新海誠監督最新映画「天気の子」、過去に到達した結論から大幅にずれた着地点に辿り着いたので「基本の基本」原点設定からやり直しです。
人身御供関連でTVアニメ「凪のあすから(2013年〜2014年)」との主題的関連性を指摘する人が多い様です。公界の民と無縁の衆の相互依存関係について触れた網野史観と結びついてくる流れですね。
天気の子で好きなのは子供の世界で完結してる点かな。帆高・陽菜・凪の3人で生きる道を選んで、世界を変えた神との対決はしない。それでいいと思うんだよね。神を討つのは大人の責任であって子供に押し付けちゃいけない。君の名は。も最後は宮水父が住民避難させたしな。
— あへウン (@midnight_nhk) July 24, 2019
このあたり、現段階で迂闊に踏み込むと泥沼化するので、とりあえず次元だけ切って(切り捨てて)先に進む事にします。まぁそもそも、新海誠監督が物語中に「月刊ムー」概念の導入によって達成してるのがそういう事なのです。