オルタナ左翼(Alt Left)についてこんな記述を発見。
オルタナ左翼(Alt Left)は確かに実在します。その規模自体は「オルタナ右翼(Alt Riht)」より遥かに小さいのですが。
*米国内最大規模のオルタナ左翼(Alt Left)HP。またFacebook上にも様々なAlt Leftグループが存在する。
- ある意味、オルタナ左翼(Alt Left)は「左寄りのオルタナ右翼( the left wing of the Alt Right.)」といって良いでしょう。元来オルタナ左翼主義者(Alt Leftists)はオルタナ右翼(Alt Right)に属していましたが、オルタナ右翼(Alt Right)であるにも関わらず左翼(Leftwingers)だったので、居心地が悪くて分離したともいわれています。
- 彼らについてはそれこそ色々な事がいわれています。「ヒトラーでなく毛沢東を好む以外はオルタナ右翼(Alt Right)そのもの」。「政治的立場は直線状でなく円状に展開すると考えれば、左端と右端が中道派の正反対の位置で交わるのは当然」。「そもそも(ニクソン大統領やレーガン大統領のシニアアドバイザーも務めた保守系論客)パット・ブキャナン(Patrick Joseph "Pat" Buchanan)も(自動車産業の告発で有名な)ラルフ・ネーダー(Ralph Nader)も中身は同タイプ」。「ムッソリーニ(Mussolini)だってファシズム(Fascism)を発明するまではマルクス主義(Marxism)を信奉してた」。
- オルタナ左翼主義者(Alt Lefties)の大半は民主党のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)を支持していますが、サンダース側はおそらく迷惑と考えているのではないでしょうか。彼が民主党候補の座を譲ったので、おそらく(内心では憎んでいても)ヒラリー候補に投票するでしょう。また一部はトランプ候補に投票するかもしれません。
- その実態はありとあらゆるタイプの信念の持ち主の寄せ集めに過ぎませんが、あえて共通項(Commonalities)を探すなら「ファッション左翼(the Cultural Left)」、すなわち空騒ぎばかりしているタイプから、左翼的経済観念をあからさまに軽蔑してるタイプに至るまで全て否定的見方(negative view)を通そうとする辺りかもしれません。
左翼芸術家は何時から「文化左翼」へと変貌したのか?(When did the cultural left become the "Cultural Left"?)全体的に俯瞰すると「(もはや左翼の原型も止めてない)ファッション左翼(the Cultural Left)よりは右寄り」「(もはや狂っている様にしか見えない)社会保守主義派(the Social Conservatives)よりは左寄り」といった感じでしょうか。
社会保守主義 - Wikipedia
投稿されたのが大統領選挙の決選投票の随分前なせいかのんびりした内容。当時既にトランプ候補講演予定会場に殴り込みかけて講演を中止に追い込む事件とかも起こしてた様な記憶もあるんだけど、米国リベラルはあくまで身内に甘い?
*ちなみに英語の「オルタナ(Alt-)」なる接頭語には「Punk(チンピラ)」なんてニュアンスもあるっぽい。イメージ的にはデモ現場にKKKコスプレした連中が現れても穏健派なら(先に手出しするのもつまらないので)とりあえず様子を見る。一方、オルタナ左翼(Alt-Left)だと脊髄反射的に殴り倒さないと、後で自分が仲間から同じ目に遭わされる感じ。そういう部分がすっぽり抜け落ちている。
‘A concept is a brick. It can be used to build a... - Manuscript
Do you remember when you wanted to set the world on fire?
