諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【君の名は】【ファンタビ】「記憶が失われても残る何か」について

何たる発想の貧困…何たる自己卑下…どうしてここで「さらにレギュレーションを上げ、あえて冴えない田舎臭いオッサンに惹かれる洒落た都会女のラブストーリーを描いたら世界中が祝福するカップルが生まれ、売り上げがそれ以上になってしまった恐るべき実例」が思い当たらないの?

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stay gold

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Queenie and Jacob by PatPaige - Random Allusions

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Percival Graves Trash - Queenie/Jacob || you’re so beautiful [x] Burning...

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 それでは世界中の女子をこんなとんでもない物語に巻き込むのに必要だった要件とは一体何だったのでしょう?

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  • 一切の選択は完全にヒロイン側の個人的自由に委ねられねばならない。まさしく原作久住昌之・作画谷口ジローの漫画「孤独のグルメ(1994年〜)」の名台詞「モノを食べる時は誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメみたいなんです。 独りで…静かで…豊かで…」の通りに。
    孤独のグルメ - Wikipedia

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  • 次いでヒロインがその人物を選ぶ納得のいく理由が掲示されなければならない。このケースにおいては「ヒロインは(自分の意思に関わらず)相手の心が読めてしまうアビリティの持ち主」「これまでアメリカ人の心根の浅薄さを見せつけられてきた彼女にとって「アメリカにおいてパン屋として成功する事しか考えててない」移民の純朴かつ真摯な心境は実に新鮮だった」という流れだけで既に数え役満状態を達成。
    *その一方で彼女は主人公ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)の内面に不穏な影を感じ、彼にはあえて近付かない。こういうエピソードの積み重ねこそが次回作の展開を重厚なものにしていくのである。

 結論。「世間の非情さに打ちのめされ、希望をなくして自暴自棄状態に陥ったオッサンやオバサンに向こうから希望が押し掛けてくる展開なんて、やはり有り得ない」でOK?