これまでネット上で散々「ネトウヨ」とは罵られてきましたが、まさか「架空のマイノリティに憑依しての妄想代弁者」呼ばわりされるとは。日本のフェミニズム運動の動向が、国際SNS上の関心空間に2010年代以降集った「多様性と多態性を重視する」第三世代フェミニズム運動の挙げてきた成果とあまりに異なってしまった不思議を指摘したかっただけなんですが。
その一方で全体像を改めて俯瞰してみると、相手側はそれほど間違った事を言ってない気もしてきました。確かに「市民でなく市民団体のみが現実に存在する実体である」なる前提から出発すれば、私が「架空のマイノリティに憑依しての代弁者」にしか見えなくなってしまうのはある意味、当然の帰結なのでしょう。
*要するにそれって「とどのつまり他人など全員、自分にとって役にたつかどうかが全て」という宣言に過ぎない現実はさておく。まぁ誰だってそう考えてる側面はある訳だし。
杉田水脈を推薦して議員に祭り上げ、党の代表として今回の差別発言を批判することすらしない点で「安倍辞めろ」は筋違いではないよな。LGBT差別に限らず人権を訴えると「反アベ」へ行きつくことこそ問題。 https://t.co/FYGqkNPwtP
— くたびれはてこ (@kutabirehateko) July 30, 2018
こういう考え方もあるのか。「人権問題は必ず反アベに行き着く。それを認めない方が筋違い」? https://t.co/pi1vzGjydM
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) July 30, 2018
高プロ、山口敬之の暴行、被災者の苦境、モリカケなどなど権利の乱用、人権蹂躙の責任を問うと「安倍政権批判だ!与党叩きだ!野党の陰謀だ!」となる現状が問題だって話よな。そして野党による与党叩き、安倍憎しの屁理屈に耳を貸す必要はないと議論を放棄し、問題をもみ消そうとする。 https://t.co/ggMg0vDRpx
— くたびれはてこ (@kutabirehateko) July 30, 2018
海外の実際のLGBTsカップルは半ば自虐的に「(さらに余計な揉め事を抱えたくない)我々は統計的に有意な測定結果が出るほど品行方正な生活を送ってる。安心して養子を預けなさい」とか言ってます。そういう突破口が開けない現実軽視はどっちもどっち? https://t.co/48TMkORRzk
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) July 30, 2018
何がどっちもどっちかわかりませんな。品行方正でずば抜けて優秀なマイノリティであれば認めてもいいというのは典型的な差別として是正されるべきだわ。 https://t.co/Sa2AdNKXtw
— くたびれはてこ (@kutabirehateko) July 30, 2018
やはり頭についた「半ば自虐的に」のニュアンスの解釈が抜け落ちてましたね。「Reality is Real(生々しい痛みこそ生きてる実感)」なる当事者感覚に寄り添わない意見は、究極的には全て怪物化するという話なんですが。 https://t.co/P2zwVIH4f1
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) July 30, 2018
反差別とは「当事者感覚に寄り添う」ことではなく、人権の尊重を訴えること。差別問題の当事者とはマイノリティではなく問題を作り出しているマジョリティであり、人権侵害が認められたらどの立場にいる人でも問題に抗議すべきだわ。 https://t.co/h2q7MENftd
— くたびれはてこ (@kutabirehateko) July 30, 2018
なるほど。マイノリティ側の「どうしてどうして貴方達、勝手に私達の権利を代用しようとしてるの?」という叫びが通用しない訳だ。国際基準からすれば「目の前にマジョリティの差別者がいて、それを倒す戦線に参加する者だけがマイノリティである」なんて主張はかなりの急進派に入りますが。 https://t.co/G4sdHXDk3z
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) July 30, 2018
反差別とは人権を守る戦いであって、マジョリティvsマイノリティの戦いではない。架空のマイノリティに憑依して代弁する体の反論は悪手で筋違い。不毛なのでもうレスしてこないでね。 https://t.co/Ks68GBdonc
— くたびれはてこ (@kutabirehateko) July 30, 2018
この人さっきから話を二転三転させながらことごとく筋違いなことばかりいってくる。暇なのか。暇なら楽しくひとりでひとりごとをいっていてほしい。
