諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

2016-05-23から1日間の記事一覧

「搾取と移民」の相互関係

司馬遼太郎「アメリカ素描(昭和60年,1985年)」 その国を知るにまず原形(あるいは原質)を取り出して現状と照合するのが作業の初期段階と私は考えている…もっとも何が原形(あるいは原質)かとなると、選択や判断が難しく、ほとんど勘に頼るしかない。 さ…

「世界システム論」が人類を裁く?

世界システム論講義-──ヨーロッパと近代世界-ちくま学芸文庫-川北稔 鉄のカーテンを引いた旧ソ連や鎖国に走った日本が、その世界システム上の地位を高めたり、少なくとも「半周辺」の地位にとどまりえたのは、まさにそれぞれの「世界システムからの隠遁」の…

「ウォーラーステインの世界システム論」とマクニールの「世界システム」論の狭間

川北稔「世界システム論講義」は、単なるウォーラーステインの世界システム論の要約というより、実例の掘り下げによってオリジナルの学説が抱える還元主義的欠陥を試みた意欲作というべきなのかもしれません。 www.amazon.co.jp こうした分析から浮かび上が…

「砂糖王」と「煙草貴族」は何が違った?

15歳カナダ少年が発見した土地は、マヤ文明ではなくマリファナ畑の可能性 : ギズモード・ジャパン 人間社会にトラブルを持ち込む三大植物というのがあるらしい。 煙草、砂糖(黍)、芥子(阿片)がそれで、以下の点が共通しています。 あっという間に地力を…