アイザック・ニュートンが 「 私が世間からどのように見られているか知らないが 私自身は海岸で遊ぶ小さな子供のようなものだと思っている ときに少しなめらかな小石やきれいな貝殻を見つけて喜んではいるが 真理の大海は私の前に未発見の儘広がっているのだ」 と云っています。
ましてや「浅瀬で遊んでる数学初学者」なんで、間違いなら幾らだって犯します。
どうやら共訳複素数の動きを側面図に見立てた場合、正面図に該当するのはやはり「円形尺(Circular Scale)にSin(θ)を射影(Projection)したもの」が正解だった様なのです。
ならば殆ど同じに見える「円形尺(Circular Scale)にERF(x)を射影(Projection)したもの」とは一体何なのか…考えてみればピッチを倍に設定しています。という事は…
答えはこんな所にありました。
これまでの映像作品に登場したワームホールの入り口は、『 スタートレック: ディープ・スペース・ナイン(1993年)』のように漏斗状(じょうご状)に表現されていた。しかしこれは、三次元構造を二次元に落とし込んだ時の模式図に基づいたものである。正しい表現は、どの方向から見ても穴に見える、三次元の“球体”になる。しかもこの"球体"は重力レンズ効果によって裏側まで見通せるのである。
そう、観測原点(Observation Origin)0から出発するERF(x)が扱うのは無限遠点(Infinity)、すなわち観測原点を北極(Arctic)に見立てた場合の南極(Antarctic)での収束(Convergence)ですから、そこには結果として水平線/地平線(Horizon)を通り過ぎた向こう側まで表されているのですが、何せERF(x)は収束が速いので、その部分を直感的に「誤差として切り捨てる」事が可能だったというのが真相だった訳です。つまりこれはブラックホールの見え方だったという次第…
ついでにもう一つ重要な事に気付きました。この円形尺(Circular Scale)にexp(sin(θ))を射影するとこう見える訳ですが…
これは以前投稿した世界卵(World Egg)の下半分なのです。
そしてそれは同時に以下のグラフの第二、第三、第四象限を繋ぎ合わせたものに他なりません。第一象限は…事象の地平線(Event Horizon)の向こう側に逝ってしまうのですね。
さて、このパラダイムシフトを既存の数理に組み込むにはどうしたらいいのでしょう? そんな感じで以下続報…