ネトウヨこそ親北派。そんな確固たる基本的歴史的事実も認められない因循姑息な連中なんて、まとめて日本民族や黒人や東南アジア人やユダヤ人同様、先天性ナチス民族だから、真の人道主義と平等主義を復活させるべく、一斉検挙した上にまとめて「シャワー室」送りにして族滅すべき?
【納得】なぜ安倍政権は戦争する国にしたいのかを理解「軍需産業上位10社に天下り64人」「自民党の政権復帰後、軍需産業9社の献金倍増 」 | 健康になるためのブログ https://t.co/5mqDy0ubzZ via
— ネトウヨは北朝鮮工作員だよ (@Beef_beer_best) 2017年10月30日
なんでこれに誰も気付かない?もはや奇行扱いされだした慰安婦像建設団 https://t.co/HVjhz0Df1y @Asian_Reportersより
— ネトウヨは北朝鮮工作員だよ (@Beef_beer_best) 2017年10月29日
亡命兵士の腸を寄生虫だらけにした北朝鮮「堆肥戦闘」という名の地獄(高英起) - Y!ニュース https://t.co/4lPBMQlVMsこの世の地獄だな
— ネトウヨは北朝鮮工作員だよ (@Beef_beer_best) 2017年11月18日
状況がいよいよフランス革命最終曲面に差し掛かった側面も?
北朝鮮、実際行ってみて感じたけど、あれ共産主義の国じゃなくてまるっきり大日本帝国の発展系(成れの果て?)なんだよな……ウヨクの皆さんは実際行ってみると多分気にいると思いますよ
— 🕉️西方红 (@xifanghong) 2020年1月31日
それ(大日本帝国に酷似)だったら何で70年代、80年代の『革新』勢力と進歩的・岩波文化人は拒否反応起こさなかったんだろね、と(笑)。破産がわかったら縁を切ろうとする親戚みたい(笑)
— bookroad (@bookroad1) 2020年2月1日
北朝鮮の幼稚園の感じとか、農村で無邪気に遊ぶ子供の感じとか、貧しくて自由はないんだろうけれど、あ、これこの世界の片隅にで見たやつや…!ってなるんですよね。北朝鮮は訳のわからない危険な国ではなく、偉い人が取り戻そうとしてる日本が現代まで続いた世界線なんですよきっと
— 🕉️西方红 (@xifanghong) 2020年1月31日
ソースが「この世界の片隅に」は草
— kedd (@kamonegi1918) 2020年2月1日
きみは「この世界の片隅に」でしか戦時下の国の様子を知らんみたいやけどみんなあんな感じなんやでw
— kedd (@kamonegi1918) 2020年2月1日
あと、リプ欄もくっさい陰謀論ばっかで草、北朝鮮の建国の歴史とかggってみたらどうですかね?簡単なんでw
まあ、実際のところは、ソ連が適当に担ぎ上げた、ロシア訛りの朝鮮語を話す金成柱に「伝説の将軍・金日成」を名乗らせて、ソ連のお膳立てで作った国でしたからねぇ…
— わしお (@washicomp) 2020年2月1日
ただ思った以上に、その後の金日成、金正日が「日本的なるもの」に執着したのが、ソ連としては予想外だったのでしょうけど。
その日本的なるもの、って結局、儒教的国家観によるもので、良くも悪くも東アジア全域で共通するものを抽象化しただけなのですけれどもね。ツイ主が日本悪玉史観に溺れているから、日本の真似をやってるように見えるだけで、中身は歴代朝鮮王朝そのものでしかない。
— 滝口 (@Yamato694) 2020年2月1日
そうなんすよねw、実際北朝鮮の建国に関わったのはソ連で、日本は全然関係ないのに、金日成は陸軍中野学校の生徒だ!みたいな陰謀論にも満たないデマ信じてるのは滑稽すわw
— kedd (@kamonegi1918) 2020年2月1日
あと北朝鮮でのことは戦時下の国あるあるというか…まぁこのツイートは右翼を煽るためだけのものなんでしょうけどw
