資本主義の歴史とは変態の欲望解放の歴史でもあった…
だが、なまじ「事象の地平線としての絶対他者を巡る黙殺・拒絶・雑錯・受容しきれなかった部分の切り捨てのサイクル」が回っているが故に、常にそこに「N匹目の泥鰌」がいるとは限らない…
近所のゲームショップに『しあわせ荘の管理人さん。』が置いてなかったから、仕方がないので『粛正音楽学院女子寮の管理人さん。』を引っ張り出してきた。 pic.twitter.com/5lsS2z7U07
— hisabilly (@x_hisabilly_x) 2018年1月13日
『しあわせ荘の管理人さん。』がちょっと話題になってたからどんなゲームか調べてたんだけど、マンションの管理人になって住人の女の子と会話したり、マンション内での行動を管理したり、部屋や更衣室に監視カメラを設置したりするゲームらしく、これはもう実質『臭作』と言っても過言ではないのでは? pic.twitter.com/RCqlbJNQLh
— hisabilly (@x_hisabilly_x) 2018年1月12日
ただまぁ「肉体に思考させよ。肉体にとっては行動が言葉。それだけが新たな知性と倫理を紡ぎ出す」なんて考え方もある。一概に全てを否定する訳にもいかない?
「しあわせ荘の管理人さん。」を語るうえで避けられないのは、キャラクターの濃さである。本作のヒロインたちはあえてリアル寄りな顔になっており、これが気になってしまう人も多いことだろう。無論、これは狙いがあってそうなっているのである。
本作のヒロインは、家庭に複雑な事情を抱えたお嬢様「桜井静香」、ハーフのツンデレモデル「橘・バルバラ・クリスティーネ」、そして多趣味なオタク「竹山日真里」の3人。本作では、この3人が本当に暮らしているかのように描写をするために、いかにも二次元キャラクターというデザインは採用できなかったのだ。
彼女たちはしあわせ荘で暮らしているため、毎日どころか時間ごとに行動や容姿が異なる。プールで泳いでいれば髪はまとめているだろうし、寝ているときは化粧をしていないし、寝起きは髪の毛がボサボサだったりする。服や下着だって変えていて当然だ。VRというもので眺めるのだから、そういうところでリアリティという説得力がなければならない。むしろ髪型が変化して誰だかわからなくなるようないかにも二次元なデザインは、生活感を描くのに不向きなのであろう。
女性とのコミュニケーションを楽しむという意味で類似ジャンルとなる「サマーレッスン」は、IGN JAPANのレビューで「リアリティを感じない」と評されたことがある。VRという現実と見まごう体験だからこそ、顔つきや動作、果ては干してある洗濯物といったものにまで説得力が求められるのだろう。その顔つきという点に関しては、「しあわせ荘の管理人さん。」のコンセプトは一歩進んでいるとすら評価できる。
しあわせ荘の管理人さん、おかゆを水で薄めたみたいなしあわせが90日間続くから本当にしんどい
— ラー油 (@daikai6) 2018年1月16日
しあわせ荘の管理人さん。プールに監視カメラをつけて住人の行動を監視出来るんだけどさ、カメラの映像を見るために管理人室に待機していると、他の住人の部屋にストーカーとかが侵入してくるから止めに行かなくちゃならないんだよ。変質者同士の変質者バトルなんだよ。
— 模範的工作員同志/赤野工作 (@KgPravda) 2018年1月12日
しあわせ荘の管理人さん。字幕表示されてる時に視点を動かして、サボテンが何か喋っているようなスクショを撮るのにハマッてる pic.twitter.com/SeZ2mWeQ04
— ラー油 (@daikai6) 2018年1月15日
しあわせ荘の管理人さん。彼女達は管理人の私をゴミを見るような目で見てきます。たまりません。 #PS4share pic.twitter.com/2Y3eHtyN5M
— Sa:Toshi feat.Ta;keshi (@ysystemax) 2018年1月12日
まぁ進化とは莫大な量の時間と死体の積み重ねの産物な訳でして。それにつけてもこれは…これは…