諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【ホームズ】【ルパン】【ジェームズ・ボンド】「商業至上主義の世界」にようこそ?

このネタが最近Twitterで盛り上がってました。

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芸術至上主義と商業至上主義の葛藤の世界」にようこそ?

*この件ではワトソン役のMartin FreemanがとあるTV番組で「見てください、私(受け役として)こんな目にもこんな目にも遭わされてるんですよ!!」と訴えた結果、かえってファン層の嗜虐心に火をつけてしまった。そして今や…

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ちなみに国際SNS上の関心空間で同じくらい弄られてるRobert Downey, Jr.は「あえて私はSNSの深淵を覗かない様にしている。期待に応えようとしても逆らおうとしても結局裏切ってしまう事になるから」と発言し、その「深淵」で大喝采を受けている。

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それでもあえて「深淵」を覗き込むのが好きで、その現場でファンから「ここは知って無事帰れる人間の方が少ない恐ろしい場所です。先生の様な人がいて良い場所じゃない!!」と警告されたのが「東京喰種」の石田スイ先生…「おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」?

*実はその「歴史小説」もツンデレお姫様&「とある魔術の禁書目録」のアクセラレータ や「ゴールデンカムイ」の不死身の杉本を思わせる「ブチ切れると無敵」系騎士のラブストーリー。シェークスピア史劇に感動したアレキサンドル・デュマが「ダルタニャン物語(D'Artagnan、1844年〜1851年)」を発表し、それに感動したコナン・ドイルがこれを執筆した訳ですが…今日の評価は「まるでラノベ」だったりするという。そもそもヤマグチノボルゼロの使い魔(2004年〜2017年)」が「ダルタニャン物語」の世界観を下敷きにしてたりとラノベ(及び日本の少女漫画)の守備範囲は(一般的に日本人が考えているより)恐ろしく広いのであった。

*これ著者が心臓に疾患を抱えてて「何時最新作が遺作になっても不思議ではなかったから」というのが定説だったかと。 

さらなる深淵を覗かされたのが、中年まで売れない純文学的作家として過ごしてきたルサンチマンをぶつける形で泥棒紳士ルパンなる「金持ちからしか盗まない庶民の味方」を創造して大儲けしたものの、自らも素封家名士の仲間入りを果たした結果、毎夜「ルパンが盗みにやってくる悪夢」に魘(うな)される様になったモーリス・ルブラン

*これはどちらかというとこれ系の展開?

007ことジェームズ・ボンドを創造したイアン・フレミングに至っては幾度もボンドを殺そうと企んだ末、最後は作者の寿命の方が先に尽きてしまうという恐るべき展開に。

007 黄金銃を持つ男(The Man with the Golden Gun、1965年) - Wikipedia

日本で消息を絶ち殉職したと思われていたジェームズ・ボンドがロンドンに現れ、上司Mを暗殺しようとした。一時記憶を失っていたボンドは、ウラジオストク渡航して捕らわれ、KGBによって洗脳されていたのだ。治療を受け回復したボンドに、Mは成功すれば汚名返上、失敗すれば名誉ある死という困難な任務を与えた。それは殺し屋フランシスコ・スカラマンガの活動に終止符を打つことで、ボンドはスカラマンガの本拠地ジャマイカに飛んだ。首尾よくスカラマンガの用心棒に雇われたボンドだったが、正体が露見しスカラマンガと対決に及ぶ。その戦いには辛勝したものの、ボンドは「この俺だって永遠に勝ち続ける事は出来ない。だったら生きてる限り楽しむさ」なる諦観に到達するのだった。

 

あれ、もしかしてこれウィンター・ソルジャーことバッキー(Bucky)の元ネタ?
*ちなみにハードボイルド・タッチのサイバーパンクとして発表当時話題となったエフィンジャー「重力が衰えるとき (When Gravity Fails、1987年)」でも「電脳化されて永遠の殺し屋として生きる事になったジェームズ・ボンド」が重要な役割を果たす


*一方映画版はどこまでも続く…原作が尽きても続く…

かくも美味しいところを攫っていくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU=Marvel Cinematic Universe)という話でした。現場からは以上となります。