アイルランド
新海誠監督作品「君の名は(2016年)」の海外封切りが順調そうで何よりです。国際SNS上の関心空間における人気も上々。ただし、かえってそれは世界中に潜在するとある問題をかえって浮き彫りにしたという側面も… 実際に挙がってる実例を拾うともうね… 中国で…
日本のリベラル層を翻弄してきた「アメリカの展開」が、さらなる混迷を迎えつつある様です。果たしてどれだけの人間がついていけるやら… dating my laptop mouseketeer. 「オルタナ右翼(Alt-Right)」にはある種の「自称」という側面もあったが、その本体は…
アイルランドの妖精はシー (Sidhe)、スコットランドの妖精はディナ・シー (Daoine Sith) と総称されていますが、何となくいつも酔っ払ってるイメージがあります。これは酒造の歴史も古いからなんですね。
最近の国際SNS上では、こうした流れの延長戦上において「Pocket Mascot AI」を欲しがる声が高まってます。要するに「スマートフォンやスマートウオッチから呼出せて、色々可愛がれるポケットサイズのお友達」。 Mueran Todos .I. just another "tortured" ar…
今回は以下に関する話。 重度のMMORPG中毒でもあった河原礫は、仮想空間の概念の専有権を主張する「中年危機に陥った元ヒッピー層」から引き剥がすべく「ソードアート・オンライン(2002年〜)」の構想に着手する。 「ソードアート・オンライン」には「トッ…
アイルランド神話に次いで古い時代に収集された北欧神話。もちろんその影響範囲は実に多岐に及びます。
アイルランドやスコットランドでは妖精の歴史も古いのです。 アイルランドのそれはシー (Sidhe)、スコットランドのそれはディナ・シー (Daoine Sith) と総称されています。
ついに20世紀末に始まり、一時期はあれほど全盛を誇ったiモードにも終焉の時が。 だってみんないなくなっちゃったからね。RT @sigekun: そんな中、悲しいというか残念なのは、NTTドコモそのものからリリースもなければ、公式Twitterでつぶやく、ということも…
「その筋の人達」が「アイルランド人によるアイルランド神話そのももの見直し」を断固阻止しようとしてるのは、それによってマルクス史観が大ダメージを受けるからかもしれません。 ヴォルテールをして「われわれは文明に関するアイデアのすべてについて、ス…
最近妙に「浦島太郎コンセプト」を下敷きとする作品が増えています。まぁ海亀でなく鮭に化けたりクラゲを自らの象徴に選んだヒロインもいましたが、まぁそれはそれ。 さらには、まさかと思う様な作品がまさかと思う様な展開でそういう結末を迎えたりします。…
ハロウィンを祝うのに世界で一番ふさわしい場所。それは奈良県の春日大社かもしれません。 WOON — Witches drove deep into the woods and met the...
日本人にとってアイルランドは近い様で遠く、遠い様で近い存在… どうやら国際的に「トム・ムーア監督作品は政治的に完全に間違ってる。一刻も早く地上から抹殺されるべき」という意見が存在する様です。一体どうしてそうなった?
ここでトム・ムーア監督の「アイルランド神話補完計画」について「キーパーがどんどん前に出てきてオフサイドを狙ってくる怖さがある」と述べてますが、それはつまり日本人も以下の様な認識の再精査という形で巻き込まれる事を意味しています。 鎌田東二「宗…
「本作はトム・ムーア監督が『ブレンダンとケルズの秘密』制作の激務から1週間休暇をとって、スケリッグ島で休暇中に2日間で構想したもの。制作には2年半、5カ国のスタジオで制作。これは各国の助成金を得るため」スケリッグ島は確か『フォースの覚醒』ロケ地…
トム・ムーア監督は(各時代の政治的意図を濃厚に受けてきた)既存文献に可能な限り頼らない形でのアイルランド神話再建を試みている人。 何故か、その結果再構成された世界観は日本の能と重なる部分が大きかったりします。要するに登場するヒロインに「前シ…
ドイツ人学者による「平田篤胤と出雲国造と小泉八雲が世界中に広めたExotic Japanのイメージに関する批判的研究」なんて文書を拾いました。「古事記」のドイツ語版を完成させた人の論文みたいです。 クラウス・アントーニ (Klaus Antoni, ドイツ、テュービン…
海外の評論家から「こんなの全部単なるディズニーとジブリのパクリに過ぎない。そんなもの発表して恥ずかしくないのか?」と総攻撃される一方で国際SNSではカルト的人気を獲得したトム・ムーア監督作品「ブレンダンとケルズの秘密(The Secret of Kells、200…
アイルランド人の観点すればアメリカ人や日本人はとんでもない「文化侵略者」と映っても不思議はありません。なしろ「Celtic Exploitation Contents」のオンパレード。 Tuatha Dé Danann marvel - Google 検索 しかも単なるExploitationより問題は深刻。どう…
カソリックの歴史は気が遠くなるほど長いのです。 それを支えてきた「カテキズム(Catechism)」すなわちカソリックの指導要綱は元来、一般信徒に公表される事なく運用され、時代遅れになったらひっそりと忘れ去られるのを常としてきました。時代に合わせて…
近代化に際してほとんど国民統合のプロセスが不要だった日本と異なり、欧州は未だに色々引きずっています。 英国がEUから独立するとスコットランドで独立運動が再燃する。 スコットランド独立運動再燃で、スペインでカタルーニャ独立運動が激化。 カタルーニ…
最近「欧州諸国のオリジナル住民率」なる地図が出回ってます。 見ての通り近世史に名前の登場する地域(フランス、ロシア、スェーデン、イギリス、オランダ、ベルギー、オーストリア、ドイツ、スペイン)は軒並み「メンバーの出入り」が相対的に激しいのです…
以下、おそらく歴史上最も古い「(自らを死体と認識する)吸血鬼が、相手を同じ死体に変えようとする」描写。なんと「ロマン主義作品」でなく「ヴァイマル古典主義作品」… ゲーテ「コリントの花嫁(The Bride of Corinth、1797年)」 フーケ「ウンディーネ(…