おそらく第一報はこれ。
【目撃】平昌五輪開幕まであとわずか。平昌にあるメインプレスセンター(MPC)には、世界中から続々と報道陣が集結している。MPCにはカメラマンの仕事エリアや記者の作業エリア、はたまたカフェや土産物店まであるが、その前には謎のオブジェが…。
一体、これは何なのか? 男性の肉体をかたどったようだが、遠目からだと“アレ”そのものに見えなくもない。近くにいたボランティアスタッフに聞いてみても、口を揃えて「モルゲッソヨ(知らないです)」。ちなみにこのオブジェの前は、各国の報道陣の集合場所となっている。
そしてネットがお祭り状態に。
500年前
— さかまき (@ristorante_maki) 2018年2月9日
コルドバ「この島はなんていう名前だ?」
原住民「ユカタン(わかんね!)」
-ユカタン半島発見-
300年前
クック「あの動物は何だ?」
原住民「カンガルー(わかんね!)」
-カンガルー発見-
今年
旅行者「あの像は何だ?」
原住民「モルゲッソヨ(わかんね!)」
-モルゲッソヨ発見-←NEW!!
ちなみにモルゲッソヨは「知りません」より「知るわけないっす」「知りませんよぉ」的なほんのり強いニュアンスを含む
— 安宿緑★2/21ニコ生 (@yasgreen615) 2018年2月10日
単に「知りません」だと語気の強さにもよるが「モルラヨ」になる
#モルゲッソヨ
既出かもしれないけど定番の奴を#モルゲッソヨ#モルゲッソヨ祭り pic.twitter.com/GIl263f21I
— 加利穂🍊 (@EKmWTSyBhk6ZdHs) 2018年2月9日
(´・ω・`)っ
— Japanese bobtail (@japanese_bobcat) 2018年2月9日
#キン肉マン #モルゲッソヨ pic.twitter.com/Vh4UJoFPWF
仕事が早いストリートビュー#モルゲッソヨ pic.twitter.com/DjTigf7KtW
— Toshthepimp (@Toshthepimp) 2018年2月9日
いやいや #モルゲッソヨ のほうも負けてない https://t.co/M63kkg3SlC
— Masa_loves_Mao (@Masa_loves_Mao) 2018年2月9日
なんか既視感あると思っていたらこれだ。#モルゲッソヨ pic.twitter.com/M4Lh5Q2Wu0
— 自由浮遊社@睡眠時無呼吸症候群治療中 (@freeflow_com) 2018年2月9日
トレンドになってるww
— コボっち (@kobo1972) 2018年2月9日
#モルゲッソヨ pic.twitter.com/LWlAkq4D8f
例のモルゲッソヨが現地では「鋼鉄亀頭マン」と呼ばれて居ると聞いて金山神社の御神体を思い出したので、モルゲッソヨも御神体である。 #モルゲッソヨ pic.twitter.com/FNY5OVd9WB
— Терминатор (@jssdforg) 2018年2月9日
多分モルゲッソヨはH.R.ギーガー氏(エイリアンのデザイナー)の影響を受けて作られたんでしょう。(妥当)#モルゲッソヨ #エイリアン pic.twitter.com/2sSCcZuwUA
— 川崎のジュリオオルタ (@mad_akachanman) 2018年2月8日
#モルゲッソヨ 強烈キャラクターが誕生したので、全ての事が吹き飛んだよwwwwwwネット民のオモチャの予感 pic.twitter.com/w3GuTFSPUM
— 阿波の十郎兵衛 (@awanozyurobei) 2018年2月9日
#モルゲッソヨ の盛り上がり方に古き時代のインターネッツを感じる
— しょーご@型安全推し (@shogogg) 2018年2月9日
#モルゲッソヨ #ingress
— おじゃもん (@sunport254d) 2018年2月9日
韓国人エージェント有能 pic.twitter.com/g7KMhNJ7MC
いや、モルゲッソヨのほうが、困惑感あっていいのに。そもそもどういう意図の三体なのか、現地民が説明できないのだから。#モルゲッソヨ
— matsu_kiyo_1967 (@matsukiyokun) 2018年2月9日
