諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】今こそ与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」に示された「商家の矜恃」概念へと回帰すべき時?

このはてなブログの3月の月間PV数が、久し振りに10,000を下回りました。Twitterにもアカウントを保有しているので容易に察せられるのですが、最近みんな本当にコロナ・ウィルス関連の話題にしか食いつかなくなってしまったんですね。あまり詳しく知りたくなかったのですが「戦時下のクリエーターが、自らの創作内容を何とか現在進行中の戦争に必死に関連付け様としてきた心境」とは、実際こういうものだったのでしょう…

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そういえば若い頃、ギリシア悲劇古希τραγῳδία, 英tragoidia=トラゴーディア)を代表するエウリピデス古希Εὐριπίδης, 英Euripídēs, 紀元前480年頃〜紀元前406年頃)やソポクレス古希Σοφοκλῆς, 英Sophoklēs, 紀元前497/6年頃〜406/5年頃の冬)の劇作発表期間がペロポネソス戦争古希Πελοποννησιακός Πόλεμος, 英Peloponnesian War、紀元前431年〜紀元前404年)における「最後は事実上の無条件降伏に至る」絶望しかないアテナイ包囲戦期と重なる事に気付いて「アテナイ包囲戦を主導してきたコリントスの主神アプロディテ=アフロディテ=アフロディーテ=アフロダイティ古希ΑΦΡΟΔΙΤΗ=Ἀφροδίτη=Aphrodītē, アイオリス方言ΑΦΡΟΔΙΤΑ, Ἀφροδιτα, Aphrodita=アプロディタ, 英Aphrodite)、テーバイの伝説王オイディプス(古希Oἰδίπoυς τύραννoς, 羅Oedipus Tyrannus)、スパルタの崇める伝説英雄ヘラクレス古希Ἡpακλῆς, , 羅Hercules, 英Heraclesなどへの当て付け」や「デマゴーグ独Demagog, 英国demagogue=rabble-rouser, 古代ギリシア時代のアテナイにおける煽動的民衆指導者=大衆扇動者体制への本格的失望からの王政復古への憧憬心の高まりテセウス王への評価の爆上)」や「(当時、恋人や夫や息子の戦死にヒステリックな怒りを連発させていたと推測される女性層への懐柔ただし割と「戦争だから仕方がない」なる諦観が基調な辺りに時代的制約を感じざるを得ない。そして与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」の様に女性自身が「女というものはみな戦争がきらいなのです。」「何を履き違えてる? 国民が試練を生き延びた後に笑い合いながら全てを思い出に置き換えられてこその国家存続だろうが!!」と叫び声を上げられる様になるまでの時代的距離を実感…)」を抽出して喜んでました。今こそ、こうした論法を(後世にもちゃんと残る)学術レベルでも(あえて酷い言い方をしますが)現在に通用する大衆扇動レベルでも通用する強さで駆使出来ずして、誰がブルジョワ=インテリ=政治的エリート階層の代表といえましょう?

 そう指摘する私の関心範囲もまぁ、こういう話題にシフトしてる事は否めない次第…

まぁ「批評家だの論客だのと言った輩が無責任なのは、ギリシャローマの時代から変わらぬ伝統」からの逆算で成立した投稿なんですが、さらに「お肉券」問題と与謝野晶子が示した「 商家の矜恃」概念が重なったのが、思わぬボーナスとも?