諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】「罰がなければ、逃げる楽しみもまたない」?

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世界はどんどん狭くなる…

国際SNS上の関心空間匿名Korean勢「韓国固有の価値観みたいなもの」から逸脱した/追放されたディアスポラ)と一緒に行動してた 時期に目にした光景。

 「一緒に行動してた 時期」とある様に、この集団はもう現存していません。「国際SNS上の関心空間のフロントエンドとしてのTumblrの死」は例のポルノ駆逐騒ぎが起こるずっと以前から始まってました。というより、むしろかかる衰退を目の当たりにしたからこそウルトラ・フェミニズム勢が動いたという側面もあったかも。何しろ、それまでずっとやられっぱなしでしたから。「驕れる者も久しからず」?

「ネット社会こそまさに暗黒時代状態であり、だからこそゲーム・オブ・スローンズは国際的にヒットしたし、むしろ実社会もそうなれば良いと考える人が現れた」

少なくともこちら側は日本のリベラル層の様に「弱者救済の為なら何でも抹殺して良い->本当に暗黒時代に回帰したら弱者から真っ先に淘汰される」矛盾など抱えていない。どうして国際SNS上の関心空間においてはトランスジェンダーコスプレイヤーが、第三世代フェミニストとBlack Establishmentとカソリックが組んだのか? ネット社会においては数の優位意外に自分を守ってくれるものなど何もな勝ったから。まさにそうした実体験に根差して「実社会も暗黒時代へ回帰した方が少しはマトモになるかも」と考える様になった人々も多少はいたという事である。

久しぶりにウォール街を占拠せよOccupy Wall Street、2011年〜2012年)」末期のバットマン事件」とか暗黒時代回帰主義者Dark Age Regressionist)」の話を言葉にしてみてふと、これらの動きは全て連動していたのかもしれないという考えに思い当たりました。

  • バットマン事件」の様な明瞭な迫害があったからこそトランスジェンダーコスプレイヤーが、第三世代フェミニストとBlack Establishmentとカソリックが組んだ。
  • 迫害が弱まればこうした結束が失われると予感した人々の中から暗黒時代回帰主義者が現れた。
    *そう言えばイブン・ハルドゥーン(1332年~1406年)のアサビーヤ(عصبية 'aṣabīyah)論も王朝交代を「人間扱いされない辺境の蛮族のルサンチマンが中央集権を倒す」繰り返しとして説明する。
  • 実際に「罰がなければ、逃げる楽しみもまたない」予感が当たってコミュニティは解体に向かってしまった。

さらなる背景に「2000年代前半のFacebook上における親の監視機能充実が子供をTumblrに亡命させたが、新世代はInstagramを選び、旧世代も次第に合流」という流れもありました。それはそれとして、当時のTumblr独特の梁山泊的雰囲気は実は上の様な展開に支えられており、むしろその雰囲気が次世代に嫌われて衰退したという側面があったのかも…