— くたびれはてこ (@kutabirehateko) July 30, 2018
ちなみに私は、まさに貴方の様な「反差別と戦う為正義の戦士」から身を守る為にTumblr上に2010年代に形成された数十万人単位の「マイノリティ互助会」のメンバーで、そこでの主張を開陳したのみ。「空想上の存在は黙れ!!」という主張は初めて見ました。実に勉強になりました。それでは、ご機嫌よう。 https://t.co/oNo4lTgDRj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) July 30, 2018
何十万もの人が揃って根本的に間違った解釈をしていることがあるのは現政権支持者を見れば一目瞭然。どこのメンバーとか自己紹介もいらないし、テンプレートのような凡百の捨て台詞はいいから黙って退場してほしい。 https://t.co/Yof4BGifzV
— くたびれはてこ (@kutabirehateko) July 30, 2018
ここでいう「Reality is Real(生々しい痛みこそ生きてる実感)」とは、悩んでる当人から「私はこの問題で悩んでる」という宣言があったら、ひとまず反論する事なく現実の問題として受け止めて真剣に取り組む事(性自認問題と同じで当事者がそう感じてしまった以上「お前はイデオロギー的に間違ってる」とかアジテーションしたって仕方がない)。私の実際の仕事でしばしば「身体障害者の少なくとも一部は(何か問題が生じた時にリカバリーが難しいだけの)健常者として扱ってもらいたがってる(しかも「いつでも助けてくれたら感謝する」タイプと見掛け上区別がつかない)」とった問題に取り組まされてきたので、これまでそういう考え方を自然に受容してきたのですが…なるほど確かにそうした思考様式全体を「私にはそんなの全て想像に基づく妄想上の悪手にしか見えない」と断言されてしまえば反論の余地などないのです。なにしろ、その宣言もまた「Reality is Real」の規定は擁護してしまうのですから…
今回の杉田水脈の生産性発言で、友人が心配して連絡をくれたりするけど安心して。
— 松嶋 圭 (@x_zamurai) July 30, 2018
この騒動勃発後、二丁目のお店だったり我々の身には何が起こってるか。
当事者達は生産性って言葉を面白おかしく使って自虐して楽しんでるよ。
逆においしいくする。明るく楽しい方向へ持っていく。皆凄いんだよ。
レズのSNSを眺めたら、二丁目では「生産性カンパイ」や「生産性イッキ」などのコールが流行ってるとの事です
— み (@subebosa) July 29, 2018
*要するに「Reality is Real」の立場から出発するだけでは、例えば「地上に存在する全ての女性は男性から一方的に命令され、それに盲従する形でしか幸福感を得られない」なる男権論者の信念すら切り捨てられない。これが対応を一歩間違えばポグロムもホロコーストも否定出来なくなる危険な「文化相対主義(Cultural relativism)の罠」というやつ…
文化相対主義(Cultural relativism) - Wikipedia
また実際「市民でなく市民団体のみが現実に存在する実体である」という前提から出発すれば、確かにアクティビスト(しかも自分側)でないマイノリティは全員マイノリティ扱いする必要はなくなるし、そもそも「ダイバーシティ」問題との関係なんて完全に黙殺する事が可能になってしまう訳である。
*かくして政治的立場から「良鮮人」と「不逞鮮人」を峻別し、誰もが前者を褒め称えつつ後者を偏見の極みをもって嫌悪し続けた戦前人道主義の悪夢が再び蘇ってくる訳である。
【#サンデー・ジャポン】
— ねこおぢさん (@necoodisan) July 29, 2018
太田光「安倍首相も子供いないんだから生産性ゼロだよなw」
笑って話すこと? pic.twitter.com/yjIihkpddX
おかしい・・・山口敬之氏を叩いていたMeToo軍団が丸一日たっても性的暴行の慰謝料を値切ろうとして高裁に却下された上に同居女性に対するDVで米国で二度逮捕されていた菅野完さんを叩き始めない・・・。アベは何を企んでいるんだ・・・。
— 全部アベのせいだBot (@stop_abe_seiji) July 31, 2018
卑劣なアベのことです。metoo軍団や日本におけるmetoo運動の象徴的存在である伊藤詩織さんやフェミ団体を沈黙させ、彼等の運動が被害女性の為ではなくただの反アベ活動であるという印象操作をしようとしているのではないでしょうか?
— れおん (@sudachishiumai) July 31, 2018
まさか彼等も実はアベサポだったのか!?
