諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【iモード終了】後世おそらくこの時代は「暗黒時代」と呼ばれる…

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そっか…言葉も出ない。

最近の研究によれば、カンブリア爆発(Cambrian Explosion, 5億4200万年前~5億3000万年)に突如として今日見られる動物の「ボディプラン)」が出そろった様に見えるのは、この頃から(「初代百獣の王」アノマロカリスの様な俊敏な捕食動物が現れ、それに退耕すべく)生物が骨や殻を備える様になって化石を残す様になったから。

そして実際「化石を残す」条件を満たせなかった「マルチメディアCD-ROM」「携帯電話専用インターネット向けコンテンツ」「黎明期掲示板文化」などが急速に忘却の彼方へと追いやられつつあります。

作中のルスブン卿を「自分を捨てた恋人バイロン卿に見立てたポリドリの「吸血鬼The Vampire、1819年)」からブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラDracula、1897年)」までの間には大きな空白期が存在します。

元来そこを埋めていたのは米国で「ダイムノヴェルDime novel)」、英国で「ペニー・ドレッドフルPenny Dreadful)」や「シリング・ショッカーShilling Shocker)」と呼ばれた廉価単行本に掲載された無数の翻案劇や翻案小説の類でした。近年はサルベージされてアンソロジーなども編纂されていますが、正直いってそっと埋め戻したくなる様な内容のものも少なからず含まれていたりします。

まぁ実際「残す価値ある?」と言われたらそれまでなんですが…実はそういう事を気にする様になった段階で老害の仲間入り?