諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【師走にありがちな事】【ノロウィルス】12月には「空気感染」に気をつけよう?

http://img02.hamazo.tv/usr/s/h/l/shlakers/0121ten3.jpg

諸般の理由があって、当面「年表以外の1万文字以上規制」なんてのを実践してみる事にしました。まぁ、これまでの投稿が長過ぎて(間違いなく)最後まで読まれてないのも事実だし、仕方ないとも。

For someone who loves me because I am me…

63 : ギコ(大阪府):2012/11/27(火) 11:17:29.06 ID:k+2vdRxd0 牡蠣がヤバイって、そうでもないぞ
道ゲロが乾燥した時の空気感染の方が怖い
64 : ヤマネコ(SB-iPhone):2012/11/27(火) 11:18:05.66 id:PWhb4S49P アルコール消毒がぜんぜん効かないらしいな
忘年会シーズンになって道端にノロを含んだゲロがあると
そばを歩くだけで空気感染するという恐怖
- 痛いニュース(ノ∀`) : ノロウイルス大流行の兆し 年末ピークか、予防呼びかけ - ライブドアブログ (via udontaskforce)

 本当だったら恐ろしい話…元記事削除済みの様だけど事実なの?

ノロウイルスは基本的に感染した人の吐瀉物および排泄物から感染が拡大するとされています。ようは汚染された物質が口から入ってしまう経口感染の一つです。でも、実は空気感染もするんじゃない、つまり息をしただけで感染しちゃうんじゃない、というケースレポートの論文が存在しているんです。ノロウイルス空気感染説の可能性に関する複数の論文がありますが、私が調べた中で一番症例が多かったものがこれです。「Evidence for Airborne transmission of Norwalk-like virus(NLV) in a hotel restaurant」 (Epidemiol Infect 2000;124:481-487)

この論文はこのような内容になっています。

  • レストランで食事中の一人が嘔吐
  • その日のそのレストランで食事をしていた126人中52人が感染性胃腸炎を発症
  • 吐瀉物に接触する可能性の低い場所にいた人も感染性胃腸炎を発症

つまり飛沫感染する可能性の低い人もノロウイルスに感染した可能性が示唆されたんです。これによってひょっとしたらノロウイルスって空気感染(この論文では「airborne route」となっていますから、吐瀉物に接する飛沫感染でないことは明らかです)するんじゃない、という結論に至っています。

空気感染で有名な病原体は結核や麻疹ですが、ノロウイルスの空気感染は意外と知られていません。なんでこんなことが起きるかというと、

  • もともと感染力が強いとされているノロウイルスの吐瀉物が周囲に撒き散らされる
  • 水分が蒸発したあと空気中にさまよっているホコリにウイルスが付着
  • そのノロウイルスが付着したホコリを含んだ空気を離れた場所に座っていた人が吸い込む
  • 吸い込んだノロウイルスが消化器系に入り込んで感染性胃腸炎を引き起こす

つまり、飛沫として感染するのではなく、空気中を漂いながら感染が拡大する、空気感染ってことです。

感染症情報センター:ノロウイルスの感染経路

2006年12月、東京都豊島区のホテルでノロウイルス感染症が集団発生した。その際の感染伝播経路の一つとして、「空気感染」という言葉がメディアをはじめとする各所で用いられている。

