べる?」を巡る国際紛争

日本でいう「駄菓子ノリ」、国際的には「大航海時代がもたらした新世界作物(ジャガイモ、トウモロコシ、エンドウマメ、トマト、etc)の旧世界への伝来」や「食品産業の工業化」と切っても切れない関係にある様です。 食文化の面白さは、こういう流れがグロ…

ナショナリズムの歴史⑥ 駄菓子ノリこそ「食文化におけるOver Drive感」?

何か神山健治監督映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年)」の感想投稿で「Over Drive感に欠ける」を連呼してしまいました。 そもそも「Over Drive感」って、一体何でしょう? 判定基準としては、例えば「距離のパトス(Pathos der Distanz)」理…

ナショナリズムの歴史⑤ 「日本料理のさしすせそ」の歴史

一時期、国際SNS上の関心空間でしばしば見掛けた画像。 i was god once 「どうしてSa-Shi-Su-Se-SoのSeは醤油でSoは味噌なんですか?」 「Soはソースじゃダメなんですか?」 さらに困った事に「噌」一文字では「醤」と同意語であるらしい。そもそもこの「日…

【ネタバレなし】「ひるね姫」観てきました③ 「エンジェルウォーズ話法」とは何か?

神山健治監督映画「ひるね姫(2017年)」に対する評価において興味深いグループが存在します。 神山『ひるね姫』観た。超絶大傑作。『エンジェルウォーズ』やん。 — まこー (@Makotoucc) 2017年4月8日 『ひるね姫』魅力に乏しいキャラクター、欠乏するユーモ…

ナショナリズムの歴史④ 「照り焼き」とTeriyaki、「焼肉」とBBQの世界

最近世界各国で「ナショナリズムとインターナショナリズム、グローバリゼーションとローカリゼーションの二分法を見直す試み」があちこちで為されています。 日本の場合は過去に遡ると簡単にヒントが見つかる様です。 日本が「前方後円墳国家(3世紀〜5世紀…

【ネタバレあり】「ひるね姫」観てきました② 「第二次産業系アニメ」という新ジャンルについて。

今回はこの投稿の続いて神山健治監督「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年)」の話。 ひるね姫の本社臨海部にあったけどあれトヨタじゃねえか? — ろせん (@rosen1031) 2017年3月26日 「ひるね姫」古田新太すごいです。江口洋介も高橋英樹も全然顔が…

【ネタバレなし】「ひるね姫」観てきました① 神山健治監督にとっての「星を追う子ども」となる?

併せて小説版も読破しましたが、作品そのものについて普通に語れる部分は、他の人が語り尽くしてる感があります。 ひるね姫、トヨタがグーグルと戦うためにソースコードを手に入れようとする話だった — кентарооооооо (@mylifeisflim) 2017年3月26日 なので…

ナショナリズムの歴史③ あるいは「猫」で一杯の量子コンピューター空間

既存のデジタル・コンピューターが扱うのは「(0か1の二つに状態のみを有するBit(Binary unit)の論理演算(二進数演算)」で、人間はもはやその速度に追いつけません。しかしコンピュータは別に自ら「Bit(Binary unit)とは何か」理解している訳でもない…

ナショナリズムの歴史② 「産業報国運動」という名の市民社会と国民国家の鍔競り合い。

大日本帝国は確かに「国民国家」の創出には成功した様です。 それでは、それと重なる形で「市民社会」も存在してきたといえるのでしょうか?

ナショナリズムの歴史① ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」の食卓

改めて「産業革命に伴う流通革命や生活革命によって全国規模で新たに食べられる様になった食品が民族的自尊心を伴う国民食に成長していく場合がある現象」について。 流通革命…蒸気機関車や汽船、とりわけ冷蔵技術の導入によって卵や牛乳や畜肉や魚介類とい…

【ヘーゲル哲学】【華厳教学】【国体の本義】【国家神道】「大日本帝国の公定ナショナリズム」の正体?

そもそも「国家神道」とは何ぞや? しばしば「天皇を頂点に衰退し、末端に家父長制を従えた超権威主義的システムの暴走」なんて表現されますが、残念ながら大日本帝国は別にドイツ帝国(1871年〜1918年)みたいに、皇帝ヴィルヘルム2世(Wilhelm II., 在位18…

「国民国家」概念の起源⑨ フランス革命期のイギリス思想界

フランス革命期のイギリス(1785年〜1820年)では一体何が起こっていたのでしょうか? フランス人はしばしば「我々が栄光の試行錯誤を続けていた間、英国人の思考はずっと完全停止していたままだった」の1行で済ましてしまうのですが。 エドマンド・バーク…

「国民国家」概念の起源⑧ 「想像されたもの」としての「市民革命」と「公的ナショナリズム」

米国の政治学者ベネディクト・アンダーソンは「想像の共同体(Imagined Communities: Reflections on the Origin and Spread of Nationalism、1983年)」の冒頭でこう述べています。 わたしの理論的出発点は、ナショナリティ、あるいはこの言葉が多義的であ…

「国民国家」概念の起源⑦ 「国民国家」と「市民社会」は別起源?