自民党が目指す先も北朝鮮ですよね。
— RYUK_Hilander2 (@RHilander2) 2020年2月1日
彼らの妄想では日本が米国に次ぐ2番目の経済大国のまま北朝鮮になれて、彼らにとっての地上の楽園が実現するはずなんです。
私はレトロなディズニーランドと感じました。また行きたい。
— francois (@francoi10101126) 2020年2月1日
平壌は。田舎は30年前の中国かな。
— francois (@francoi10101126) 2020年2月1日
平壌ディズニーランド感わかりますwただ、思ったより生活臭したな、という印象です。もっとショールーム的かと思いました
— 🕉️西方红 (@xifanghong) 2020年2月1日
FF外から失礼します。
— わしお (@washicomp) 2020年2月1日
「北朝鮮の初代副首相を務めた金策(キム・チェク)氏は、畑中理という陸軍中野学校出身の日本人だった。彼が大日本帝国の後継かつ大東亜共栄圏の橋頭堡として作った国が北朝鮮。ちなみに金正日の本当の父親も畑中理」という都市伝説が日本のネトウヨの間にありましてね…#北朝鮮
畑中氏が日本人だったかどうかは定かではないですが、朝鮮人だったとしても世代的に大日本帝国の影響は受けてるはずで、そのシステムを踏襲してるというのは大いにありえますよね…
— 🕉️西方红 (@xifanghong) 2020年2月1日
おっしゃる通り、世代的には日本の影響が極めて強いでしょうから、ある程度安定した国家の基盤を作っていた大日本帝国のやり方をモデルにした可能性はありますね。
— わしお (@washicomp) 2020年2月1日
天皇制+キリスト教的な伝説エピソードで演出されたのが金王朝、とよく言われますし…
まあわりと日本の革新官僚や青年将校が描いた路線を下敷きにしたし、建国期は正しくその人たちがいた(勿論朝鮮人)からね
— 甘小枝 (@sugartree15) 2020年2月1日
むしろ昭和期の軍国主義自体が当時としては革新的なソビエトやイタリアファッショの影響を強く受けてたのもあるが
じ、実は日本の傀儡国だった.....?
— さっつき (@peeyyyyyyyyy) 2020年2月1日
昭和15年に実施された、紀元2600年祭の動画や写真を見ると、実感します。
— ねこまる (@nekomaru19571) 2020年2月1日
— imamura dai (@kenken345678) 2020年2月1日
そんなアホなwだいたい監視がついている中で、北朝鮮のリアルを知る事ができるのでしょうか?
— Hama, Eiichi (@Zugan) 2020年2月1日
そんなに良いものかなあ。かなりおまけして、やっと「劣化コピー」ってところじゃないですかね。
— 雑魚 (@kh11h) 2020年2月1日
あなたの脳内大日本帝国って統制取れてるんですねw。実際の日本は戦争中の衆議院選挙でさえ、政府翼賛会以外の無所属議員が2割も当選していて、その反政府議員が右翼の大物たちなんですよねぇ。あなたの知ってる大日本帝国、どこの世界線でしょうかw。
— 滝口 (@Yamato694) 2020年2月1日
ちなみに冒頭で掲げた「日本民族や黒人や東南アジア人やユダヤ人は先天性ナチス民族」は、ネット上で見掛けた以下の激烈な主張よりの援用。
今こそ本気でナチズムの本質に目を向けよう。
ヒトラー総統は外国人で、ヘルマン・ゲーリング国家元帥は幼少期をドイツ植民地南西アフリカやハイチで過ごしたドイツ帝国外交官の息子。ルドルフ・ヘス指導者代理は中東エジプトのアレキサンドリア在住、リヒャルト・ヴァルター・ダレ糧農業大臣は南米アルゼンチン・ブエノスアイレス在住のドイツ系貿易商の息子、ヘルベルト・バッケ食糧大臣はロシア領グルジア、アルフレート・ローゼンベルク対外政策全国指導者はロシア領エストニアで活躍したドイツ系実業家の息子、ヨアヒム・フォン・リッベントロップはカナダのドイツワイン貿易商だった。
