諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【オタク向けターミナルケア】「老人は如何に死ぬべきか」が「若者は如何に生きるべきか」の大源流?

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Literally — Because 19th century is full of funny historical...

サイバーパンク文学初期の名作の一つとされるルディ・ラッカー「ソフトウェア(Software、1982年)」は、州まるごと老境に達したヒッピー世代の老人ホーム化したカリフォルニアを舞台に、そうした人々が「サイバー化(全身スキャン過程で元の肉体は解剖され破壊され尽くして消滅)」によって第二の人生を歩む事になる物語でした。そういえば、そのフランス語への翻訳とフランス人芸術家への紹介が「E.T.A.ホフマン神経症幻想文学」同様にロマン主義運動の先駆けとなったゲーテファウスト(Faust、第一部1808年、第二部1833年)」もまた「老学者が悪魔メフィストテレスと再契約して第二の人生を生き直す」物語だったのです。

ルーディ・ラッカー(Rudy Rucker、1946年〜) - Wikipedia

*欧米においては、この流れや「ジェーン・オスティンのジェントリー文学」や「シャトーブリアンケルト文学」が(保守主義的思考の大元になった)ロマン主義文学の大源流となったと認識されている。共通するのは「小さな世界に生きる人間が、自らの五感と知識と判断力を総動員して自分なりの世界観を構築し、それに従って生きようとする」スタイル。

同様に多様性と多態性を重視する第三世代フェミニズムもまた、2010年代後半に入ると「自分達なりのライフスタイル・イメージの構築」に多大な関心を示す様に。

上記投稿は「ディズニー映画、メインストリームから脱落か?」という懸念の提示で終わっているが、なんと「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales、2017年)」によって奇跡の大逆転を果たす展開に。

こうした国際的流れを受けてか、日本では以下の様な話題が最近密かに盛り上がっている様なのでした…

さらにはこういう具体的オプションのイメージも…

なんかゲーテファウスト」で始まった流れが一周した感があります。そういえば英国の二次創作界の頂点には「60歳未満はすべからず小娘扱い」のジェーン・オスティン派が君臨し続けているという話も聞きました。日本の宝塚ファンに似た構図?