  • Sawyer LA et al. 25- to 30 nm virus particle associated with a hospital outbreak of acute gastroenteritis with evidence for airborne transmission. Am J Epidemiol 1988;127:1261-71…1985年にカナダ・トロントの600床の病院で起こった感染性胃腸炎アウトブレイクの調査結果。11月10-22日に救急外来を訪れた患者、患者家族、そこで働いていた医療スタッフ、清掃職員などに胃腸炎が発生した。以下のことから、11月10-14日にairborne transmission(空気感染)が起こったと推測した。11月11-12日に救急外来に来た人の間に異常に高い胃腸炎発生率(33%)を認め、さらにそこで長時間すごした人ほど高い発症率を認めた。患者やスタッフと直接接触しておらず、短時間しかそこにいなかった清掃スタッフも発症した(39人中9人、救急外来の掃除をしなかった対照の清掃スタッフでは46人中3人)。
  • Gellet GA, et al. An outbreak of acute gastroenteritis caused by a small round structured virus in a geriatric convalescent facility. Infect Control Hosp Epidemiol 1990;11:459-464…1988年12月、ロサンゼルスの201床の老人施設で感染性胃腸炎アウトブレイク。発症したスタッフのうち9人が、直接的患者接触や具合の悪いスタッフとの接触を否定している。これらの者の感染経路としてAirborneがあったかもしれない、という報告。
  • Marks PJ, et al. Evidence for Airborne transmission of Norwalk-like virus(NLV) in a hotel restaurant. Epidemiol Infect 2000;124:481-487…1998年12月、あるレストランで発生した感染性胃腸炎アウトブレイク。食事をしている人の1人がテーブルで嘔吐し、同日同所で食事をしていた人126人中52人が48時間以内に発症。嘔吐した人から離れたテーブルでも感染者が出ている一方、同じレストランの別の部屋(区域分けされていた)で同じ日に食事をした人は全く発症しなかった。嘔吐した人からかなり遠くに座っていた人も感染したこと、嘔吐した客が座っていた場所は他の利用客の共通動線上にはないこと、などから、airborne route(空気感染の経路)が伝播経路として最も相応しいことを示唆する、としている。

以上より、豊島区での事例は、空気感染の一種である塵埃感染という経路によって感染が拡大した可能性が示唆されている。

この感じでは、あながちデマではなさそうとも… 

ノロウィルス 強力除菌 - Google 検索

最近ネットでは「インフルエンザやノロウィルスにも効く強力除菌スプレー」が人気だけど、これもどこまで信じていいのやら。

以下の様な事件もあったので、ちょっと神経質になりすぎ?

現在、フェイスブックはニュースの選別を自動化しており、編集者は介在していません。しかし以前のフェイスブックは専門の編集者を雇い、人の目でニュースを選んでいました。配信されるニュースがリベラル系に偏り過ぎていると批判されたことから、同社はニュース編集の組織を廃止。すべてシステムが自動で選別する仕組みに切り替え、現在に至っています。

ところが、今回はシステムによる選別が逆効果となってしまいました。システムによる選別では、人名や地名の間違いといった判断は容易ですが、微妙な記事内容の真偽を判定することは困難です。結果としてローマ法王がトランプ氏を支持したといったような、一見、事実か虚偽か分からない記事を掲載するサイトから多くのニュースが配信される結果となりました。

こうしたサイトの中には、政治的主張とは関係なく、純粋に広告料収入を目的として、読者が好みそうなニュースを数多く捏造し、意図的に大量のアクセスを集めているところも少なくありません。フェイスブックではシステムによるチェック機能を強化するそうですが、どこまで効果があるかは微妙なところでしょう。

一方、日本では最近、DeNAが運営するキュレーション・サイト「WELQ」の記事に批判が集まっています。医療関係の情報を集めたサイトですが、記事の内容が他のサイトと酷似していたり、医学的に間違った内容の記事が多数掲載されているとの指摘が出ています。批判を受けて同社は25日、記事の内容について外部の専門家に監修を依頼すると発表しました。しかし、その4日後の29日には全記事を非公開化し広告商品の販売も停止することとなりました。

ネット・ニュースは、ほとんどが広告に依存した事業モデルとなっており、収益の絶対値が小さいという特徴があります。このためコンテンツの作成にコストをかけることができず、場合によっては、質の悪い記事を大量生産するという事態に陥ってしまいます。

本来であれば、こうした偽情報はネット上で指摘され、順次駆逐されていくはずですが、現実はまったく逆で、ネットの方がむしろ意見の多様性が見られないとの指摘もあります。ネットの利用者がリテラシーを高めていく以外に、抜本的な解決策はないのかもしれません。

米国大統領選挙に便乗して(ファクトチェックの甘い)Facebook上の保守派を扇動するデタラメ記事を流して広告料を稼いだ連中も「今じゃむしろ健康方面で稼いでる」とかインタビューに答えてたし、本当に油断がならなくて。まさしくアンドロメダ病原体かゴジラ細胞…