ハーグリーブス「いっぺんに8本の糸を紡げるマシンを発明したで!ジェニー紡績機や!!」
— Rootport (@rootport) October 30, 2018
近隣住民「そんなんうちらの仕事が無くなるやん!叩き壊せー!!」
~数年後~
ハーグリーブス「えらい目に遭ったわ…。せやけどお金持ちから出資してもろたし引っ越して工場もできた!」
近隣住民「叩き壊せー!!」
産業革命期の発明家にはよくあることだけど、ハーグリーブスは決して高い身分ではなかったしお金持ちでもなかった。新しい紡績機の発明で一発当てられると考えていたわけだ。なのに繰り返し暴徒に襲われてしまうとか不憫すぎて綿花生えるww
— Rootport (@rootport) October 30, 2018
QT「18世紀後半にはジェニー紡績機は広く普及して使われるようになったが、ハーグリーヴスは自分の発明でほとんど儲けることはできなかった」
— Rootport (@rootport) October 30, 2018
(´;ω;`)ブワッ
ジェニー紡績機は女性1人で動かせる装置なので、現代では高価な機械装置と見做されない傾向がある。けれど当時の遺産目録では、従来の手紡ぎ車が1シリングしないのに対し、24本の糸を同時に紡げる改良型のジェニー紡績機は70シリングと記載されいる。つまり、資本と労働の比率は70倍になったと言える。
— Rootport (@rootport) October 30, 2018
前近代において女子が「軽工業(繊維産業)」分野に進出する事には貨幣経済史上、極めて重要な意味が意味がありました。対価を現金で受け取る様になった関係上「消費者」として意識される様になったのです。