大今良時「聲の形(原作2011年〜2014年、アニメ化2016年)」の劇場版予告編が公開されてから国際SNS上で盛り上がってる話題。
とりあえず「I uav Uooooo!!」「Moon?」辺りをベースにバイリンガル精鋭が「本当にそれ以上はないのか」について本気で議論してる模様。
ちなみに短編版が発表された時点で即日全文を英訳して写植して国際SNS上に流して「国際人気」を一気に確定したのも彼女達。日本のコンテンツの海外人気はこういう人達が支えているのですね…
ちなみに国際SNS上では何故か「口説いてるのかと思ったら手話の練習だった」場面が一番気に入られて回覧されてたりしますね。日本でも映画が封切られ「これは障害者を憐れむ人情譚でも、いじめ問題を弾劾する社会派説話でもなく、若者達が悩みながら自分達なりのコミュニケーション手段を確立していく物語である」といった話が盛んに論じられていますが、むしろ海外の方がそうした議論で盛り上がった時期も早かったという話…
まぁ先行してるが故にこういう脱線もしちゃう訳ですが…それはそれとして「石田将也=爆豪勝己」「西宮硝子=緑谷出久」と見立てる事によって大今良時「聲の形(原作2011年〜2014年、アニメ化2016年)」と堀越耕平「僕のヒーローアカデミア(原作2014年〜、アニメ化2016年)」を同じ物語類型に分類しようとする発想って物凄過ぎ…
というか大今良時の前作は冲方丁原作「マルドゥク・スクランブル(原作2005年〜、漫画2009年〜2012年)」。「ルーン=バロット(Rune Balot)=西宮硝子=緑谷出久」「マルドゥック・スクランブル-09法=オールマイト」なんて重ね合わせでゼロ年代から2010年代へのトレンド変遷も表現出来ちゃう訳で。
それでは「マルドゥク・スクランブル」において「石田将也=爆豪勝己」に該当するのは誰だったのか? シェル・セプティノス? あるいはディムズデイル・ボイルド?