諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

大日本帝国

「臣民」の歴史⑥ 「数理に忠誠を誓う臣民」としての明治人の悪戦苦闘

前回の投稿の続き。さて、大日本帝国はベネディクト・アンダーソンいうところの「公定ナショナリズム国家」だったのでしょうか? ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体(Imagined Communities: Reflections on the Origin and Spread of Nationalism、1…

【沈黙 -サイレンス-】【ゲンロンβ11】吉本隆明「転向論」の視野外に広がる戦時下の景色?

ゲンロンβ11 渡邉大輔「マーティン・スコセッシ 監督『 沈黙 -サイレンス-』 」 すなわち、『沈黙-サイレンス-』とは、ひとりのポルトガル人司祭の信仰の物語が、全体の構成として、鬱蒼とした「日本的自然」の内部へと囲まれ、吸いこまれてゆく仕組みになっ…

【この世界の片隅に】【ゲンロン4】【ナチズム化したドイツ】【軍国主義化した日本】違いは何処にあったのか。

江戸時代、出島を訪れた「オランダ人」には存外、ドイツ人比率が高かった様です。 ドイツ帝国(1871年〜1918年)建国の主体はプロイセン王国。その影響でユンカー(Junker、エルベ川以東の東部ドイツの地主貴族)が官僚や軍人の主要供給階層となった。 神聖…