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諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】ディズニーランドとは何か、まだ理解してない中国人実業家?

http://sekainonews.com/wp-content/uploads/2016/05/33FF7FFA00000578-0-image-a-47_1462858026984-728x512.jpg

現代中国人のスノビズムの集約点の一つ、それがディズニーランド…しかし果たして現代中国人は「ディズニーランドとは何か?」についてどれだけ理解してるんでしょうか?

https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/activity/kanto/tdr/images/img_parade2.jpg

 まず最近の報道に目を向けてみましょう。

sekaishinbun.net

ライオンキングのショーは、セリフが英語と広東語が混ざっていてカオスでした!

ガラガラでした。

いくつかアトラクションを回って感じた香港ディズニーランドの良さ。それは、アトラクションに辿り着くまでの短さです。日本の場合、いくら空いていても順番待ちスペースが長く取られているためかなり歩かないと行けません。その点、香港ディズニーランドはそれが短くてラクでした。

もう一つ日本のディズニーランドと違うなと思ったこと。それはキャストの年齢層。日本では、笑顔の素敵な若いキャストが多いですが、香港ディズニーランドでは年齢層高めのキャストが多かったです。ちょっと残念?

www.recordchina.co.jp

2012年7月5日、米紙USAトゥデイによると、上海ディズニーランドの開園を15年に控え、中国でテーマパークの建設ラッシュが起きている。6日付で環球時報が伝えた。

中国では米国スタイルに対抗し、中国文化をベースとしたテーマパークの建設が盛んになっている。天津に建設中のチンギス・ハンをイメージキャラクターにした「凱旋王国」もその1つだ。中国文化をテーマとした建設計画は過去2年間に30件以上発表されている。

中国のテーマパークの入場料(大人1人)は24〜31ドル(約1900〜2500円)だが、相次ぐ建設の背景には、中国経済の発展に伴って人々の生活水準が向上し、一般市民も娯楽やレジャーに一定金額を消費できるようになったことがある。ハローキティスマーフなど、外国アニメのキャラクターをメーンとしたテーマパークの建設も進められており、総数は20年には米国を追い抜く予定だ。


中国には現在、約2500カ所のテーマパークが存在するが、少なくとも70%が赤字経営に陥っている。専門家は、本当にテーマパークと呼べるものは60カ所程度しかなく、多くは不動産開発の利益によって運営しているのが現状であると指摘している。

www.sankei.com

今月16日に中国本土初となる「上海ディズニーランド」が上海市郊外にオープンしたが、日本からの旅行は盛り上がりを欠く。

というのも、「東京のディズニーで十分」との意識が強いことに加え、上海ディズニー側が入場チケットを卸す業者を限定していることも旅行プランづくりの足かせになっている。旅行各社には「販売低迷した(2005年オープンの)香港ディズニーの二の舞は避けたい」との思いも強い。ライバルのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)も静観の構えで、日本国内の熱量は低調だ。(藤原直樹、田村慶子)

「不人気」中国足かせ

「上海ディズニーでは関連の旅行プランを企画する予定はない」

阪急交通社とクラブツーリズムの旅行大手2社はこう口をそろえ、上海ディズニーオープンの祝賀ムードからは距離を置く。


近畿日本ツーリストにいたっては、ここ数年は中国向けの旅行プラン自体を販売しておらず、上海ディズニーのオープン後もその方針に変わりはない。

JTB西日本は上海方面のプランを取り扱っているものの、上海ディズニーがオープンした16日以降で、夏休みの需要が見込まれる8月までの関西発の予約人数は前年同期の4%増と反応は薄い。

ある旅行会社幹部は「世界各地のディズニーランドを体験したいという熱狂的なファンでない限り、国内にもあるものを体験しようという人は少ないのでは」と分析。日本人にとっては「東京」の存在が上海への足を鈍らせている。


さらに、旅行先としての中国自体の人気低下を指摘する声もある。阪急交通社による今年のゴールデンウイーク期間中の海外ツアーの予約状況では、中国を除くアジア方面は前年同シーズンより78%増と好調だったのに対し、中国方面は25%減と不振だった。