宣伝全国指導者ヨーゼフ・ゲッベルスは歩くのに杖が必要だった身障者、突撃隊幕僚長エルンスト・レームは同性愛者だった。
そう、こうした「内面から届く良心の声」とは無縁の精神的障害者に通常の国民と同じく生命と財産のと表現の自由を許した結果がナチスの差別主義の台頭だったのである。もちろん人道主義と人類平等の精神に敬意を表し、彼らのそれも表面上は守られるべきだが、その一方で実際には同時に誤爆を恐れず彼らへの同情者の親族に対してと同様、裏側であらゆる(定期的な見せしめとしての私刑を含む)圧迫がなされ続けるべきであり、決して本当に表舞台において彼らが「普通の人間」として振舞う機会など与えられてはならない。これは日本民族や黒人や東南アジア人やユダヤ人の様な先天性ナチス民族に対する人類の基本的戦略と同じであり、それを疑う事は自らの精神障害を認めるのと同様である。かかる不断の努力を通じて人類はやっと「誰もが笑って暮らしている平等で人道的な社会段階」へと到達するのである。
全体を一気に通読するとあまりの狂気の沙汰にクラクラしますが、偏微分を掛けて個々の要素に分解してみると想像以上にそれぞれが相応の歴史を有する「正義=内面から届く良心の声」に立脚している事実を突きつけられ、さらに胸が詰まるのです。
要するにこの主張に表面上漂う狂気のとりあえずの正体は(これまでの投稿で繰り返し述べてきた様に)「認識対象範囲外を跋扈する絶対他者」を自分がネガティブな感情を抱く多様で多態的な要素全てを単一対象に集中投影していく段階で「鳩胸で傴僂の怪物」といった矛盾だらけの存在が創造される悪魔合体問題と「究極の自由は専制の徹底のよってのみ達成される」自由主義のジレンマの併せ技なのです。まずはこうした認識から出発しない限り、この種の狂気の主張から有用な情報を抽出する事など到底出来ません。
①「ヒトラー総統は外国人…ヨアヒム・フォン・リッベントロップはカナダのドイツワイン貿易商だった」…これ実は実際にナチズムが備えていた重要な一側面の一つ。要するに「オーストラリア=ハンガリー二重帝国の民族同和戦略や、第一次世界大戦敗戦後の迫害によって「人種的民族的滅亡の恐怖」をより切実に味わった在外ドイツ人のルサンチマンに満ちた激烈な主張が、ワイマール政権の無策に苛立ちつつ適切な打開策を見出せずに居た本国ドイツ人の情緒を射止めた」とされる部分。元来はある意味、南アフリカの冒険商人と国内問題で無策だった本国政治家の癒着がボーア戦争において果たした役割を暴いたホブスン「帝国主義論(Imperialism: A Study, 1902年)」の延長上において語られるべき内容だが、ドイツ帝国(Deutsches Kaiserreich, 1871年〜1918年)建国の主要な原動力の一つでもあった「ドイツ民族の人種的民族的滅亡への恐怖」は、さらに「遅れてきた民族」として多数の出稼ぎ労働者や政治的亡命者を出してきた悲劇の時代にまで遡るのである。
ここで全体を読み解く鍵となるのが「日本民族や黒人や東南アジア人やユダヤ人といった先天性ナチス民族」にその存続を脅かされる主体もまた、ある種の人種ないしは民族の様なものとイメージされている辺り。ちなみに、かかる人種/民族間闘争史観が栄えたのは次第に「国家維持に十分なだけの火力と機動力を有した常備軍を中央集権的官僚体制が国民からの徴税で養う」主権国家体制 (羅civitas sui iuris)間の不完全極まる国際協調体制(International cooperation system)が歴史の主体に躍り出るに至る欧州近世(Europian early modern period, ~18世紀)と、第一次世界大戦(World War I, 1914年〜1918年)前後にその国際的波及の妨げとなってきた中華王朝、オスマン帝国、帝政ロシア、ハプスブルグ帝国(オーストリア=ハンガリー二重帝国)が相次いで瓦解して国家間の競争が全てと目される総力戦体制時代(1910年代後半〜1970年代)の狭間ともいうべき19世紀欧州だった。