作ってみた#モルゲッソヨ#雑コラ#開会式 pic.twitter.com/yW1S83QujD
— Nomura (@NoIrregularity) 2018年2月9日
モルゲッソヨってカンダタみたいだよね(´・ω・`)#モルゲッソヨ pic.twitter.com/KTxpFiLoQE
— 食堂車なエミリー (@irime1120) 2018年2月9日
モルゲッソヨ、亀頭ではなく銃弾ということが判明。
— épuisé (@l_epuise) 2018年2月9日
なおキム・ジヒョン作家のおなじみの造形らしい#미술행각 #モルゲッソヨ https://t.co/6CjR7tOPS4
因みにあれ、ヘルメットが男性器と見えるのは作家の狙いです。後、シリーズ物です。#モルゲッソヨ #銃弾マン #バレットマン
— HS.S Negative 仕事が合わなかった (@LucifelShiningL) 2018年2月9日
【#モルゲッソヨ】AAが大量に出来て大笑い中【吟遊詩人の戯言 #ginyu】:
— くまさん@第三新清武城主...ドロドロドロ (@gurizuri0505) 2018年2月9日
もうモルゲッソヨのトリコ!(爆
一晩経って,AAがウジャウジャ出来てて,ワロタ
もう平昌オリンピックじゃなくて,モルゲッソヨオリン ... https://t.co/VGVXXTVYJg pic.twitter.com/P4DbngueWK
もはやNHKも無視できない勢い。 https://t.co/UQcWisdLY7
— 菊池雅志 (@MasashiKikuchi) 2018年2月9日
あとはバーチャルYouTuberモルゲッソヨが登場するだけだな。
— にゃほ (@Temp002a) 2018年2月9日
モルゲッソヨ時報bot爆誕wwwwww pic.twitter.com/PbD3ccd2iI
— お寿司 (@SUSHImedia2017) 2018年2月9日
ふと「折れる」と思ってしまったので仕方がないのです。折り紙創作家の性なのです。
— 今日の一言 +神谷哲史 (@folders_wotd) 2018年2月10日
ただ自分でいうのもなんだけど、本当になぜ折ろうと思ったのか……
創作・制作:私#モルゲッソヨ #折り紙作品 pic.twitter.com/U9bNdLZ2Fw
答えはどうやら (おそらくH.R.ギーガーの影響を受けた)芸術家金知鉉のトレードマーク「弾丸マン(Bullet Man)」らしいけど、そんな事もはやどうでもいい?
モルゲッソヨの正式な名前は弾丸マン
— 0.01mm (@gkizr) 2018年2月8日
_人人人人人人_
> 弾丸マン <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄ pic.twitter.com/ox7FKOYBmD
モルゲッソヨだけど、なにがえらいかと言って、「こんなもの恥ずかしいから撤去しろ。オリンピックなんだぞ!!」と撤去しなかったところ。凄いえらいと思う。
— 鐘の音@さあ、今年の夏コミどうしようか? (@kanenooto7248) 2018年2月10日
単に視界にはいってなかっただけかもしれないがw
— 鐘の音@さあ、今年の夏コミどうしようか? (@kanenooto7248) 2018年2月10日
「これなんでここにあるの?」「モルゲッソヨ」「撤去してないの?」「モルゲッソヨ」とか会話がそれなりに通ってしまうので勘弁してください
— CIA (@CIA_urawa) 2018年2月10日
もう完全にネットスラングが誕生する瞬間に立ち会ってるので、色々感慨深い……。
— 鐘の音@さあ、今年の夏コミどうしようか? (@kanenooto7248) 2018年2月10日
そこらへんは天晴れ
— もするさU(๑ÒㅅÓ)U (@CLONE_P0806) 2018年2月10日
日本にも黄金のう◯ことか謎オブジェがあるのでw
— 鐘の音@さあ、今年の夏コミどうしようか? (@kanenooto7248) 2018年2月10日
