猫にいけない人の食べもので生卵の白身があります。白身に含まれる酵素が体のビタミンBを壊してしまいます。黄身は大丈夫です。ゆで卵や火を通したものは大丈夫です。また野菜類ではネギ類に加えて、青いトマトと生のジャガイモも腸に良くありません。肉食動物ですから、野菜は気を付けてください。
— 藤井動物病院 (@FujiiACC) 2018年4月26日
そもそもイエネコは地中海沿岸で家畜化されたのであって、当時は馬鈴薯やトマトといった新世界から伝来した作物と無縁に暮らしていたのですね。
しかも生卵に至っては、日本の全国どこでも安心して食べられる様になったのは(牛乳屋納豆同様に)冷蔵流通インフラが整備され、家庭に電気冷蔵庫が普及した高度成長期以降。
*実際、だから産業革命以前の時代には(鮮度を保ったまま輸送するのが不可能な)牛乳や卵や生鮮野菜などが国際的に「(地産地消の)田舎料理の材料」と解釈されてきたのである。「ミルクティは庶民向け、レモンティは貴族向け」といった格付けもこれに由来する。
*だからそれ以前の時代の「御馳走」が後世の人間にはそう思えなくなってしまった側面も。
ある意味「イエネコなる存在」、もはや生きた化石の領域にある?
とはいえ南米にもネコ科生物は存在する訳ですが…こちらはそもそもヒトの生活圏に一切近づかず「密林の肉食獣」として狩猟生活を送ってたみたいなんですね。
一方イエネコはネズミの代わりに「ヒトの心を狩るハンター」に進化? 苦手な食べ物を克服するまでもなく奴隷生物(ヒト)が勝手にそれを選り分けてくれるのである…
カワウソって顔は可愛いけど声が壊滅的に汚くて、その点、猫はズルい。人類が猫を飼いはじめたのは農耕が始まってからだけど、猫の声を不快に感じる人々はネズミに穀物をやられて生き残ることができず、結果、人類は猫の声を可愛いと感じるように進化させられたのかもしれない。
— Rootport◆5月コミティア【P15a】 (@rootport) 2018年4月29日
イエネコはヒトと暮らすようになってからほとんど遺伝的に進化していないという研究もある。ネコは最初から完成していたのだ。ネコを畏れよ。
— Rootport◆5月コミティア【P15a】 (@rootport) 2018年4月29日
ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト https://t.co/P6qKQZgSTk
なるほど…