諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

スイス史

その時スイスが動いた?

「贅沢品の交易禁止が効く」なんて、まるで絶対王政時代ですな。

チーズと時計とチョコレートの産業革命

産業革命と聞くと大抵の人間が「英国におけるキャラコ(綿織物)の例」を思い浮かべるでしょう。人によっては「様々な矛盾が植民地の人々に皺寄せされた」とも? そこで視野を広げるべく、同時期工場化が進んだ他の「世界商品」にも目を向けてみました。正直…

スイス「武装中立」の裏側で

スイスの文化史学者ブルクハルト(Carl Jacob Christoph Burckhardt,1818年~1897年)は、ルネサンス期イタリアを分析して「権力は、何者がそれを行使するにしても、それ自体においては悪である」という結論に到達した。ここで断罪されているのは概ね「(領…

ドラマ性に欠ける自由交易圏側の歴史

ハプスブルグ帝国に組み込まれる事を拒絶して独立したスイスの文化史学者ブルクハルト(Carl Jacob Christoph Burckhardt,1818年~1897年)は、シスマ(Schisma、教会分裂)期(1378年~1417年)に領主化した教皇とその背後でのボルジア家やメディチ家の暗躍…