こういう「名状しがたきもの」の偏在こそがネットの健全性のバロメーターだったりする訳で。ちょっとインターネットの未来を信じられる気分になった次第。
しかしながら…
モルゲッソヨのAAが流行ったときは、昔の2chを見ているようで懐かしい気持ちになりましたが、一瞬でネタの賞味期限が切れるのが現代SNSの恐ろしいところです。昔の2chなら数ヶ月はモルゲッソヨで遊べたはず。モルゲッソヨ。
— ブート (@bootdale) 2018年2月18日
過去ログとスレッドという機能がtwitterにないことが関わっている気がします。結果的に話題が長続きするし、モルゲッソヨ専門スレでネタの昇華発展複合が見られたはず…
— '(asataro . masai) (@guicho271828) 2018年2月18日
この問題が改めて…とりあえず「作者のこうした全体像へのコメント」が発表された事で人気を一時的に復活させました。
――日本ではインターネット上で話題になり、二次創作も生まれています。
「ある意味で興味深く思っています。こんなにも反応があるとは予想しませんでした。SNSが発達した今日、多様な反応が出てくるのは当たり前なことです。作家にとって作品の意図を完全に読み取ってもらえれば最高ですが、かと言って作家の意図通りに見てもらうよう強制するわけにはいきません。多様な反応が出るのはむしろいいことで、わいせつな解釈をする人はそんな見方でしか見られない人ですし、その裏にある弱い人間の本性を読み取れる人はそこまで考えられる人だと思います。うわべだけではなく、作品の流れを理解していただきたいとは思います」
――「誤解されている」と感じる部分はありますか?本当に考えてもらいたいことは何なのでしょうか?
「この作品は、自分自身を強く批判する内容です。『分からない(モルゲッソヨ)』という言葉が皮肉なことに、現代人が直面している状況を物語っているという気がしました。自分の欲望が何なのか知らないまま生きているのではないか、という気もします。ある意味で『モルゲッソヨ』は適切な作品名かもしれません。『弾丸マン』は美化された暴力と欲望をあらわにしています。ところが、その内面には弱い人間の本性が存在します。武装しているけれど、実際には一寸先も見ることができない弱い人間なのです」
このインタビュー、作家のキム・ジヒョン氏の「模範解答ぶり」がすごいと思った。というと皮肉に聞こえるかもしれないが、このくらい隙のない回答ができることは、美術家のスキルとして重要なのだと。https://t.co/91UUMjL8AF
— 伊藤 剛 (@GoITO) 2018年2月27日
特に米国の美術界では「作品を的確に解説する能力」が作品の価格に反映されると聞いたことがあります。
— nomad(のまd/歴史の正しい側) (@nomaddaemon) 2018年2月27日
それにたけていたから村上隆が評価されたと。
うまい能書きを、噛み砕いてコレクターにリーチするのって市場経済として必要なんでしょうね。
本来は批評家の仕事でしょうけど。
「うまい能書き」と言えばそうなんですが、「能書き」というとネガティブな印象があるので、それこそうまい言い方がないのかなと思います。
— 伊藤 剛 (@GoITO) 2018年2月27日
僕もつい「視覚の美を言語で代替するのかよ」と皮肉を言いたくなって能書きと使ってしまいました。
— nomad(のまd/歴史の正しい側) (@nomaddaemon) 2018年2月27日
多分、尖鋭化した感受性は誰もが持っているものではなく、市場経済では脆弱なんですよ。
— nomad(のまd/歴史の正しい側) (@nomaddaemon) 2018年2月27日
だから経済的に検証可能な言葉に置き換える能力が必要になる。美術的価値とは、似ていながら異なる能力です。
だから近藤よう子よりも高橋留美子の方がベストセラーになる。
折田先生像なのかリセットさんなのかモルゲッソヨなのかはっきりしてほしい
— 有村悠@2/4砲雷撃戦ち02 (@lp_announce) 2018年2月26日
京大入試恒例の「折田先生像」、今年はリセットさん:朝日新聞デジタル https://t.co/c4W7v9stMH
この問題、案外奥が深い?