私の頃は「パンの体積は、無限に薄くスライスし続けると究極的には面積の一種として扱える(微積分の概念が発明された同時期、和算もその概念に迫りつつはあったが、ライプニッツやニュートンと異なり、どうしてもこの「究極的には」の部分が超えられなかった)」と教わりました。そうやって歴史問題に関連付けられると、文系人間も俄然燃えるのです。
文系向け「統計学入門」の授業で、どうしても積分を説明する必要があった。教科書に出ている統計表(正規分布表)を見るため、だけでも、積分=面積、の理解が必要だった。それを1枚のスライドにまとめた。公開します。ご笑覧下さい。(ご笑覧シリーズ) pic.twitter.com/g649rDrmsC
— MIZUNO Yoshiyuki水野義之 (@y_mizuno) 2020年8月1日
文系でも高校で微積はそれなりにやった記憶がありますが、今は違うのでしょうか?
— 英語にビビりマン@WFH (@hikosans) 2020年8月1日
典型的な受験と文理分別の弊害、私が現役だった20年前から変わらないですね...。データ社会の今、微積と線形代数はリテラシーとして必須化が必要な気がします。
— 英語にビビりマン@WFH (@hikosans) 2020年8月1日
私はこの面積の概念を、理系の同級生から、物理の加速度と速度と移動量のテスト勉強してるときに(公式覚えなくてもできるよ)教えてもらって、非常に腹落ちしたので、その例えも分かりやすいかもです。
— ミレー (@mizusawa1977) 2020年8月1日
速度メーターとトリップメーターもその原理とか脱線すると記憶に残りやすいかもです 笑
なるほどね〜。ただし、数字に付随するdimensionの概念も必要だし。でもそれを前提にすれば、この区分求積法的なやり方は、意外に生活に根ざしているかも。
— MIZUNO Yoshiyuki水野義之 (@y_mizuno) 2020年8月1日
dimensionの感覚は本当に重要ですね。学校の算数や数学ではdimension意識させないので余り教育的ではありませんね。電力と電力量なんてのは日常生活で理解しておく必要がありますから。
— 権助爺 (@gonsukejii) 2020年8月2日
経済学の限界費用も微積分でいうと総費用の導関数ですが、やはり教科書では数列や差分のように説明しますね。
— 松本和志 (@santikazushi) 2020年8月2日
数学で行き詰まるのは、なぜ、これがああいう式で表されるの?が分からないまま、授業は先に進んでしまうため。そこを出発点に帰りつつ説明する先生の説明は傑作ですね。データサイエンス流行りの今、この方法は大切。 https://t.co/kewGNhRdeO
— masanorinaito (@masanorinaito) 2020年8月2日
むしろ最近まで悩んでたのが「等差数列の原点は0」「等比数列の原点は1」 という問題…これ文系理系を問わず結構深い問題で…