諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

「民主主義の敵」としてのスティーブ・ジョブズ

田中芳樹銀河英雄伝説(1082年〜2009年)」に「皇帝ラインハルトが名君だからこそ、彼は民主主義の最大の敵なんだ」なんて台詞がありました。

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  • 「家父長制」や「家母長制」みたいな時代遅れの枠組みを取っ払っても残る「家長」イメージ。

  • 「はい、ここは楽園です」と復唱させる傲慢な独裁者のイメージ。

もしかしたら、この両タイプを合算したのがスティーブ・ジョブズだったのかも。すると、彼もまた「民主主義の敵」だったのでしょうか?

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Einstein took Science, We took Hardyness - Adam Driver as ’Steve Jobs’

2011年10月12日 7時00分

フリーソフトウェア原理主義者であるRichard M. Stallman氏が、先日惜しまれつつも他界したSteve Jobs氏について述べた発言が話題になっている。

Stallman氏は自身のWebサイトにて、

監獄としてのコンピュータをクールなものとし、自由から愚者を切り離すデザインを行ったスティーブ・ジョブズが亡くなった

と記し、続けて「死んだほうがよい、という人などはいない、ジョブズやビルも、それよりも邪悪な罪を犯した人もだ」としつつ、ジョブズが人々のコンピューティングに与えた悪影響は終わらせるべきだと主張。彼が亡くなったとしても、その影響は不幸なことに続いていくと述べ、彼の「遺産」の影響力を少なくするよう後継者には期待したい、と述べている。

この発言自体は悪意があるわけではないだろうが、これを批難する声もあるようだ。

 2011年10月12日 8時03分

「愚者のクールな監獄」ってのは実際その通りだと思うんだ。
使用者がとんでもない愚者だと仮定してチューンするからこそ大多数の人にとって使いやすくなると。
つまりJobsは使用者の、少なくとも使用者の集合には、知性が存在しないことに確固たる信念を持っていたリアリスト。
Gatesはその点で使用者の知性の存在を少し期待しすぎていた。「これくらいならわかるよね?」と。実際少しはあったので普及した。
RMSは、使用者の完全な知性の存在を信仰するがゆえに今に至る。

Jobsの成功の秘訣は「決してそれを言わない」ことだと思ってたんだが、
「Stay hungry, Stay fooish」とネタバラししていたんだね。
「いいはなしやー」と感動してる人はまさにそのお客様の鑑。

 ハンナ・アーレントの「国民の平等を最優先課題に掲げた政権はすべからく自滅した」理論を思い出します。「優秀な為祭者ほどプロレタリアート階層の解消は目指さない」という話。「Stay hungry, Stay fooish」…

 これくらい突き放した存在でないと世界に君臨するのは不可能なんですかね?

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