そう、気温図は「階数0のテンソル」、風力図は「階数1のテンソル」なんですね。
数字だらけの説明図とグラフを詰め込んだスライドで、理系臭のする専門用語主体の講演を行い、もはや学会発表レベルの内容にも関わらず、全世界の多数の市民が食い入るように毎日眺める動画がある。天気予報だ。そこには庶民啓蒙用の科学番組に特有の子供騙し感が一切ない。ガチ理系番組で好感が持てる
— 解答略 (@kaitou_ryaku) August 9, 2019
テンソル(英: tensor, 独: Tensor) - Wikipedia
線形的な量または線形的な幾何概念を一般化したもので、基底を選べば、多次元の配列として表現できるようなものである。しかし、テンソル自身は、特定の座標系によらないで定まる対象である。個々のテンソルについて、対応する量を記述するのに必要な配列の添字の組の数は、そのテンソルの階数とよばれる。
例えば、質量や温度などのスカラー量は階数0のテンソルだと理解される。同様にして力や運動量などのベクトル的な量は階数1のテンソルであり、力や加速度ベクトルの間の異方的な関係などをあらわす線型変換は階数2のテンソルで表される。
物理学や工学においてしばしば「テンソル」と呼ばれているものは、実際には位置や時刻を引数としテンソル量を返す関数である「テンソル場」であることに注意しなければならない。いずれにせよテンソル場の理解のためにはテンソルそのものの概念の理解が不可欠である。
生活に密着してるのも強さの秘訣?