諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】「あらゆる執心を離れた境地」について。

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仏教では「あらゆる執心を離れた境地」を理想視しますが、問題はそれに辿り着く過程なのです。例えば平安王朝文学辺りを読んでも、深く仏教に帰依しながら「自ら愛憎まみれの業の深い人生を送った末にその境地に辿り着くのでなければ意味がない」と考える人生観を窺わせます。

マルコムXの名言を思い出します。「何人たりとも誰かに自由を与える事は出来ない。自ら掴み取った者だけがそれを手にする」。今調べてみたら、原義とは随分とニュアンスが異なっている様ですが、若い頃にこの言葉に出会ってから「究極の自由は専制の徹底によってのみ達成される」ジレンマと併せ、この形で座右の銘にしてきました。

それを正く知る事と、それを実際に生きる事の間に横たわる深淵?