諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【安倍ナチス政権】【その存在そのものが憲法違反】「本物の筋金入りの平和主義者にして民主主義者」とは何者か?

最近、声を荒げて「北朝鮮危機が迫ってる今こそ、全日本人が現政権の機能麻痺と自衛隊の即刻機能停止を心から望んでいる!!」と主張する人々が次第に勢いを増しつつある様にも見受けられます。

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しかも「そう考えられなければ平和主義者でも民主主義者でもない。そんな似非平和主義者や似非民主主義者はナチスであり、まず本物の筋金入りの平和主義者にして民主主義者たる我々から真っ先に殺される」なんて行動主義的立場に立脚している様です。まさしく「平和主義者/民主主義者優越主義」。どうやらそれが彼らによって唯一心から許せる「民主主義」や「平和主義」のあって良い形態みたいなんですね。
*もしかしたら脳内が「反体制はもうそれだけで無条件に格好良く正義という熱狂的陶酔感」が今よりずっと蔓延していた20世紀的思考様式のまま停止してるのかもしれない。

そんな彼らの間において「ナチス」なるレッテルは宗教戦争全盛期における「異端」や共産主義全盛期における「修正主義」同様、単なる罵倒語ではなく「そのレッテルを貼られた対象への攻撃を躊躇う者は相手の仲間として一緒に粛清される絶対正義」へと昇華された模様。とどのつまり、ちゃんと時代に流れについていってないと明日「(本物の筋金入りの平和主義者で民主主義者たる)我々」の手によって次にアウシュヴィッツ送りになるのは君達かもしれない?
*ある意味、まさしく外敵との対峙より政敵に対する勝利を最重要視するカール・シュミット政党政治論の世界とも。

どうやら問題は「本物の筋金入りの平和主義と民主主義」の「本物の」が掛かっている言葉が「平和主義」や「民主主義」でなく「筋金入り」な辺り?

日本語って本当に難しいですね…

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エーリック・フロム「自由からの逃走(1941年)」を思い出します。

 

 結局、どんな道を辿って最終的には「究極の自由主義は専制の徹底によってのみ達成されるジレンマ」に行き着く様です。まぁ、最終結論としてはまさにこれ?