ナチスの何たるかを知らないままナチス批判をする「自称」リベラリスト達の言動や行動がしばしばナチスそっくりに成り果ててしまったり、却って「ナチスの再来」を招いてしまう展開を迎える事があります。 同様に「ゴビノー伯爵の人種論」の何たるかを知らな…

「国民国家」概念の起源⑥ 「ゴビノー伯爵はフランス贔屓でもドイツ贔屓でもなく貴族贔屓」その頃英国は?

ゴビノー伯爵が「諸人種の不平等に関する試論(Essai sur l'inégalité des races humaines、1853年〜1855年)」の中で描き出した歴史観は以下の様なものでした。 全ての文明は(男性原理と女性原理のバランスが取れた白人的な)ヤペテ人(Japhetic)が創造す…

「国民国家」概念の起源⑤ 「ゴビノー伯爵の悪夢」と「人類館事件」の狭間

ベネディクト・アンダーソン「想像の共同体(Imagined Communities、1983年)」 人種主義の夢の起源は、国民の観念にではなく、実際には、階級イデオロギー、とりわけ支配者の神性の主張と貴族の「青い」血、「白い」血、そして「育ち」のなかにある。とすれ…

「国民国家」概念の起源④ フランス式「王的支配」と英国式「王的・政治的支配」の到着地点

英国薔薇戦争(1455年〜1485年 / 1487年) 当時の法律家ジョン・フォーテスキューの政治理論の中核をなすフランス式の「王的支配(Dominum regale)」理念と英国式の「王的・政治的支配(Dominium regale et politicum)」理念の鋭い対峙。 その背景には王の…

「国民国家」概念の起源③ 「カインの邪悪さ」が所有権の起源。「ニムロドの傲慢さ」が統治権の源流。

英国薔薇戦争(1455年〜1485年 / 1487年) 当時の法律家ジョン・フォーテスキューの政治理論の中核をなす「王的・政治的支配(dominium regale et politicum)」概念。ジョン・フォーテスキュー著『自然法論 第一部』(邦訳) そして、そもそもイングランド…

「国民国家」概念の起源② 「二重大権」ゲルマン起源説と日本の「三種の神器」

明治天皇は現役当時、国際的に「大帝」と呼ばれていました。「大政奉還(1867年)」「王政復古の大号令(1868年)」「版籍奉還(1869年)」「廃藩置県(1871年)」「廃債処分(1872年)」「廃債処分(1872年)」「秩禄処分(1876年)」をスムーズに成し遂げ…

「国民国家」概念の起源① 「シェークスピア史劇」と「大砲の呪い」と「国王の大権」の三角関係

近代国家出現は概ね百年戦争(1337年/1339年〜1453年)をフランス側が「リッシモン大元帥のブルターニュ軍編成」によって制したのが起源とされています。*その百年戦争は概ね「十字軍/大開拓時代(11世紀〜13世紀)の終焉、すなわち「欧州のフロンティア消…

【キングオスカー】【ナショナリズム】「ノルウェー製なのにスウェーデン国王の肖像」の謎

絶対王政と国民国家の三題噺を突き詰めて考えると、避けて通れないのがこの問題。 世界各国で作られているオイルサーディンですが、イワシの詰め方には国民の気質が表れるようです。例えばペルーの缶詰は微妙にスカスカですし、フィリピンには円柱缶にイワシ…

「臣民」の歴史⑨ 「国民国家」大日本帝國の臣民達が軍国主義へと傾倒していく流れ 

世界史的見地からいえば大日本帝國は割としっかり、しかも迅速に「国民国家」への移行を済ませた部類に入ります。 ある意味それは当然の話。なにしろ「大政奉還(1967年)」「王政復古の大号令(1868年)」「版籍奉還(1969年)」「廃藩置県(1871年)」「藩…

「臣民」の歴史⑧ そして「国民国家」へ(Wikipediaの定義はあんまりだ)。

そもそも「国民国家」とは何でしょう? 国民国家 主権国家において、国民主権が確立し、憲法と議会政治が実現した状態。ほぼ近代国家は国民国家に該当する。英語では、nation state という。 国民国家 - Wikipedia 歴史的にみると「国民国家」は、以下の過程…

「臣民」の歴史⑦ 「ケルト幻想」…近代ナショナリズム以前のナショナリズムの在り方について

「近代的ナショナリズム(Nationarism)」は、概ね現在では特定の国家や民族に紐付けされた政治的感情として理解されています。ところが前近代においては、そもそも「国家(Nation)」や「民族(Ethnos)」といった概念自体が存在していませんでした。