①例によって例の如く米国メディアは何も報道しようとしないけれど、2016年大統領選挙。状況から見てサンダース支持者がトランプ候補や第三党に投票したり、あるいは棄権したりしたのがクリントン候補の敗因だったと考えるアメリカ人が以外と多そうだったりする。
*実際米国ネット上では、そういう議論があった痕跡があちこちに残されていたりする。
*上掲のYahooコメントによれば、どうやら「オルタナ左翼(Alt-Left)」という表現がネットに広まったのも、マスコミがそれを使いたがらないのも、トランプ支持団体がこの表現をマスコミのオルタナ右翼(Alt-Right)攻撃に対する反論として用い始めたかららしい。「オルタナ右翼(Alt-Right)のトランプ支持を問題視するなら、リベラル側もトランプ・サポーターを暴力でねじ伏せようとしたオルタナ左翼(Alt-Left)の存在を問題視しなければならない」。そして上掲のYahooコメントにも「その表現はたちまちヒラリー落選運動を展開したサンダース・サポーターの一部と結びつけられた」とある。ということは、突然米国マスコミがオルタナ右翼(Alt-Right)という表現を忌避する様になったのも、それ以上彼らにこの話を追及される訳にはいかなかったからかもしれない。ちなみにワシントン・ポストの記事は「絶対悪たる右翼じゃあるましし、絶対正義たる左翼にそんな存在がいる筈ない」と結論づけている。
②実際、最終投票期間中ずっとネット上でアノニマス(Anonymous)左派とともに「ヒラーリー・クリントンにだけは投票するな!!」運動を繰り広げ、トランプ候補が勝利すると今度は嬉々として反対デモの準備を始めた連中なら実在したのです。そして以降彼らがオルタナ左翼(Alt-Left)と呼ばれたり、そう自称する様になっていったのでした。皮肉にも、彼らの動向について米国マスコミが完全シャットアウトする一方、日本のメディアは嬉々として流し続けました。
彼らの正体は明らかです。暴動現場でもマルエーマークの黒旗振り回してるし、パトカーの上によじ登ってる画像とか嬉々と回覧してるし、どこをどう見たって単なる無政府主義者(Anarchist)。最近は盛んに「トランプに投票したオルタナ右翼(Alt-Right)はもんなネオナチ(Neo Nazi)だ!! 見つけ次第殺せ!!」なんてアジテーションを繰り返してました。しかしかえって自分達のの方が次第に追い詰められていく展開に。
*「無政府主義者」…アメリカにおいてこの烙印を押されるのは日本以上に致命的? そういえばTumblrは様々なタイプの左翼の隠れ家として利用されていて、そのうち複数集団の支持が得られる主張なら「投稿回覧数が軒並み2桁〜3桁」なんて惨敗は有り得ない。
You have been visited by Antifa! Your city will... − No Future in Capitalism
③そしてついにシカゴFacwbook拷問Live事件後、Tumblrへの関連投稿が大量消去される展開に。そもそも昨年まで認識すらされてなかった存在だし、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)を白人至上主義者が叩いてる!!」プロパガンダも失敗しちゃったし、しばらく雌伏してほとぼりを冷ますつもりかも。
国際SNS上においてこの話題で盛り上がってるのなんて「オルタナ左翼」だけだよ!!
*ただこれオルタナ右翼(Alt-Right)側の混ぜっ返し投稿にうんざりして一旦戦線を畳む事にしただけかも。ちなみに最近はオルタナ右翼側も比較的おとなしくしてる。トランプ大統領誕に備えた嵐の前の静けさ?
Not a hate crime? - Album on Imgur
それにつけても…ネット上のリベラル層のオルタナ左翼(Alt-Left)談義が「かまとと」過ぎて絶望しました。
オルト左翼(Alt-Left)とは何か?
まさか彼ら、本当に以下の循環のどこがアメリカの病巣なのか気付いてないの?
- (Redditや4chanや8chaに潜む)オルタナ右翼(Alt-Right)が扇動する。
- 釣られたFacebook上の馬鹿が実際の事件を起こす。
- これに対抗して(Tumblrなどに隠れ潜む)オルタナ左翼(Alt-Left)が扇動する。
- 釣られたFacebook上の馬鹿が実際の事件を起こす。
- これに対抗して‥(1.に戻って繰り返し)。
マスコミがスポンサーに逆らえないのは仕方ないとしても…これもマルクスいうところの「お前が自由意思や個性と信じ込んでいるものは、社会の同調圧力に型抜きされた既製品に過ぎない」の世界?