次第に「最終戦争論」へと煮詰まっていく民族論/人種論の源流を遡ると(実に国民の1/10が内ゲバによって殺され、資本主義構築に不可欠な社会インフラが徹底的に破壊され、フランスへの産業革命導入を半世紀遅らせ、結果として大英帝国単独派遣時代を準備したクメール・ルージュの「反近代革命」のマスターピースとしての)フランス革命の遺産としての社会的不安定状態に喚起された、当時なりの「フランス人の苦悩」が急浮上してくる。そしてそれ自体はスペインの哲学者オルテガ(Ortega Y Gasset, 1883年~1955年)が「大衆の反逆(La Rebelion de las Masas, 1930年)」の中で語った様なインテリ=ブルジョワ=政治的エリート階層独特の衆愚的政治判断への不信感へと到達する展開を迎えるのである。
例えばサン=シモン主義の「(ノルマン貴族系不労所得階層に対する)ケルト人復興論」…
例えばゴビノー伯爵の「人種エントロピー論」…
カール・マンハイム(Karl Mannheim, 1893年〜1947年)も「保守主義的思考(Das konservative Denken, 1927年)」の中で(伝統からの一切の逸脱を許さない伝統主義が、大数の法則に立脚して数字的成果の達成を最優先課題とする進歩主義/古典的自由主義の登場に刺激されて物事を総括的に把握しようとする保守主義へと発展した)ドイツ人のゲルマン民族回帰主義の大源流がフランスの政治家/文学者シャトーブリアン(François-René de Chateaubriand, 1768年〜1848年)の掲げた「ケルト民族回帰主義」である事実を認めている。
カール・マンハイム(Karl Mannheim、1893年〜1947年)「保守主義的思考(Das konservative Denken、1927年)」
保守主義という語にはじめて特殊な刻印を与えたのはシャトーブリアンであって、彼が政治的・教会的王政復古の理念を奉ずるその機関紙を1819年に〈Le Conservateur〉と名づけたときにはじまるのである。ドイツにおいてこの言葉は1830年代にはじめて土着した。イギリスにおいては1835年にはじめて受け入れられた。
そのフランス人が(当時の感覚ではドイツ民族を先に滅ぼそうとして失敗した天罰として与えられたとも言える)ナチス占領時代(1940年〜1944年)に編み出した独特の論法が以下の様なものだった。「(ドイツ帝国独立に辛酸を舐めさせられてきたオーストラリア出身のアドルフ・ヒトラーを総統に選んだ)現在ドイツの血迷った状況は、フランス革命後の迷走期に血迷って(フランス絶対王政から辛酸を舐めさせられてきたコルシカの下級貴族出身たる)ナポレオン・ボナパルトやルイ・ナポレオンの皇帝即位を熱狂的に歓迎したフランス国民のそれに匹敵する。やがて当然の報いを受けるだろう」。ある意味的中(Hit)した予測ではあったが、ナチス・ドイツ滅亡によって自尊心を回復したフランスのインテリ=ブルジョワ=政治的エリート階層は、その傲岸さ故に(暴力を無制限に用いてまでの)ナチス占領時代の影響の駆逐を主張しつつ、自らの手を汚すのを嫌って実際の遂行過程への関与を否定した結果(実際に第二次世界大戦中、フランス独立運動を戦い抜いてきた)植民地系軍人に政治的主導権=暴力の独占権をフリーハンドで譲渡する結果を産んでしまったのだった。せっかくの零落期の反省が全然生かされなかったとも?
