諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

カルボナリ党

「フランスの御三家」オルレアン家の陰謀と三銃士の世界

今回の舞台はパレ・ロワイヤル(Palais-Royal)… 今日では、フランスにおいてすら革命期間中「平等公(Égalité)」を名乗ったオルレアン公(Duc d'Orléans)をフランス革命を始めた男と見る向きが少なくないといいます。 革命前夜から反体制派論客を大量に私…

一時期どこにでも居た「ドイツ人」

ここで紹介した「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌(Do You Hear The People Sing)」のエピソードで思い出したのですが… ディエンビエンフー陥落(Bataille de Điện Biên Phủ、1954年)に際してフランス軍の塹壕では、戦意高揚の為あちこちで「ナチス党歌(Hor…

欧州の18世紀的危機とその後遺症

時代の変わり目には、自分を賭ける対象を間違えて抜殻のようになる果ててあっけない死を迎える人々が続出する。だが少なくとも太宰治はその一人ではなかったらしい。 坂口安吾「太宰治情死考」 太宰は口ぐせに、死ぬ死ぬ、と云い、作品の中で自殺し、自殺を…