諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】島国と大陸国家とでは時空間の流れが違う?

 f:id:ochimusha01:20171219001033p:plain

“Japan as No.1”から「失われた10年」へ(2006年)

日本の都市のインフラは数十年前に基本が完成している。そしてそれが続いた不景気のせいか、あまり更新されていない。地方都市や、都市部でも一部、建物や天井の高さなど、多くのスペックが昔の身長を基準として作られたままである。よく話題になるトイレも中国から来ると、いろんな場所で、「小さっ!」という感じで高さも低い。

「なんでも小さくて可愛い。日本て萌える」という中国女子もいるが、「日本のホテルや旅館に泊まったら、足がいつもベッドからはみ出す」という中国人男性はけっこう、いる。

中国は軍隊や大学の寮でもない限り、キングサイズのベッドが多い。大陸で家も広い。

「日本人は天井の低い、虫が住むような部屋に住んでいる」

と言って、中国に帰ってしまった中国人留学生もいた。

まあこれは、本当に今の中国の金持ちの子弟なら、親が広いマンションを投資を兼ねて子の下宿用に買うから、単に勉強ができなかったんだろうと私は思う。

しかし「日本は清潔と聞いていたのに、東京の地下鉄やJRの階段はなぜ古くて汚いの?端を歩きたくない」(20代、中国人男性)という指摘には、賛成である。

こういうインフラが古いのと、京都の木造高級日本旅館が古いのとは違う。

いくら掃除しても限界があるし、階段でしか移動できないところも多い。一方、経済が急成長した中国は都市開発の大半がここ10年以内で、まだピカピカのところが多い。

中国の都会育ちの若者からすれば、今や日本は、「昔懐かしい国ね」(20代、中国人女性)なのである。

さらに日本“ご自慢”の風景や観光地も、中国人から見ると、「……別になぁ」のことが多い。

中国の観光地は、その“騙し”だらけの管理の質はともかく、とにかく何でも大きい。黄河は対岸が見えないし、滝もナイアガラみたいなのがある。

大阪城ね。小さいのがぽつんとあるだけ。大理(雲南省少数民族の町)のお城と変わらないわ」

「日本の風景はスケール感が足りなくてどこも同じ」

私も昔、日本の山陰地方に取材に行ったら、村役場総出でご自慢の「逆さの松」というのに“連行”され、それがまた本当に普通の松の木で、(ここではこれが宝物なのか)と別の意味で感動したことがある。

日本の景色や文物の大半は、彼らにはそんな感じである。「わび・さび」がわかる人は少ない。

京都はどんな中国人にもウケているが、舞妓さんを見たある中国人は、

「あれは日本の少数民族か?」

これ産業革命震源地ながら、「後発優位性」に助けられてぐんぐん追い上げてきたアメリカやドイツや大日本帝国の追い討ちに苦しめられた大英帝国でも起こった問題。

ガーシェンクロン・モデル (Gerschenkron Model)

 アメリカや中国の様な大陸国家は、国際的産業構造の変化に合わせ「時代遅れになった産業」を、その中心となった都市ごと捨てていきます。造船産業で栄えたフィラデルフィア自動車産業で栄えたデトロイト、そしてかつては中国重工業の中心地だった大連…

正直「先物買い」なら深圳市より広州かなと思ったりしたりして。

「これを見たら日本を批判できなくなった」という動画、中国... -- Record China

 とりあえず中国の他の地域とは違う?

治安面にちょっと不安? 

未来への展望 

 そして広州は「アフリカへの窓口」でもある?

一方、日本にもこういう問題が。

 *「失われた20年」が日本の経営陣に「高度成長を目指す勝ち方」を忘れさせてしまったという指摘も。

こうした「設備投資費や人件費はケチればケチるほど良い→深刻な人材不足」といった悪循環は、日本の勢いに押されて落ち目だった1980年代後半のアメリカ起源だったとも。その状態からの脱却を図って成功したアメリカと、逆にデフレ連鎖からこの状態に嵌まり込んでいった日本…

 統合するとこんな意見も出て来ます。

やはり問題は団塊世代? 

労働市場流動化」 に関する意見も多様。 

 さて、我々は一体何処に向けて漂流してるんでしょうか?