電卓が大衆化し、そろばんに代替する中で、そろばんに慣れていた人は足し算はそろばんで、かけ算を電卓で計算したりした。また、電卓が正しい計算をしているか自信がないため、そろばんで確かめたりもした。ソロカルは、 こうしたそろばんから電卓への変わり目に生まれた電卓である。シャープは4種類ほどのソロカルを発売したが、その違いは電源である。1978年に発売された最初のソロカルでは電源に単4電池2本使っていたのが1984年に発売されたEL-429では太陽電池を使用している。
まさに時代の落とし子?
当時の開発者に敬意を表して補足しておくけど、ソロカルは電卓の黎明期に「電卓の計算結果が信用できない」という市井の声を聞いて、後から検算用のそろばんをくっつけて商品化したものです。真摯に社会とイノベーションに向き合う姿勢はあったと思う。 pic.twitter.com/F7yruj3p59
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) September 13, 2019
サラリーマン時代、お付き合いのあった取引先で「エクセルの計算結果を電卓で検算するおじさん」を実際に目撃した身としては、この商品の開発者の気持ちが分かる気がする。
— 安達裕章 (@adachi_hiro) September 13, 2019
手練れは足し算引き算は電卓よりそろばんのほうが速かったそうで、掛け算割り算は電卓でっていう使い分けもあったのでは
— 憑かれた大学隠棲:再稼働リプレイスに一俵 (@lm700j) September 13, 2019
当時の気分を21世紀に入ってなお継続してる人達がまだまだ沢山いますね。