諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【世界に通じてしまったJPOP】【2010年代的パサージュ】日本の1980年代City Popが再評価

f:id:ochimusha01:20190114141336g:plain

それでは、どの辺りが聞かれているかというと… 国際SNS上の関心空間でピックアップされていたのは以下。

f:id:ochimusha01:20190115171815g:plain

大貫妙子Taeko Ohnuki)「4:00 A.M.1978年)」

山下達郎Tatsuro Yamashita)「夜の翼Nightwing、1979年)」

山下達郎Tatsuro Yamashita)「Rainy Walk1980年)」

松下誠september rain1981年)」

間宮貴子(Takako Mamiya)「真夜中のジョーク1982年)」

パイパーPiper)「SUMMER BREEZE1983年)」


角松敏生Toshiki Kadomatsu)「Step Into The Light1984)」

竹内 まりや(Mariya Takeuchi)「Plastic Love1985年)」 


山下達郎マイ・ベイビー・クイーンMy Baby Queen、1986年)」


まさしく「わたせせいぞうの世界」だ…あと何故か、まつもと泉きまぐれオレンジ☆ロード1984年〜1987年、ただし1986年から1987年まで約1年間休載)」や筒井康隆原作今敏監督アニメ映画「パプリカ2006年)」の画像と結びつけて語られていたりする模様。

f:id:ochimusha01:20190115173632j:plain

要するに、そういう形でクリストファー・ノーラン監督映画「インセプションInception、2010年)」風のパサージュを構築している様なのです。

日本人の認識は、こうした「何もかも書き割りっぽく胡散臭い」世界観の背後に「誰が裏でそう見せかけ様としてるのか?」を問う方向に発展してきました。しかしその一方では、そうした観点を一切気にしない「観光客およびそれに立脚し「ヒッピー世代のアメリカ人相手にオープンカーのフェアレディZを輸出する」といったビジネスを展開する商業始業主義の視点」が存在したという次第。

そうとわかれば、この辺りのR&Bやソウル・ミュージックがお得意の韓国音楽が動かない筈がなくて…

そうさ、常に隣の芝は青いのさ…

ユーロビート(EUROBEAT) - Wikipedia

主にシンセサイザー等の電子楽器を多用した、4/4拍子で、BPMが120〜160前後の速いテンポの楽曲である。

元はヨーロッパで1970年代より流行していた「ユーロ・ディスコ」、またイギリスで1980年代前半に登場し、その後ヨーロッパ全土で流行した「Hi-NRGハイ・エナジー)」、そして同時期にイタリアで生産されヨーロッパ大陸を中心として流行した「イタロ・ディスコ」に端を発しており、1980年代中頃よりヨーロッパ全土で流行した。中でもイギリスの有名プロデューサーチームであるストック・エイトキン・ウォーターマンがプロデュースしたアーティストたちがヨーロッパに留まらない世界的なヒットを飛ばしたが、流行は数年で終息した。

一方1980年代後半、ユーロビートハイエナジーイタロ・ディスコなどといった当時のヨーロッパのダンス音楽がまとめて「ユーロビート」の名称で日本に持ち込まれ、日本のみで独自の発展を遂げた。1990年代以降も日本のレコード会社・エイベックスなどから発注を受けたイタリアのプロデューサーによってユーロビートが制作され、日本のパラパラなどのダンスカルチャーにおいて消費される状況が続いており、さらには日本のアニメやゲームなどにユーロビートが採用され、それらの作品が海外に輸出されることで、ユーロビートは日本文化の一部としての「スーパーユーロビート」として世界に再発信されている。

この「売り手の売りたいもの」と「買い手の買いたいもの」のギャップこそ商業至上主義的パサージュ論の醍醐味?