最近Twitter界隈で「コミュニケーション術」に関する話題が盛り上がっています。
大人になってわかったことの一つ。私は自分のことをコミュ障と思っていたが、実はそうでもなくて、コミュ力を売りにしている体育会系やマスコミ系の人たちのノリが苦手なだけだった。陰キャのノリでいいならコミュニケーションできる。そしてそのノリで案外世の中やっていける。
— 真弓創 (@nofun1978) 2021年4月13日
長年「スクールカースト上位者が醸し出すノリについていけない奴はNG」みたいな思い込みがあったが、スクールカースト上位者が実社会でも上位にいるとは限らないし、上位じゃない人間のほうが圧倒的多数なんだと気づいて楽になった。
— 真弓創 (@nofun1978) 2021年4月14日
この投稿についての反応。
私が未だに解せないのが、体育会系や陽キャの「うぇい」や「トゥース」だけで意思疎通出来ていて、そう言う人が社会でも上位でその情報量で世の中の重要な事が決まって行くのが不思議…あれって微妙に波長を変えて発音してるのか…
— ハイパージョナサン (@hyperjonathan) 2021年4月14日
コミュ力が高いとはノリのよさではなく他人を尊重できる能力の高さかなと最近思っている。ノリがよくて自称コミュ力高いマンでも気遣いゼロで傍若無人ならコミュ力低いと言えるし、口下手でも相手を気遣った距離感で信頼されるならコミュ力高いと言える。只の迷惑マンの自称コミュ力高いマンは割といる
— ドール先輩の修復カルテ刊行&WEB展覧会付PV公開中:関口暁人 (@sekiguchiakihit) 2021年4月14日
陰キャだったが、無理して陽キャDQNのふりして早17年。
— ファンタジスタ総入れ歯 (@NFJc8yDRfh5xgbL) 2021年4月14日
会社、妻の友達、みんな俺の素をしらない。
だいぶ疲れた。
確かに…ノリノリでテンション高めの集団の中で気後れしてしまう(>_<)
— 福狸ゆみ*ポンポコ占い師🔰令和乙女合戦チャカポコ✌️ (@44eGHtdQLWkAm2U) 2021年4月13日
僕も自分の事をコミュ障だと思っていたが、周り曰く空気が読めるだけだった。
— サウスポー【瞑想bot】【うなぎ】【粗茶】 (@minnahomodati) 2021年4月14日
1つ特技だとも思ったけど空気は読まずに吸う。
息を詰めた後は抜かないと苦しくなることを知った。
コミュニケーションスタイルに正解はないですよね!そして、自分のキャラを決めてしまえばコミュニケーションは意外とラクにとれますよね。とても素晴らしい発想だと思います!
— コミュトレ|10万人のデータ分析×コミュニケーションスクール (@CommuTraining) 2021年4月14日
補足説明的なやつ。
それでは、本日のマガジンのお時間です! / 白饅頭日誌:4月14日「『コミュニケーション能力』の不都合な真実」|白饅頭 @terrakei07 #note https://t.co/fataFOoM1j
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)⛅ (@terrakei07) 2021年4月14日
就職活動において、もっとも重要視されるスキルである「コミュニケーション能力」――しかしながら、いったいなぜこの能力が重視されるようになったのか。学生側からすれば、どこもかしこもコミュ力コミュ力と、自分たちを「コミュ力」で商品化されているようで納得できない部分もあるだろう。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)⛅ (@terrakei07) 2021年4月14日
自分が後輩たちに就職のアドバイス(aka反面教師)を求められたときも「コミュニケーション能力が大事」であると助言する。すると彼らは「またコミュ力の話か、もういいっての」とがっかりした顔をする。しかしながら「コミュニケーション能力至上主義」の裏側にある真実を知れば、その理由がわかる。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)⛅ (@terrakei07) 2021年4月14日
企業側は一人ひとりの応募者の個別の能力や適性を見ていくこともできるが(学生側がそれを求めていることはわかっている)、しかし「コミュニケーション能力」はそうした能力を統合したスキルとして一定の信頼性を担保してくれるため、企業側は、わざわざ各種スキルについて深堀りする手間が省ける。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)⛅ (@terrakei07) 2021年4月14日
