岐阜県、それは廃藩置県(1871年8月29日)による美濃と飛騨の統合が危うく「民族紛争」に発展しそうになった数少ない土地の一つ。
そして2016年。新海監督の新作長編アニメ「君の名は」の舞台は飛騨。
さらには今年の11月には、飛騨高山市を舞台とする米澤穂信「古典部シリーズ」の新作短編集発表が予定されている。
こうした「飛騨物」は大元を辿っていくと坂口安吾「夜長姫と耳男(1957年)」にまで遡る。共通するのは「飛騨匠の末裔 VS シャーマニックな背景を備えた女主人」といった全体像とも。
こういう状況にすかさず「のうりん(2011年〜)」著者の白鳥士郎(美濃出身)がTwitter上でコメント。
今一番話題の映画「君の名は。」のイメージとなった岐阜県飛騨の美しい景色が気になる @retrip_news https://t.co/eAAO4VoeeE
— 白鳥士郎 (@nankagun) 2016年8月27日
岐阜県民でも美濃地方の人間はあまり飛騨まで行くことはないので、この機会に行ってみたいですね!
そういえばこれから京アニが発表する「聲の形(A Silent Voice、原作2011年〜2014年)」の舞台って大垣市(美濃)。
どうして、こんなにも「岐阜を制するものは天下を制する」状態に?