諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】「世界文化のバックアップ用外付HDD」としての日本?

実は日本にも「自主規制」に邁進して「子供向け漫画」の枠内に留まり続けた「少年向け月刊誌」が、冒険を恐れなかった「少年向け漫画週刊誌」に淘汰されていた歴史があったりして。

f:id:ochimusha01:20200516064342p:plain

全体像を俯瞰してみると、和製コンテンツの一貫性って案外ある種の「定期的再評価」に支えられていたりする側面があったりして。

  • 松本清朝らの社会派ミステリに一旦は完全に駆逐された横溝正史金田一耕助シリーズ(1946年〜1980年)」や(少年向け漫画週刊誌に淘汰された「少年向け月刊誌」時代を支えた江戸川乱歩の「少年探偵団シリーズ(1936年〜1962年)」の1970年代再評価

  • 仁義なき戦いシリーズ(1973年〜1976年)」や「魔界転生(1981年)」ばかりか「バトルロワイヤル・シリーズ(2000年〜2003年)」も手掛けた深作欣二監督、映画「武士道残酷物語(1963年)」原作「被虐の系譜1963年)」や漫画「シグルイ(2003年〜2010年)」原作「無明逆流れ(1957年)」「駿河城御前試合(1964年)」で知られる南條範夫の時代超越性。

  • 生きていたプログレバンド人間椅子の最近の国際的評価獲得。

そもそも日本には「世界文化のバックアップ用外付HDD」なる定評があって、例えば古代中国の諸子百家文書のうち、大陸では思想的弾圧を受けて抹殺された法家文献の多くが日本で後世「再発見」されたりしてるんですね。

f:id:ochimusha01:20200516080335p:plain

  • ヌーベルキュイジーヌNouvelle Cuisine以前のフランス料理文化…まぁ「洋食の父サリー・ワイル料理長Saly Weil 1897年〜1976年)の名前が挙がる分野とか。

そして、その集積性故に「思わぬFusion(融合)を引き起こす」。例えば所謂「魔法少女」とかも明瞭に米国産ホームドラマ起源ながら…

そして…

ボリウッド同様、最近注目してる分野。香港映画やカナダ映画オーストラリア映画同様、自国作品に「後続が超越せねばならない古典」が登場してから俄然面白くなってくるのですねぇ…