「臣民」の歴史⑥ 「数理に忠誠を誓う臣民」としての明治人の悪戦苦闘

前回の投稿の続き。さて、大日本帝国はベネディクト・アンダーソンいうところの「公定ナショナリズム国家」だったのでしょうか? ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体(Imagined Communities: Reflections on the Origin and Spread of Nationalism、1…

【フランス大統領選】【ベネディクト・アンダーソン】「伝統的共同体の再建欲求」と「国家」と「文化」

私のフランス史の理解の仕方は随分とヒネくれてるかもしれません。 中世まで地域ごとに文化的にバラバラの状態だった領主と領民達を「臣民」として一元管理下に置く為、フランスにおいては「建前上」強烈な中央集権体制として見える絶対王政が成立した。*「…

「臣民化」の歴史⑤ そして「朝食ナショナリズム」へ。

19世紀におけるフランス料理の庶民化。本国で滅んで日本の「街の洋食屋さん」にその面影を留めます。ただしアメリカ経由の伝播なので色々適当。 日本やアメリカにおける「生鮮食品ナショナリズム」。特に日本の場合「納豆ご飯」とか「卵掛けご飯」とか「朝食…

「臣民」の歴史④ 【年表】近代日本における「人生の物語」の形成【小津安二郎】【野口英世】【青い鳥】【赤い鳥】

日本語における最大の欠陥、それはFreedom(放置要求)とLiberty(制限解除要求)を同じ「自由」という言葉に翻訳していっしょくたにしてしまった事かもしれません。個々のそれは表裏一体の関係にあり、複雑な因果関係で結ばれていて、しっかり考えて構成し…

「臣民」の歴史③ 「生鮮食品ナショナリズム」と産業革命

17世紀に入ると急速に「フランス宮廷料理」が成立。 その背景にある種のナショナリズムの様なものが垣間見えます。 オスマン帝国やイタリア諸国からの文化的独立(輸入香辛料からの脱却) フランス国内の郷土料理の糾合(地元の食材や料理法の積極採用) レ…

「臣民」の歴史② フランス料理の発展と「臣民意識」や「市民意識」への影響

「フランスにおける臣民化と市民化の進行」には案外謎が多いのです。 こういう時には胃袋方面から攻めるに限る?

【雑想】五味川純平「戦争と人間」の世界と「総力戦体制時代」前景の狭間

最近、今更ながら五味川純平「戦争と人間(1965年〜1982年)」を読んでます。 *「五代家の家長」由介(滝沢修)と軍国主義に染まった長男英介(高橋悦史)の喧嘩の場面に遭遇するにつれ「ああ五代家ってクルップ家がモデルだな」と思わざるを得ない。戦後の…

「臣民」の歴史① フランス絶対王政下における「シャルル・ペローの教訓」【長靴をはいた猫】【シンデレラ】【青ひげ】

シャルル・ペローが散文童話集「寓意のある昔話、またはコント集〜がちょうおばさんの話(Histoires ou contes du temps passé. Avec de moralités : Contes de ma mère l'Oye.、1697年)」を発表したのはこんな時代。 ルイ14世(在位1643年〜1715年)とリシ…

【沖縄決戦】【戦争と人間】「沖縄問題」が臨界点を超えつつある?

*1945年9月7日に行われた琉球方面の日本軍の降伏式典、戦場には投入されなかったアメリカ軍重戦車M26パーシングが整列している。岡本喜八監督映画「激動の昭和史 沖縄決戦(1971年)」のクライマックスにはパットン戦車隊らしきものが登場するが、その直系…

【沈黙 -サイレンス-】【ゲンロンβ11】吉本隆明「転向論」の視野外に広がる戦時下の景色?

ゲンロンβ11 渡邉大輔「マーティン・スコセッシ 監督『 沈黙 -サイレンス-』 」 すなわち、『沈黙-サイレンス-』とは、ひとりのポルトガル人司祭の信仰の物語が、全体の構成として、鬱蒼とした「日本的自然」の内部へと囲まれ、吸いこまれてゆく仕組みになっ…

【盧溝橋事件80年】【歴史修正主義を許さない】「沖縄決戦」のパロディだったかもしれない「戦争と人間第3部完結編」

岡本喜八監督映画「激動の昭和史 沖縄決戦(1971年、東宝)」を鑑賞しました。 それでふと思ったんですが、山本薩夫監督映画「戦争と人間第3部完結編(1973年、松竹)」って、この大作のパロディだったんじゃないですかね? 戦争と人間 完結篇 戦争の残酷さ…

【上野千鶴子】【平等に貧しくなろう】科学的マルクス主義の理想と限界?

「平等に貧しくなろう」という上野千鶴子の意見についてネット上においてさまざな議論が交わされている様です。 とりあえずハンナ・アーレントは「国民の平等を最優先課題に掲げた政権はすべからく自滅した」と述べています。考えてみれば当たり前の話なので…