諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【人工知能】「生命の尊厳への配慮」はどこまで必要なのか?

 何か話題になってますね。「気持ちが悪いAIアニメーション」の話。

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Elon Musk Warns Against Developing Artificial... - GIF NEWS

ネタ元はこれ。

番組では、宮崎監督が初めてCGを本格的に使って短編アニメ「毛虫のボロ」を制作する姿を約700日にわたって密着。引退宣言後、「リタイアじじい」などと自称していた宮崎監督が、CGアニメを作り、若き才能と触れ合いながら、“復活”する姿を追った。また、手描きにこだわってきた宮崎監督がタブレットと格闘するなど、意外な姿も紹介された。

また、鈴木プロデューサーに長編の構想を書いた書類を見せた後、宮崎監督が「女房にも言っていないですよ。だから言う時は、途中で死んでも。十分考えられるから、そういう覚悟でやるから認めてくれと言うしかないですね」と語る姿も映されていた。

 視聴者が本当に見たかったもの。

視聴者が実際に見たもの。

番組の中で、Twitterなどでもっとも話題になった場面は、ドワンゴ川上量生さんとUEIの清水亮さんが人工知能によるアニメーションを宮崎監督にプレゼンして、監督が怒る場面だった。人工知能に速く移動することを学習させて、自動で動く絵を作るプログラムのプレゼンだったが、川上さんはここで、「基本痛覚とかないし、頭が大事という概念がないので、頭を足のように使って移動している」モデリングを披露している。
これに対して宮崎監督は、人間の痛みなどを何も考えないで作っていることに不愉快で、生命に対する侮辱だと言い放つ。

川上さんはこれをゾンビゲームなどに使えるのではないか、と説明していて、実験段階でこれが今すぐになにか表現として活用できるという話ではなく、試作としてこんなことをやっているよ、と説明しに来ただけのようだけど、特に成果物でもなく、目指すものも明確でないものをどうしてわざわざ見せにきたのだろうと思った。技術畑出身の人なので、技術の進歩それ自体に大きな意味を見出す人なのだろうと思うが、宮崎監督とはそのあたりの考え方には根本的な違いがあるのかもしれない。鈴木敏夫さんが何を目指しているのか、と質問して清水さんが「人間が描くのと同じように絵を描く機械」と答えていた。

ここで、人間が描く、ということはどういうことだろうと思った。人間は痛みを知っている、しかし、痛覚を無視した動きが人工知能ならばできるとプレゼンしていた。それが人間が想像できない動きであるとも言っていた。ということは人間が描くのと同じではないということになる。痛みを無視しているから、あのようなグロテスクな動きが平気で描けてしまう。しかし、人間と同じように描くなら、痛覚の学習もまた必要になるのではないか。

【画像】NHK『終わらない人』で宮崎駿がドワンゴ会長の川上量生に激怒&長編映画の構想を発表 : なんでもnews実況まとめページ目

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17:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:46:28.60
あのドワンゴの社長ってなんで怒られたのかわかってないよね?w

35:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:48:51.37
そもそもAIとしてもレベルが低かった件
なんだったんだ・・・

359:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:51:09.56
>>35
学習して効率よく移動するようになるのかと思ってたら全くそんな事無かった
マジで何をしたかったのかわからん
「こんな変な動き思い付かないでしょ?凄いでしょ?」って事だったのかなぁ

56:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:49:23.14
この番組で得たものはドワンゴはバカ

79:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:49:28.92
ドワンゴのあいつのしゃべり方が悪いんだよ
あいついっつもヘラヘラしながら喋るからな

126:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:49:42.62
ドワンゴの株が暴落しただけだったw

182:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:49:59.95
ドワンゴの川上だけが大損こいた特集w

186:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:50:01.41
ゾンビプレゼンのところいらんかったろw
あれこのドキュメンタリーにおいて何の意味があったんだ

544:実況速報@名無し 2016/11/13(日) 21:53:26.96
>>186
最大の見せ場だったろw
生命に対する倫理観が狂ったゴミを完膚なきまでにたたきのめしたっていう画でしょw
川上の泣き顔見て最高にスカッとしたわw

まず、あのシーンにおいて、どちらが正しいといったことはないと、僕は思っている。それぞれ違う考え方、違う感じ方を持つ別々の人間であるというだけの話だ。

事実としてあるのは、僕が「ある人」を不快にさせることを、「ある人」のテリトリーでやってしまったということだ。それについては全面的に僕の失敗であり落ち度だ。

そもそもあの場はなんだったのかというと、CGの世界でどういう技術が開発されようとしているかを知って欲しかったからだ。放送で使われたのは、自社で作った映像の一部が映っていたが、実際は他社も含めた事例紹介の中の一部が切り取られてテレビには放送されたわけだ。

おそらくは否定的な反応だろうというのは事前から予想はしていたが、まあ、なんらかのヒントや刺激になれば十分だぐらいに思っていたのだが、想定していたよりも、かなり、めちゃくちゃ怒られた。

さて、放送されると炎上するだろうというのも予想していたわけだが、こっちの方も想定以上にネットは燃えた。事前から分かっていたのに、なぜ、あのシーンを放映することを許可したのか。事実をいうと一旦、断った。当たり前だ、なんの得もない。

