諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【80年安保】多様化と多態化の始まった時代の「総括」なんて…

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同じ「80年安保」は踏まえてても、上記とは随分異なる歴史観が存在しますね。

*80年代の江戸関連のエッセイを纏めた本で、89年初版
《時代》とは過去である。《世話》とは現在である。この二分法が時制のもとになっている。勿論この区分に〝未来〟という時間は含まれない。(略)江戸の封建時代とは、ある意味で変革の意志をもつことを許されなかった時間である。固定された時間といってもいいかもしれない。徳川三百年の平和の間、時間は〝平和な現在〟というところに固定されていたのだから、ここには意志によって生まれる〝未来〟などという時間が存在する筈もない。

鶴見済の著書である。様々な自殺の方法が客観的に書かれている。1993年(平成5年)7月7日に、太田出版から発行され、主に10代から20代の支持を受けてブームを巻き起こし、100万部以上を売上げるミリオンセラーとなった。

前書き、後書きに書かれているとおり、「いざとなれば自殺してしまってもいいと思えば、苦しい日常も気楽に生きていける」と提唱した本。「強く生きろ」という、日本の社会風潮に異議を唱えた。日本における“生きづらさ問題”の先駆けともなり、以後、それまでによく見られた自殺者の心の弱さを責める言説は姿を消した。

トレインスポッティング(Trainspotting、1996年) - Wikipedia

鳥籠の鳥は脱け出せないと気づいた時自由になる」式の管理社会下における自由の謳歌かぁ…個人的に思い出すのは岡崎京子の漫画?

岡崎京子 - Wikipedia

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まぁ「多様化と多態化の始まった時代」と考えれば幾つもの歴史観が並列的に存在してても全然おかしくない訳です。