④ところで実際にネット上で観測可能なオルタナ右翼(Alt-Right)も、オルタナ左翼(Alt-Left)も基本的生息地が異なるくらいで「匿名サイトに潜む扇動屋」なる本質は変わりません。一応前者は(広告収入にもつながる)規模に、後者は(実際のデモや事件といった)実働に執着するという決定的違いがあったりもするのですが、既に「運動の強度」を保ち続けるべくアノニマス(Anonymous)やら「Nation of Islam残党」やら(普段はネットにイスラエル国旗を焼く場面を投稿して喜んでいる)反シオニストユダヤ人集団やらの間には「事を起こす都度助け合う」緩やかな提携網が形成されていて(勢いが弱まれば弱まるほど)そうした輪の中で次第に一体化を果たす可能性が高まっていく訳です。
*特にどちらも公式には(手垢がつきすぎた)オルタナ右翼(Alt-Right)とか、オルタナ左翼(Alt-Left)とか名乗らなくなった場合。実際「(隙あらばデモを暴動に発展させたがるので嫌われてる)Nation of Islam残党」なんて薄く広がり過ぎて、そもそも集団としての実体を留めておらず「どこにでも偏在する」有様に。
ところで彼らから教わったこと‥
アラン・シャーフが2009年にアメリカ合衆国オハイオ州アセンズで立ち上げたオンライン画像共有と画像管理サービス。「家庭から、コメント、投票、共有によってコミュニティがリアルタイムでウェブにおける最も人気のある画像にアクセスする場所」と自称している。1日100万人以上のユーザーに無料の画像管理サービスとコメント型ソーシャルコミュニティを提供。運営企業は広告販売や商用ホスティング、グッズ販売で収益を上げている。
- オハイオ大学で計算機科学を学んでいたアラン・シャーフがオハイオ州アセンズで設立した。製作者いわく「搾取しない画像管理サービス」と称するサービスは同種のサービスにありがちだったユーザビリティの問題を受けて開発された。当初はRedditのオンラインコミュニティ向けに設計されていたが、サービス開始からたちまち閲覧数が1日1,000以上に上り、5ヶ月間で100万に達した。ウェブサイトはRedditやDiggといったソーシャルニュースに取り上げられて人気が大幅に上昇することになった。
*サービス開始当初一ヶ月で閲覧数が93,000に達。Imgur以前のコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)であるエッジキャストによれば、Imgurはアメリカ議会図書館全体よりも多くの画像を10分で提供できるとしており、2012年には3億枚以上の画像がアップロードされ、364億もの閲覧数があり、42ペタバイトのデータ量が転送された。- サービス開始当初ウェブホスティング費用を寄付でまかなっていたが、サイトの発展に伴い需要に応え続けるために収益源を要するようになったため、2009年5月に広告を表示するようになり、2013年にスポンサー広告とセルフサービス広告を導入した。
- 3つの異なるホスティングプロバイダを組み合わせて使用。初年度はVoxelを使用していたが、その後2011年後期にAmazon Web Servicesに切り替えている。
- 2011年1月、本社をオハイオ州からサンフランシスコに移転。
- 2012年9月、ユーザーのリクエストに応じて3,000枚もの無料ステッカーを送付。
- 2012年10月22日、ユーザーがギャラリーに一般公開やコメントや投票が直接できるユーザー投稿ギャラリー機能を公開。
- 2013年6月26日、Imgur Meme Generatorというシンプルなイメージマクロ作成機能や人気のあるミームのテンプレートの一般公開ギャラリーを使用できる初の製作ツールを公開。
- 2013年6月時点で社員は10人在籍していて、Best Bootstrapped Startup awardとTechCrunchの2012 Crunchies Awardsを受賞している。
- 2014年4月に、アンドリーセン・ホロヴィッツやRedditからの少額の寄付によって4,000万ドルを調達。この大規模投資により、アンドリーセン・ホロヴィッツのラーズ・ダルガード(Lars Dalgaard)が取締役に就任。
エイプリルフールのジョークが恒例となっており、最初のジョークとして2011年に「Catification」というユーザーが画像を一回クリックしたら自動的に猫が追加される機能が登場。2012年はImguraffeが公開され、キリンの背景にロゴがシルクハットを被ったキリンになっている「simple Imguraffe sharer」バージョンが登場した。2013年には「フィルムユーザーやコンピュータが使えない人、スキャナーからの放射線を恐れている人にも利用してほしい」ために伝統的なカタツムリ郵便で画像をアップロードする機能を発表。これは郵便サービスを使って送られた画像をアップロードしていたウェブサイト管理者から賞賛された。Imgurの公式マスコットであるImguraffeもまた当初エイプリルフールのジョークとして製作されたが、「あまりにも可愛い」という理由でその後公式マスコットになった経緯が存在する。
*2chやReggitみたいなテキスト掲示板と組み合わせて使われるだけでなくTumblr上の「すぐ投稿を削除する系」アカウントにもパーマネントな画像置き場として使われてる模様。そういう使い方もあるのか…
そして最近報道されなくなったけど、アテネの混乱は相変わらず続いてる模様。最近は「(いくら規模が大きくても)平穏なだけの」韓国デモに飽きてこっちに夢中になってる。後は同じくらい過激なメキシコ関係?
Kropotkindersurprise — November 15 2016 - Athens, Greece. Anarchists...
Kropotkindersurprise — December 6 2016 - Anarchists clash with riot...
*まぁ、毎日こんな画像ばっかり回覧してれば、自分も何かやってみたくなるよねぇ…まさしく「タルドの模倣犯罪学」の実践例?
もしかしたら本当に本当に「左翼の本質は平和主義」なんてイメージが広まってるのって、本当に日本だけなのかもしれません。