「コミュニケーション能力」の高さは、単純に「コミュニケーションのうまさ、スムーズさ、スマートさ」あるいは「人間関係調整能力」だけを示してくれるパラメーターではない。この能力によって、他の能力についても同時発生的にある程度の「確からしさ」が保障される。だからこそ重宝される。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)⛅ (@terrakei07) 2021年4月14日
端的にいえば「コミュニケーション能力」は、「本人の努力ではどうすることもできない能力」を推し量るためにきわめて優秀な能力であり、その能力こそが、企業にとっては重要な「リスク回避」のための指標となる。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)⛅ (@terrakei07) 2021年4月14日
真面目に大学に通っていた人より、要領よく過去問などを集めたりしていた人の方がいいところに内定するという「大学生あるある」がなぜ生じてしまうのか――そういう哀しみにも一定の解答を見出すことができるのが本日のテキストです。光属性の小話です。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー)⛅ (@terrakei07) 2021年4月14日
https://t.co/CaoUG7dECX
— DBS (@6ra9moman) 2021年4月14日
新人教育する立場になると、「コミュニケーション能力」と呼ばれる包括的要素群がいかに重要かよくわかる。言語化能力によって理解のスピードや深度に残酷なほど差がつくし、「ある作業ができるようになる」という一文の意味合いが全然変わってくるのだから…。
学生の頃はコミュ力のことを、周囲を盛り上げるようなトーク術だと思っていたので自信なかったが、働き出したら報連相の能力だとわかった。
— べーやん。 (@84bko) 2021年4月14日
@terrakei07 #note https://t.co/Tyo7u6eex0
この流れで思い出したのが、とあるQiitaの人気投稿で語られた「凄腕エンジニアのコミュニケーション術」。とにかく「木でなく森を見よ」感が物凄いのです。
1.スポンサーをゲットしろ。スポンサーとは君の案件について、強いモチベーションを持つ役員のことだ。もしそのようなスポンサーがいなければ、その案件は中止し他のもっと重要なものにフォーカスしよう。役員を説得しようとするな。彼らはきっと君の相手に疲れてしまうから。
2.君の案件が最重要案件だと思い込むな。会社には君の案件より重要な無数の最重要案件がある。その時は辛くても、その新しい案件にフォーカスしなおし、時が来るのを待とう。
3.社内の様々な部署の人間とネットワークを構築しよう。
4.経理を学習しよう。
5.プロダクトマネジメントを学習しよう。
6.スピードよりクオリティを優先しよう。急いでもそんなによいことはないし、急がせることは君の責任ではない。よりよいものを提供するために十分な時間を確保しよう。
技術論でいうと「TLSに習熟しろ」と繰り返してるのが印象に残りました。
その後、ワイヤレス需要の高まりからWEP(Wired Equivalent Privacy,1997年~)やWPA(Wi-Fi Protected Access,2003年~)の概念が追加されます。
しかしながら、こうした説明を読み解くには以下の様な「インターネット技術の略史」についての基礎教養が必要となるのです。
異機種間のデータ通信を実現する為に通信機能を7階層に分けて各層ごとに標準的な機能モジュールを定義した「OSI階層モデル(Open Systems Interconnection)」は、1984年にISO(国際標準化機構)と当時のCCITT(国際電信電話諮問委員会/現在のITU-T)が共同で策定した概念モデルである。特に企業向けの大規模ネットワーク機器では、この概念でその機能を説明される事が多い。
その一方で実際の現場においては1969年より運用を開始したARPANET上で開発が進められた「NCPプロトコルと1822プロトコルの階層構造」に由来し、1983年以降はARPANET全体がそれに完全移行したTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)プロトコルが優勢となっていく。
