諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】まさしく「将門記」の世界…

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日本でも欧州でも中世まで歴史の主体であり続けた所謂封建主義体制、すなわち「領主が領土や領民を全人格的に代表する農本主義的権威体制」においては、敵対勢力を弱めるべく相手領土に攻め込んだら可能な限り領土を現地インフラを破壊し、領民を虐殺するのが常でした。まさしく「将門記」の世界…

近世以降登場した「十分な火力と機動力を有した常備軍を中央集権的官僚制が徴税によって養う主権国家体制羅civitas sui iuris)」は、これよりは比較的マシな選択肢として広まっていったのです。というより主権国家の強力な常備軍に対抗するには、対抗する側も同様の軍勢を用意する必要があったという話…