尖閣諸島沖縄県石垣市)の領有をめぐる外交問題での対中感情悪化や、微小粒子状物質「PM2・5」による大気汚染などが影響しているとみられる。


日本市場は重視されず
上海ディズニー側が入場チケットを卸す業者を3、4社に限定していることも国内の旅行業界に影を落としている。日本の旅行各社は契約を結ぶことができず、旅行プランづくりが困難となっている。

これには上海ディズニーだけでなく、中国政府の意向が強く反映されているとみられる。旅行業界関係者は「(中国政府は)国内の市場を意識しており、上海ディズニーに内需拡大を期待しているからではないか」と指摘したうえで、「そもそも日本は市場として重要視されていない」と断じる。

旅行会社としては中間業者を挟んでチケットを用意する「苦肉の策」もあるが、手数料がかさみ個人で直接手配するより割高になってしまう恐れがある。希望枚数のチケットを確保できるかも不透明で、入手価格が高額になれば販売価格への影響は避けられず、旅行会社は商品化に二の足を踏んでいる状況なのだ。

また、日本の旅行各社には2005年開業の香港ディズニーランド・リゾートでの失敗が「悪夢」として記憶されている。各社は当時、入場チケットを大量に入手し、さまざまなツアーを企画して販売したものの売れ行きは芳しくなかった。現在は香港ディズニーを絡めた旅行プランはほとんど販売されていない。


USJ収益には影響も
一方、USJの運営会社は強力ライバルの出現について、「中国からの観光客が多少は減るかもしれない」としつつも、当面は状況を静観する構えだ。

USJは昨年の入場者が前年比17・8%増の1390万人で、3・5%減の1360万人だった東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)を抜いて世界4位に浮上するなど絶好調。入場者の外国人比率は増加傾向にあるもののまだ1割程度のため、大きな影響はないとみる。

USJは今年、オープンから15周年を迎え、「リ・ボーン(生まれ変わり)」をテーマに新イベントを次々と実施している。3月には100億円を投資した新型コースターも完成し、入場者から高い支持を得ている。当面は上海ディズニーを過剰に意識せずに運営にあたる方針だ。

ただ、割安な年間パスポートなどを活用する人が多い国内からの入場者と異なり、中国からの観光客は正規の入場料に加え、飲食やグッズ購入にお金を多く使う傾向が強い。専門家は「テーマパークでも中国人入場者による“爆買い”は繰り広げられている。中国人の比率が下がると収益ベースで影響が出る可能性はある」と指摘する。

さらに、2019年には北京に「ユニバーサル・スタジオ北京」がオープンを予定。テーマパークをめぐる国際競争は激化することが見込まれており、USJも継続的な投資を続けることで魅力を高めて対抗することが求められる。

 年寄り日本人なら、ここで思い浮かべるべきは1970年代末から始まったガンダム・ブームに便乗した「太陽系戦隊ガルダン」や「モビルフォース ガンガル」です。それまでの常識からすれば本家の圧倒的ヒットは莫大な便乗商法市場を切り拓いてくれる筈でした。しかし消費者はもう「本物」にしか興味を持たなくなっており、その淡い野望はあっけなく裏切られてしまう展開が待っていたのです。