「全てが過ぎ去った後の身勝手な反省」に気をつけよ。光と音は空間を伝わる速さが違うから雷光と雷鳴の時間差が生まれる。それについて「雷光こそ雷鳴の原因であり、雷光の出現さえ防げれば雷鳴の出現は予防可能である」なる疑似科学を押し付けようとする人間が現れるからである。
現実には「最初からあらゆる暴力を独占的に行使して思想統制まで敷く独裁者」など存在しない。そうした人物は常に「社会や政治や経済が本格的に破綻して誰にも処方箋が提出出来なくなった状況」において、既に何ら問題解決手段を提示しなくなった既存体制側への(その時点では暴力を独占する側たる)彼らをも巧みに騙したアンチテーゼとして台頭してくる。そう、まさしくシェークスピア史劇「リチャード三世の悲劇(The Tragedy of King Richard the Third, 初演1591年)」に登場するグロスター公リチャードの様に。彼の怪物性は最初からその外観に現れていた筈なのに、既存体制側は誰一人としてそれを気にせず、自業自得的に個別撃破されていったのであった。歴史上、何度も繰り返され続けてきたインテリ=ブルジョワ=政治的エリート階層独特の悲劇…
②「宣伝全国指導者ヨーゼフ・ゲッベルスは歩くのに杖が必要だった身障者、突撃隊幕僚長エルンスト・レームは同性愛者だった」…まさしく自らが敵視する「認識対象範囲外を跋扈する絶対他者」に自分がネガティブな感情を抱く多様で多態的な要素全てを集中投影していく段階で「鳩胸で傴僂の怪物」といった矛盾だらけの存在が創造される悪魔合体過程そのもの。ただし、この辺りの抽象的議論に日本人は必ずしもついていけるとは限らない? そう、そもそも「内面から届く良心の声とは無縁の精神的障害者」なる概念上の出発点こそが最大の難関とも。
上掲の文章において、あえて「彼の怪物性は最初からその外観に現れていた筈なのに、既存体制側は誰一人としてそれを気にせず、自業自得的に個別撃破されていった」なる一文を挿入した様に、私自身は必ずしも「自集団の被害に一際鋭敏になっていく分だけ、自集団の加害には一際鈍感になっていく」マイノリティ優越主義を必ずしも全面的に擁護する立場にはない。
しかし同時に「必ず抜け道は存在する筈」と信じる立場でもあったりする。
「インテリ=ブルジョワ=政治的エリート階層の堕落」についても必ずしも全面的に絶望している訳ではなく、抜け道があるなら大歓迎という立場でもあったりする。
なるほど、この辺りが映画「ジョーカー(Joker)」や、韓国の「江南左派」ボン・ジュノ監督への個人的敵意に繋がっていくのか…完全に理解した?
③「これは日本民族や黒人や東南アジア人やユダヤ人の様な先天性ナチス民族に対する人類の基本的戦略と同じであり、それを疑う事は自らの精神障害を認めるのと同様である」…まさにこうした表現の分析において、機械的偏微分解析は実に役に立つ。
- 実はかかる言説、2010年代における国際SNS上の関心空間に屯(たむろ)していた匿名Korian系アカウント勢(概ね本国のポリコレ勢から本国SNSより駆逐され尽くしたディアスポラ系か「中身はアメリカ人」の韓国系アメリカ人)が本国SNSにおける「本国の従北派のディベート空間」から拾ってきたと称していたもので、これをもって「韓民族の人種的偏見」と決め付けるには厳密なエビデンス性に欠ける(実際「伝言ゲーム」の過程で相応の誇張が施されてきた可能性が否めないし、そもそも「まだ本国にはこうした後進的連中がいる」と告発したのも韓国系なのをどう考えるかという話)。その一方で、かかる「東南アジア人蔑視の延長線上において黒人やイスラム教徒(さらには身障者や同性愛者)をある種のヒトモドキとして偏見の極みをもって切り捨てる」態度そのものは、アジア内陸部に未だ深く根差す儒教的伝統主義に準拠しており、政治的判断からこちら側に日本民族が加えられる事自体は十分に想像の範疇だったりする。また、こうした考え方を無条件で受容する保守的な層にとっては「ナチズム=国民党=台湾=中国分離主義」であり、そこからイメージされるのが朝鮮半島ばかりか中国内陸部に巣食う守旧的なインテリ=ブルジョワ=政治的エリート階層である点も言添えておこう。