*そもそもこうした人々の手になる「想像されたSNS」とはおそらく全体がこういう邪悪な感じ。確かに国際SNSには邪悪な側面もあるが、それが既に世界を結ぶ基本インフラにまで成長している事を認めない旧メディアの住民達は今日なお「工場の機械を破壊し尽くす事で産業革命到来を不可能にしようとした」ラッダイト運動(Luddite movement、1811年〜1817年)の扇動こそが正義と信じ続けているのだった。
Twitterには多くの煽動者が存在します。ターゲットを決めTwitterを炎上させる。煽動が、脅迫や数々の嫌がらせ行為に繋がります。
— 村上さとこ@北九州市議会議員 (@murakamisatoko) July 11, 2018
リンク先は一例です。ご本人は楽しいでしょうが、そのうち脅迫だけでは済まず、煽られた人が事件を起こし、人の死に繋がると思います。https://t.co/WGb92cJ5Ut
それほどにSNSは異常です。
— 村上さとこ@北九州市議会議員 (@murakamisatoko) July 11, 2018
私は政治家ですので意見や批判は受けます。しかし私に一斉に来たもののほとんどは議論でもない中傷でした。
想像も出来ない話だと思いますが、あなたが中傷する相手は心を持った人間です。
あなたが面白半分で叩く相手も生身の人間であり家族や友人がいます。
— 村上さとこ@北九州市議会議員 (@murakamisatoko) July 11, 2018
「この街には要らない」など沢山のハッシュタグを作られ、私の子どもも学校で中傷されたり、脅迫状に家族やスタッフが怯えて過ごし、私だけの問題ではなくなっています。
多くの人が傷ついています。
私を中傷する方々は動物を愛するなど優しい心をお持ちと拝見しますが、こと相手が人間となると完膚なきまでに叩きのめし潰すことを目的とする。その落差に恐怖を感じます。
— 村上さとこ@北九州市議会議員 (@murakamisatoko) July 11, 2018
ここにSNSが生み出す異常性があるのでしょうか。平日の昼間からツイートできる余裕のある方々なのでしょうか。何か実生活で鬱憤があるのでしょうか。
— 村上さとこ@北九州市議会議員 (@murakamisatoko) July 11, 2018
皆様の心にも1日も早く平穏が訪れることを願います。
Twitterの中よりも、もっともっと世界は広いはず。
*海外ではSNSがそれこそ電話網のレベルまで日常化し、そこで繰り広げられる様になった「マジョリティのマイノリティへの迫害」「親による子供の監視」から逃げ出す形で国際SNS上に関心空間が形成され、むしろこの流れが吸収し損なった「急進派」が既存SNSを撹乱する反撃に出て「オルタナ右翼」と呼ばれる様になった。日本はこうした歴史的経緯から完全に取り残されている。実際の「オルタナ右翼の若者」は「絶え間なくJokeを連発し続ける事で自分を常にHighな状態に保ち続けようと努力し続けているが、その正体は自らは何も信じてないゲッベルス・タイプのニヒリスト」に過ぎず、むしろ実際の問題は彼らに好き勝手扇動されてしまう圧倒的多数の「(メディアによる総動員体制を疑う事なく受容してきた)旧タイプ人間」の後処理問題という認識がまるで存在しないのである。
でもまぁ、いわれてみれば確かにその国際SNS上の関心空間においてすら、しばしば自称リベラルの方々がそこで「自分がそれまでそういうものだと信じてきたマイノリティ(WASP以外の異人種、女性、LGBTQA階層など)の例外」と邂逅し「(まさにそうした連中の「偽物呼ばわり」を撃退する為に集って関連投稿の回覧数を数十万単位に引き上げてるにも関わらず)貴様らがどんなに卑劣な工作を仕掛けてきても、自分が知ってるマイノリティこそ本物という信念は揺るがない!!(自分の属するコミュニティに戻れば私の様な考え方こそマジョリティなんだからな!!)」とか勝利して去っていく景色が幾度となく目撃されてきたものです。なるほど、彼らもそういう立場に立っていたんですね…要するにこれは「(敗れた側が「虚構」として最初からいなかった事にされる)現実VS虚構」の戦いなのだ?
実際、国際SNS上の関心空間への挑戦者の中には「トランプ支持を打ち出したマイノリティは、その時点でもうマイノリティたり続ける資格を失った。人道主義と人類平等の理念達成の為に最後の一人まで虐め殺すのが国際正義!!」と宣言して去っていく人が大勢いるし別に「日本だけ例外」なんて話でもなかったりする…