太陽系戦隊 ガルダン - Wikipedia

https://image.middle-edge.jp/medium/cbae1151-0226-4dc0-9e92-df164099e669.jpg

モビルフォース ガンガル - Wikipedia

http://blog-imgs-37.fc2.com/s/u/b/subcultureblog/2011071918250274f.jpg

なんたる狭量!! とはいえ消費者の要求は絶対。そもそもの発端は「人が映画を鑑賞するだけで満足出来るものか。我々は皆、その世界で生きてみたくなるのだ」と言い出したウォルト・ディズニーの狂気。それは相応のマーケティング経験に裏付けられた直感に支えられた信念でもあったのですが、当時のハリウッドは「狂人の相手なんてしてる暇はない。我々は金儲けで忙しいのだ」と一切の出資を拒絶しました。この時動いたのは「大衆は小さなリアリズムより、大きな嘘を信じたがる」と公言してのけたシチリア島出身のフランク・キャプラ監督が「狂乱のアメリカ(American Madness、1932年)」で称揚したバンク・オブ・アメリカのみ。そもそもハリウッドは「白雪姫(Snow White and the Seven Dwarfs、1937年)」制作に際しても「狂人」ウォルト・ディズニーへの出資を「今更ロココ・リバイバルもないだろう」という理由で全面拒絶しています。この時も出資を申し出たのはバンク・オブ・アメリカのみでした。
*実は「白雪姫」出資の返礼にバンク・オブ・アメリカにのみ確実に成功が見込まれるディズニー・ランドへの出資を許したとする説もある。当時の証言はあまりにも限られ過ぎている為、特に定説はない。

バンク・オブ・アメリカ - Wikipedia

www.youtube.com

伝説というなら「白雪姫」出資を決める際、バンク・オブ・アメリカの創業者マデオ・ジアニーニ(Amadeo Giannini、1870年〜1949)が「気違いが来たんで適当にあしらって追い返しておきました」と自慢げに語る弟の胸ぐらを掴んで「馬鹿野郎、オレ達はアメリカに金儲けの為に来たんであって、お高くたまった素封家のアメリカ人になりに来たんじゃねぇ。本当に人生を賭するものが夢しか残ってねぇ貧民の気持ちを忘れたか?」と説教したという逸話もあります。同時代のドイツにおけるナチスの覇権と重なってくるのはこの辺り?

ochimusha01.hatenablog.com

まぁ当時におけるフランク・キャプラ監督作品の成功も受けての強気だったのではありましょう。それはそれとして、ウォルト・ディズニーが2番目に手掛けた大作長編アニメーション映画「ピノキオ(Pinocchio、1940年)」の舞台がイタリアで、原作の舞台が北イタリアで南イタリア人の共感を呼び得ない状況な上に換骨奪胎が酷過ぎてオリジナルの持ち味がほとんど消失しているにも関わらず「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」を歴史上の名曲として残した時点で、エンターテイメント界にそれまでなかった重要な基盤が築かれました。「こんな願いが叶うはずもないけど、それでも私達は願わずにはいられないんだ」と心の底から感じている観客の心を丹精込めて拾う事。以降の時代はそれこそがエンターテイメントの本流となってしまうのです。良い意味でも、悪い意味でも。

ochimusha01.hatenablog.com

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http://plus1world.tumblr.com/post/117070289597/夢とビジョンは違うんですよウォルトディズニーがフロリダの沼地を見てここにシンデレラ城を建てる

plus1world.tumblr.com

すでにウォルト・ディズニーは戦前の段階で「映画の興業収益よりキャラクターのマーチャンダイジング事業の方が儲かるし、その販売拠点として遊園地は重要」と気付いてたともされてますし、その点では納得の判断。しかしこれこそがまさに「地獄の合わせ鏡」状況の原風景なのです。フランク・キャプラ監督が成功後の路線変更によって智衆的支持を失ったのも、ウォルト・ディズニーが晩年アル中となったのも(ドーナツをウオッカに浸して食べるのが常食だったという逸話もある)、この現実と向き合い続ける過酷さ故だったのかもしれないとされてます。

地獄の合わせ鏡」状況…観客は口では制作者側に常に「さらに新しいものを見せてくれ!!」と要求し続けるが、実際にはこれまでの愉しみの「ちょっとした」延長線しか求めてない現象。すなわち観客の求めに忠実に応じ様とすればするほど、観客が本当に求めているものから遠ざかる地獄絵図。

ochimusha01.hatenablog.com

しかしまぁ日本人がわずか十数年にしてあっけなくこの問題を(良い意味でも、悪い意味でも)クリアしてしまった様に、基本的に聡明たる中国人実業家がこの程度の価値観の障壁にウダウダしてる状況も、そう長くは続かないでしょう。そこからはもう、果てしなく対等な立場での殴り合いがあるばかり?