- それはそれとして、何とも奇妙なのが(本来はナチスのホロコーストの被害者だった筈の)ユダヤ人まで先天性ナチス民族のリストに名前を連ねている辺り。これは(上掲の匿名Korian系アカウント勢の分析によれば)イスラエルによるイラク原子炉爆撃事件(1981年6月7日)が北朝鮮にもたらした恐怖に由来するもので、迂闊に冷静に「ナチスドイツがユダヤ人に対して遂行したホロコーストを南京虐殺や大日本帝国による朝鮮半島支配に匹敵する人類最大の犯罪と指摘しながら、同時にユダヤ民族を(日本民族や黒人や東南アジア人と同様に)人類が人道主義と人種的平等を回復する為に一刻も早く滅ぼし尽くすべき劣等人種呼ばわりし続けるのは、幾ら何でも無理があり過ぎはしないか?」と指摘すると「ほら、馬鹿は本当に馬鹿ばっかりだ!! 貴様も見事に自分が良心の声と無縁な精神障害者である現実をたった今露呈した。世界中からナチスの差別主義者呼ばわりされ、あらゆる財産を奪い尽くされ、妻も娘も輪姦の末に絞殺され、当人も想像を絶する拷問の末に命まで奪われる。それを喜んで遂行しようとしない似非人道主義者も全て同じ目に逢う覚悟をせよ!!」的なヒステリックな反応を返さたという。
- そう、ある意味「究極の自由は専制の徹底のよってのみ達成される」自由主義のジレンマの最終到達地点は、史記における「指鹿為馬(しかをさしてうまとなす)」故事の現代版なのであり、そもそも絶対主義的権力の無謬性のみが説かれるばかりとなって、イデオロギー正統性の検証過程自体が「不敬」として忌避される様になってしまうのである。
そういえばヒトラー総統もまた、当初はキングメーカーとなった諸勢力から「好き放題扱える傀儡」として選出されながら「バッドエンドに向かう方のシンデレラ城効果」によって独善的裁定者としての体裁を整えていったとも。
④「かかる不断の努力を通じて人類はやっと誰もが笑って暮らしている平等で人道的な社会段階へと到達するのである」…こちらの価値観はさらに中世的自助世界、すなわち一族郎党的結束の規模の大きさだけが集団として生き延びる鍵であり、伝統に従って「姥捨」や「障害者の間引き」や「同性愛者の火炙り」が当然の様に行われてきた時代まで遡る。
冲方丁は「微睡みのセフィロト(2006年)」の中でこう語っている。「中世とは誰もが笑いながら歌って踊りながら楽しく暮らす世界だった。何故なら「もしかしたら心から一体となって楽しんでない?」と周囲から疑われた次の瞬間には「異端者」の烙印を押され一族郎党ことごとく私刑で惨殺されたり、密告で魔女狩りや異端審問に検挙されて火炙りにされてしまう緊張感が常に表裏一体で漂っていたからである」。さらには同時に「Game of Thronesシリーズ」において克明に描かれた様に「領民と領土を全人格的に代表する領主や教区長や都市参事会メンバー」にとっては「誰もが隣人を公敵認定して抹殺する機会をお互いに虎視眈眈と狙い合う陰険な陰謀社会」でもあった。
どうやら「国家間闘争が全てとなった総力戦体制時代」への反動として生じた「反近代イデオロギー」が、そこに至った歴史的経緯を無視して時代を遡り(主権国家間の不完全な国際協調に既にその萌芽が見受けられる)近世(絶対王政期)や(その到来を危惧する「領主が領民と領土を全人格的に代表する農本主義的権威体制」や教会領や職人ギルドや都市連合や伝統的地域共同体が排他的に割拠した)中世の「ええとこどり」を目指したのが全ての元凶とも?
