諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【Fifty Shades of Grey】【性的消費される後藤さん】「男の欲望は野蛮で悪い/女の欲望はきれいで良い」?

英国の誇るMommy Porn(発売後3か月で3000万部を突破。これは『ハリー・ポッター』シリーズを上回る最速記録)E・L・ジェイムズ「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイFifty Shades of Grey、2011年書籍化)」に、岩明均寄生獣1988年〜1995年)」の「後藤さんの全裸ピアノ」シーンがあったのを思い出しました。御丁寧にもきっちり原作通り「身体能力を研ぎ澄ますのにちょうど良いんだ」的な台詞までセット…笑いが止まらなくなってしまい、先に進めなくなってしまった人が私も含め続出したものです(だから続きは全然知らない)…なにしろ、まさかの「性的消費される後藤さん」ですよ!! 誰が興奮しながら続きを読めるっていうんですか?

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上掲の「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」について国際SNS上の関心空間に滞留する匿名女子アカウントが「この程度で興奮出来るなんて、英国人ってお安いね」と小馬鹿にしてたのを思い出しました。映画化もされましたが評価は実に微妙…

配役については……グレイ氏が非実在的設定であるにしてももうちょっと誰かいなかったのか、とは原作ファンの誰しもが思うところなのでしょうけれども、あのねPVがね、あのほら2014年度再生回数トップを記録した公開前PVでのグレイ氏の初出がですよ、あれがいちばん上手く撮れていない画で、“もうちょっと誰かいなかったのかな? もうちょっとギリシャ彫刻系のクールビューティが……?”ってPV時点で思っちゃったのを引きずりつつ本編観はじめたわけですけど、実際動いてるところを見るとまあギリギリかな? ギリギリだな、あっ、今のは良かった、今のはグレイだった、あこれは違うグレイじゃない、あでもグレイ……、グレイ? あっ、あっ、グレイ、いや今のは全然、でもこれはグレイだ? んっ、んんっ???、とかギリギリのボーダーラインを行ったり来たりする彼をいちいち判定しながら鑑賞していたらですね何だかむしろドキドキしてきてしまいました。これは新種の吊橋効果なのでは?!

せめてエイドリアン・ライン監督映画「ナインハーフNINE 1/2 WEEKS、1986年)」超えは狙ってくると予測してたんですが、全然駄目だった様です。

こんな時代に、本当に一体誰がどこで「男の欲望は野蛮で悪い/女の欲望はきれいで良い」なんて信じ込んできたのやら…