諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【2000年代とは何だったのか?】「西洋史的展開」の21世紀版とも。

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 「華氏451Fahrenheit 451、レイ・ブラッドベリ原作1953年、フランソワ・トリュフォー監督映画1966年)」も「 リベリオン邦題REBELLION、原題Equilibrium、2002年)」も集立(Ge-Stell)システム(後期ハイデガーいうところの「特定目的達成の為に手持ちリソースを総動員しようとする体制」)の顕現として第一に「国家主義それも「戦争遂行装置」としての側面)」に強く拘泥しつつも(国際サイバー戦争の「戦後」を描くTV系サイバーパンク文学や「マトリックスThe Matrix)三部作(1999年〜2003年)」を経て)「集立Ge-Stellシステムとしての個人」とそれが対峙する展開へと次第に移行していきました。

そして次の段階では「(各個人の集立(Ge-Stell)システム性を犯罪的クラッカーから守る正義の国家権力」なる概念が浮上してきます。「 ロックマンエグゼシリーズ2001年〜2009年)」に「PSYCHO-PASS サイコパス・シリーズ2012年〜)」…

その都度、人間は原点すなわち「戦慄と崇高が同居する宗教的体験」に立ち返り、やがてそれとの決別を余儀なくされてきた?

それはある意味、南アフリカトールキン文学からブロムカンプ監督映画の間に経た「(西ローマ帝国を滅ぼした蛮族が何時の間にか地中海世界より繁栄して世界最大勢力へと変貌していく西洋史的展開」の再来だったとも。

どうやら2000年代は、こうした観点からも振り返る必要がある様なんです?