>>前RT
— 喜多野土竜 ⋈ 通潤橋物語発売中 (@mogura2001) 2019年6月4日
阿片戦争が1840〜42年で、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズが1887年から。
で、有名な話だがホームズはコカインやモルヒネを常用。
連載途中でその害に言及するようになるので、けっこう長く問題視されてなかったのがわかる。
ちなみに、金田一耕助も留学時代に麻薬に手を出す。
横溝正史は金田一耕助をヒッピーのイメージで創作しており、大友克洋『AKIRA』の反体制とドラッグの文化は、ヨーロッパの知的階級の昔から、連綿と続く。
— 喜多野土竜 ⋈ 通潤橋物語発売中 (@mogura2001) 2019年6月4日
古代文明では神官などがドラッグを独占し、神との対話に使っていたので、ドラッグは上流階級のモノ。『モンテ・クリスト伯』もハシシを嗜む。
承前)『AKIRA』執筆の前段階での構想はともかく、けっきょく体制が崩壊した後に「ためにする反体制」では再生はできず。ヤンマが掲載版の最終回で、物資だけ置いてアメリカ帰れと言い放ったラストは、単行本では改変されていた。本気で何かを作るための反体制ではなかったが故に。
— 喜多野土竜 ⋈ 通潤橋物語発売中 (@mogura2001) 2013年12月27日
@mogura2001 こんにちは。用が済んだウルトラマンはさっさと帰れということですか。もしくは「過労死するまで我々のために戦え」というウルトラセブンなのか。アメリカって、反抗したり、庇護をしてくれたり、実に都合の良い存在なんですね……。「許してくれる」前提の反抗ってカッコ悪い
— ちょこらーたはジムキャノンがお好き (@tyokorata) 2013年12月27日
@tyokorata 佐藤健志に言わせると、ある種の甘えの構造なんだと。そりゃあ、現実には日本国民をラッチしてしまう隣国があるのに、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」なんて、理想論でしかないというのは明白かと。理想は大事ですが、それを実現するには具体的手段がないと。
— 喜多野土竜 ⋈ 通潤橋物語発売中 (@mogura2001) 2013年12月27日
@mogura2001 私も佐藤健志の「ゴジラと~」は読みました。宝島社のウルトラマンを扱った本(ウルトラマン研究序説を焼き捨てろ! というキャッチコピーでした)もそうでしたが、ウルトラマンと科特隊の構造自体が甘えそのもので、沈黙の艦隊はあれだけ頑張ってアメリカに甘えるという……
— ちょこらーたはジムキャノンがお好き (@tyokorata) 2013年12月27日
@tyokorata けっきょく、右も左も村社会日本のなかでの、プロレスなんですよね。重要なのは、そういう甘えの部分を無自覚なまま言論を重ねてしまうことなんですよね。あの本は、あまりに図星すぎて、ある種の人間は意図的に無視していますね。でも、あそこを乗り越えないとマズイような。
— 喜多野土竜 ⋈ 通潤橋物語発売中 (@mogura2001) 2013年12月27日
@mogura2001 今晩、ナウシカが放映されますが、沈黙の艦隊同様、共に日本の若者が命を散らしたら、今まで怒っていた相手が認めてくれたり許してくれるという構造になってますしね……。あしたのジョーですら、「その心胆寒からしめん」でメンドーサをビビらせてますし……。
— ちょこらーたはジムキャノンがお好き (@tyokorata) 2013年12月27日
@tyokorata けっきょく日本人は、忠臣蔵的な物に思考の枠組みがあるのでしょう。至誠天に通ずと滅びの美学。鉄腕アトム・男組・風の谷のナウシカと、それぞれの作者が日本では左寄りとされるのに、ことごとく最後は特攻をする点が、日本的思考の限界でもあると思います。
— 喜多野土竜 ⋈ 通潤橋物語発売中 (@mogura2001) 2013年12月27日
ある意味21世紀に入ってから「(主権国家の枠組みが樹立していなかったが故に)多様で多態的な諸勢力の均衡状態こそが現実だった」中世や 「そうした対立が(関係者全員が損をするだけの)破滅的段階に到達しない様に絶対王政が裁定した」近世の枠組みの復興が叫ばれる様になった背景も理解出来るのですが、迂闊に「無分別なええとこどり」を目指すとナチスの再来になってしまうのもまた事実…
いやむしろ「認識対象範囲外を跋扈する絶対他者」に多様で多態的な不快でネガティブな要素全てが集中投影された結果生まれた「鳩胸で傴僂の怪物」としては、ジャコバン恐怖政治時代に(例え誤爆でも)そう決め付けられる事が即時事実上の「私刑による族滅」の引き金を引いた「オーストリアのスパイ」なるレッテルこそが概念上の起源として相応しいとも。
ところでこれって(ロシア革命同様)「近世の事象」として捉えるべきなのか「中世の事象」として捉えるべきなのかフランス歴史家の間でも意見が分かれている様なのです。要するに大英帝国や大日本帝国の様に「スムーズに中世から近世を経て近代に至る」プロセスを粛々と歩めなかった結果なのですから「中世の残滓」的側面なら確実に残っていた筈という地獄絵図…
そういえば網野史観でも「中世日本に残留した古代の伊吹」に触れてた様な。
まぁこの辺りが「(反近代主義としての)中世と近世の混同」の起源とも?