諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

2016-09-22から1日間の記事一覧

「唯物史観」と「マルクス・フロイト主義」

最初に「マルクス・フロイト主義」なる奇妙な表現に出会ったのはヘルムート・プレスナー(Helmuth Plessner, 1892年~1985年)の手になる「ドイツロマン主義とナチズム、遅れてきた国民(Die verspätete Nation. Über die politische Verführbarkeit bürgerl…

マルクス「俺じゃなく、俺に背を向けた世界そのものの方が引き篭もりの空想家ニート。そのうち皆殺しにされる」

マルクス史観においては完全に黒歴史とされていますが、19世紀末から20世紀初頭にかけてマルクス主義を奉じて有意味な足跡を残したのはあくまで共産主義政党ではなく社会民主主義政党。 *「(国防軍が総本山の)王党派は皆殺し」「(漁夫の利を得てどんどん…

オーギュスト・コントの「科学者独裁主義」、英国における「博物学から進化論へ」の流れ、そしてアメリカの「科学万能主義」

オーギュスト・コント(Isidore Auguste Marie François Xavier Comte、1798年〜1857年)が社会学(Sociology)の必要を説いたのが1830年代。実際に社会学が学問として成立するのは1890年代以降。その間には国家学や社会統計学の著しい進歩もあったのにどう…

「サン=シモン派」が軌道に乗せたフランス産業革命

マルクスやエンゲルスからはまとめて「この世に足跡一つを残せず死んでいった、ただの空想家の引き篭もりニート」認定されてしまいましたが、実はここに述べるサン=シモン派こそが第二帝政(Second Empire Français、1852年〜1870年)時代のフランスに産業…

【雑想】「女子が可愛くなければ作品が売れない現実」について。

日本アニメ業界の重鎮たる大塚英志は「萌えアニメはソフトポルノ」と断言したそうです。その事自体については是非に及ばず。この解釈を喜んで全面肯定しよう・現在の「萌え」とは「ポルノ」である! 【▲→川俣晶の縁側→辛口甘口雑記】 でも、そももも「女子が…