でも、再度、どうしてもと頼まれた時、結局、いいよ、と言ってしまったのは、頼んできたAさんの気持ちになると、そりゃ、あのシーンは使いたいよな、と思ったからだ。自分でもドキュメンタリー映画の制作に関わったから分かる。撮影してもどうしても使えない映像というのが存在する。本当はそれを使うともっといいものが作れるのに使えない。あんな美味しい映像をAさんが使いたいと思うのは当然だよなと思えた。

そして、もう一つは、別にAさんは何か映像を捏造しようとしているわけではない。実際にあった映像を撮影できたんだから使いたいと言っているだけである。本当にあったことをそのまま放送したいと言っているだけだ。まあ、できるなら使って欲しくないけど、彼が本当に使いたいと思っているのであれば、それを断るのは卑怯であり、僕の我儘であると考えたからだ。

実際にどのように映像が使われたのかは、まだ見ていないので知らないが、ネットの画面キャプチャーや感想を見る限り、そこにあったのは本物の僕自身であったと思う。
怒られて、本当に困ってしまって半笑いを浮かべている僕、なんとか言い逃れようとしている僕、そして、でっぷりと突き出したお腹も含めて、全て、本当の僕が映っていたのだろう。

放送を見て、僕を心配してくれている周りの人は多いようなのだが、本当のありのままの自分が映し出されたとして、それで情けないとか、醜いとか、嫌悪感を持つ人がいたとして、まあ、しょうがないよねとしか思わない。誤解されたわけでなく、本当の僕を見てそう思ったんだから、諦めるより他にない。

 どうやら、とりあえず「当人談」がコンセンサスな模様。

この問題に対する究極の答えの一つ。個人的なはジョン・スチュアート・ミル「自由論(On LibetyOn Liberty、1859年)」における「文明が発展するためには個性と多様性、そして天才が保障されなければならない。ただし他人に実害を与える場合を除く」がそれじゃないかと思ってます。

ある意味、ポリコレ(political correctness、PC)嫌いが匿名で集まった結果生まれた「国際SNS上における関心空間」の「HFD(High Frequency Darwinism)」構造そのもの。

  • 曰く「肉体に思考させよ。肉体にとっては行動が言葉。それだけが新たな知性と倫理を紡ぎ出す」。ただし、そうやって発見された「本当の意味での禁忌(taboo)」 は2度と繰り返さない。
  • かくして「自殺教唆や痩身症を扇動する投稿は許されない」「黒人の三次元ロリ画像は許されない」みたいなルールが編み出される事に。

もちろん犯罪関係は当然の如くNGだし「概ね回覧すると確実に大半の人間からunfollowされる投稿」なども厳然と存在するのですが「反ポリコレ精神」を貫く以上、互いに多少は寛容にならないといけない訳で、その雰囲気が出来てる事こそが重要。ただし、中でも一番境界線の見定めが難しいのがホラー映画とか戦争映画の残虐場面。

 まさしくピクチャレスク(Picturesque)精神。クライヴ・バーカー(Clive Barker)「血の本(Books of Blood、1984年〜1985年)」にも想像を絶するほど不気味なクリーチャーが沢山登場しますが、確かにそれぞれなりの美学は貫かれています。

当然、他にもホラー方面から相当の突っ込みが。

そういえばリドリー・スコット監督の 「エイリアン (Alien、1979年)」でエイリアンの造形を決める際、「四肢欠損者しか入れない着ぐるみを使ったの」と「子供三人が中で変な形に組み合わさって動く着ぐるみ」だけはガチで公開不可能なレベルだったので却下したという話を思い出しました。今から思えば、諫山創進撃の巨人(Attack on Titan、2009年)」の「奇行種」の動きもかなりアレでした。

immotion | “Don’t touch it. Don’t touch it.” Alien | 1979,...

 https://67.media.tumblr.com/ef7631e57e29c8d8a0c4c02e74d143bc/tumblr_ofw7kbpy301ve01pfo2_500.gifhttps://67.media.tumblr.com/3628430f6168a5e230e08e0f5365b24e/tumblr_ofw7kbpy301ve01pfo1_500.gif

さて、この方面にも「本当の意味での禁忌(taboo)」 は存在するのでしょうか?

Facebookが火傷で顔に大きなやけどを負った消防士の写真を無断で削除して騒動に | スラド IT | 40CH.NET

あるAnonymous Coward 曰く、

Facebookが、顔に火傷による傷が残ったスウェーデンの消防士男性の写真を二度にわたって無断で削除したことが騒動になっている(CNN.co.jp、DailyMail)。

この男性は、1981年に消火活動中重度の火傷を負い、35年経った現在でもその痕が残っているという。男性の60歳の誕生日、彼の友人が写真を記念にFacebookに投稿したところ、1時間もしないうちに写真が削除されたそうだ。再度投稿を行ったものの、そちらも削除されてしまったため検閲されていたことに気付き、Facebookに抗議を行ったという。

火傷は顔面全体に残っているだけでなく、これによって耳や髪の毛、眉毛も失っているという。そのため、確かに知らない人が写真を見たら嫌悪感を持つ可能性はないとは言えないが、消防士の業務中の火傷ということで地元では敬意を払われており、また本人もこれに対し遺憾の意を示しつつ、冷静に検閲に対する不満を語っている模様。Facebook側はミスを認め謝罪している。

当然こういう局面も出てくる訳で…

ある意味「人間の身体意識」の根本を問われる展開とも?