諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

2016-05-02から1日間の記事一覧

お金が回ると経済も回る。

最近Tumblr上で見かけた回覧投稿より。

「北伊、中伊とは何であったのか?」

www.amazon.co.jp 私の投稿、概ねイタリア史関連については塩野七生「ルネサンスとは何であったのか(2001年)」と論拠が重なるのだけれど、この本のAmazonコメント欄に酷評が多くて笑った。「オランダやヴェネツァの繁栄についても、もっとしっかり書くべき…

「最終戦争不可避」史観の残滓

カール・シュミットの敵友理論は以下の様な応用も効くのか… カールシュミットは、マキャベリの系譜を引いています。 マキャベリと言っても、彼が主張したのは、目的のためなら手段を選ばず何でもやっていい、ということが一番意義深いことではなくて、政治を…

「蛮族が闊歩する欧州」と伝教師達による秩序回復の試み

古代ギリシャローマ文明と欧州文明は思うほど連続してなかったりします。 代わって調べれば調べるほど浮かび上がってくるのはこんな蛮族末裔が闊歩する風景。 ゴート戦争(伊: Guerra gotica、羅: Bellum Gothicum、535年~554年)によってイタリア半島にラ…

ロマネスク聖堂に描かれた怪物達に担わされた象徴的役割

「モンスター/monster(ラテン語単数monstrum、複数monstra)」.の語源は「monere(警告する)=予兆し、指示すもの」…神の啓示である以上、必ずしも否定的なものばかりでない。デモンストレーションの語源も「指し示す(demonstrare)」。かくして神の「創造…