アメリカで新海誠監督映画「君の名は」が封切られた結果、現在国際SNS上の関心空間で人気を博している動画。ぼよよよよーん…
http://shiintan.tumblr.com/post/159830415930
ちなみに製作過程では新海誠監督と「(一般人の感性を代表する)トリミング部隊」の間で以下の様なやりとりがあった模様。
- 男性の身体を得た女性が朝トイレに立って「何これ? いじればいじるほどムクムクと!!」と困惑する場面…NG(小説版のみの収録)
- 「口噛み酒」…OK(というよりむしろ「新海誠作品である為に」省略禁止の指定を受けたという)
- 妹の四葉の口噛み酒を巡るエピソード…NG(外伝扱いで小説版のみ収録。自分で自分の口噛み酒を口にして暴走状態に陥ってしまう)
- 親世代の物語…NG(ただこれは新海誠監督も「子世代の物語」の邪魔とならない様に納得ずくで切り離したっぽい。外伝扱いで小説版のみ収録)
*大人になった三葉が、外観こそ母親に近づいてるもののどういう内面的変化を遂げたか最後まで描写されない辺り「絶縁」が徹底している。
- 三葉のパンチラ場面…OK(ただしあまり必然性がなく「トリミング部隊」唯一のガードミスともいわれている)。
*興味深い事に「どんなエロもその存在を許される」国際SNS上の関心空間においては「必然性のないパンチラ場面」だけは徹底的に忌避される傾向があり、この場面も一切回覧されてない。
*逆に「旅のロボから」の脱衣シーンなどは女性アカウントも平気で受容。まぁ国際SNS上の関心空間は男女比が半々で、回覧されてるエロ画像も半分は「女性向け」。あまり煩い事をいうと自分の側に跳ね返ってくるので容認されてる側面もあるのだが「必然性のないパンチラ」だけは(あえてこういう次元におけるリスクを犯してまで)徹底して排除対象とされてきた辺りが興味深い。
もし「トリミング部隊」が同じくらい、きっちり仕事をしてたら神山健治監督作品「ひるね姫(2017年)」のグレードも同じくらい引き上げられていたのかもしれません。