諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

2016-04-30から1日間の記事一覧

2010年頃からアメリカで始まった何か

2010年代のアメリカでは、以降の文化史に大きな影響を与えそうな変化が起こっています。まだまだその影響範囲を相応の形で見積もれる段階にはないのですが。 アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書) posted with ヨメレバ クリストファー・スタイナー …

「武士の矜持」と「ジャーナリズムの基本」

スイスの文化史学者ブルクハルト(Carl Jacob Christoph Burckhardt,1818年~1897年)は、ルネサンス期イタリアを分析して「権力は、何者がそれを行使するにしても、それ自体においては悪である」という結論に到達した。ここで断罪されているのは概ね「(領…

「上部構造」概念の起源と「不可視領域に対する認識の深まりがもたらす存在不安の高まり」

ソフィアコンサルティング 行動変革と自立性強化 悪の華 (新潮文庫) posted with ヨメレバ ボードレール 新潮社 1953-11-03 Amazon Kindle 「近代詩の父」ボードレールがは決して生前発表した唯一の詩集「悪の華(Les Fleurs du mal、初版1857年、禁断詩を削…

欧米的合理主義はイタリアから始まった?

現時点における私の立ち位置。思うよりウィリアム・H. マクニール「ヴェネツィア 東西ヨーロッパのかなめ 1081-1797(Venice: the Hinge of Europe, 1081-1797、1974年)」に負う部分が大きい。 レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた大量の解剖図デッサン画 : …