諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

夜明け前こそ最も暗い時間帯

国際SNS上におけるLGBTQ系漫画の最高峰の一人とされる中国人絵師のTan Jiuさん。

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しばらく前に一時期沈黙してたと思ったら、やっぱり取り締まりがあったのか… 

 

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中国の検閲当局が、ネット配信番組に牙をむいたのは、2月22日のことだ。1月29日に配信が始まった連続ドラマ「アディクト(中毒)」12話分が全て削除されたのだ。当然、残り3話の配信もなく、他の動画サイトでも閲覧できなくなった。

イケメン同士が愛し合い、抱き合い激しくキスをしたり、抱き合ったりするシーンもあるドラマは、日本では「ボーイズラブ(BL)」と呼ばれ、ファンが増えている。中国でも愛好家が増えており、英国の同性愛関連ニュースサイト「ゲイスターニュース(GSN)」によると、アディクト第1話の視聴者は配信24時間で1000万人を超え、ウェブドラマの新記録を作ったという。

ドラマ削除を受け、ファンらは大激怒。「この措置はやり過ぎだ」「そこまでやる必要があるのか」「お前ら不評だぞ」…。微博には、国内の全メディアを監督する政府機関「国家新聞出版広電総局(SAPPRFT)」に対するこんな投稿が相次ぎ、勢いが衰える気配はみられない。若者の権利を守る団体が2万人を対象に実施したウェブアンケートでも、93%が「今回の措置に反対」と答えた。

ファンらの怒りが収まらないことを受け、ドラマ製作側は重い口を開き、「広範な環境変化の結果」とだけ削除理由を説明した。だが、今回の削除騒動の裏には、昨年来の“伏線”があった。実は、中国当局は倫理的に問題があると判断した番組の放送禁止をひそかに決め、業界団体に「ガイドライン」を作るよう“指示”していたのだ。米CNNテレビ(電子版)やGSNなどによると、「中国テレビドラマ制作産業協会」は昨年12月末、「テレビコンテンツ製作ガイドライン」を公式サイトに公表。当局の意向を厳守する姿勢を鮮明にした。

ガイドラインは、同性愛のほか、不倫、一夜限りの性的関係、未成年の恋愛などを「低俗、反道徳的で不健康」と定義して、テレビドラマで描いてはならないと規定した。このほか、ぜいたくな生活、国家統一の妨害、封建制度、迷信などを扱うこともご法度とした。

このガイドラインは、テレビ放送が対象だったが、ネット配信という“抜け道”があったため、当局は慌てて今回の措置を取ったとみられる。

中国は1997年、同性愛を犯罪とみなす姿勢を改め、2001年には精神疾患の一覧からも削除した。しかし、国内ではLGBTへの偏見は根強く、米調査機関、ピュー・リサーチ・センターの15年の調べでは、61%が同性愛を認めないと回答している。

世界規模で同性婚の合法化や容認が進む中、同性愛を“倒錯”と同列に扱う中国の考え方は、常識外れであり、時代に逆行しているといえるだろう。

 そういえば最近国際SNS上で韓国系絵師を見掛ける機会が増えた。これも韓国政府が取り締まりを強化したせいで(実際の強姦より猥褻絵の投稿者を重罪に問う法律が施行された)今や国内ネット上での活躍は完全に不可能になってしまったのだという。