諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】佐久間信盛折檻状を科学する?

f:id:ochimusha01:20200425132330p:plain

とっさに思い出したのが、ルネサンス時代のイタリア独裁者が着手し近世絶対王政時代に完成したとされる「究極の自由主義専制の徹底によってのみ達成される」なるジレンマ。戦前最大級のマルクス思想理論家の一人だった戸坂潤も1930年代にして既に「現時点では(帝政の遺風を継承する)資本主義と(新し過ぎて何もかもが試行錯誤の最中の)共産主義の対決が最終的にどちらの勝利に終わるかなど予測もつかないが、いずれにせよそれより先に自由主義が死ぬ。行き着く果てが独裁者への陶酔しかないから」と述べています。正直若い頃はあまり戸坂潤が好きじゃなかったのですが、最近は自分の中で「(「戦前最大級の無政府主義者の一人」だった大杉栄と並ぶ)しっかり当時の現実と自分なりに向かい合ってギリギリまで戦い抜いた精神的超人の一人」と考える流れが出来つつありますね。

全ては人間…人間の為す事ですからねぇ…