- ネットワーク機器間のハードウェアの違いを吸収するのがOSI階層モデルでいうとネットワーク層(L3)に位置するIPプロトコルの役割である(上掲のWEP/WPAプロトコルなどもこのレベルで組み込まれる)。
- その上のトランスポート層(L4)に位置するTCPプロトコルは、動画ストリーミング配信やリモート会議の様なライブ配信の様なリアルタイム性、速度、時間辺りの転送量を要求される用途で使用されるUDP(User Datagram Protocol)と必要に応じて使い分けられる。
- ここまでがOSが吸収する部分で、そこから上の層は原則としてアプリケーション層(L7)に置かれた(ユーザー側に対する見せ方として)HTTPS(Web)やSMTP/POP3(メール送受信)やFTP(ファイル転送)やtelnet(コマンドライン)の様な通信アプリケーション・プログラムが管轄するが、実際には同じアプリケーション層に置かれるSSH(Secure Shell,1995年~)やセッション層(L5)に置かれるSSL(Secure Sockets Layer,1994年~) /TLS(Transport Layer Security,1996年~)の様な暗号化モジュール、プレゼンテーション層(L6)に置かれた文字コード/改行コード管理モジュールと連動して動作する。
ネットワーク・サービス・トレンドの歴史的推移に目を向けると、こうした全体像がさらに立体的に浮かび上がってくる。
- 1971年にBBNのレイ・トムリンソンが世界初のネットワーク経由の電子メールを送信 (RFC 524、 RFC 561)。1973年には早くもARPANETのトラフィックの75%を電子メールが占める様になっていた。同年よりFile Transfer Protocol (FTP) の仕様「RFC 354」が定義され実装もされている。
- 1977年にはNetwork Voice Protocol (NVP) の仕様「RFC 741」が定義され音声トラフィックを扱う仕様も実装されたが、技術的欠点があった為に歴史のこの時点で電話会議が実現する事はなかった。1990年代に入ってから新たな進展が始まり、実際にそれが普及するのは2000年代に入ってからとなる。
- 1990年代上旬より開発が始まったHTTP(Hypertext Transfer Protocol)は、それまでのIPアドレスのみで相手を特定する方式では「人員問題により自前でWebサーバが運用出来ない企業のホームページがホスティングを依頼されたISP (Internet Service Provider) の同一サーバ上に大量に存在する状況」に対応出来なかった事から1.0(1996年)より1.1(1997年)へと移行した。これを契機にName Base Virtual Hostの概念が固められ、World Wide WebにおけるWebページなどのリソースがUniform Resource Identifierによって指定される仕様(HTTP を使用してリソースにアクセスする時はhttp: が先頭についた URL を使用する仕組み)が制定されるとたちまち普及。1998年には既にインターネット上の通信の75%がHTTPによるものとなっていた。
- インターネット・セキュリテー強化需要は既に1980年代後半には発生していていたが、実際に定着するのはトラフイック増大が本格化し、SSH(Secure Shell,1995年~)やSSL(Secure Sockets Layer,1994年~) /TLS(Transport Layer Security,1996年~)の様な暗号化モジュールのリリースが相次いだ1990年代に入ってからとなる。
- 現在につながるトラフィックの爆発的急増の契機となったのがアマゾン社によるAWS(Amazon Web Services,2006年~)リリースで、2012年には既に不可逆的な形でのSNSを流れるデータのリッチ・コンテンツ(静止画、GIF、音声データ、動画)化やスマートフォンのFirst Scree(何かあると真っ先に確認するメディア)化が可視化されるまでに至っていたのだった。
わずか半世紀強の間に、人間社会はこれだけの変化を経験してきたのである。
さらに最近発表された大学共通テストの「情報」科目のサンプル問題には、こうしたアーキテクチャーについて、さらに「(それぞれの通信プロトコルについて)災害時などに際しての障害への強弱」を問う内容が収録されていました。上掲の全体像に付帯したさらなる応用知識を求められる時代という訳です…
記述統計につてもかなり掘り下げた出題がありました。「今季のサッカーチームの全試合結果から、各試合の勝敗に寄与した各チームの特徴を抽出する(ライブラリ殺しの「標本偏差からの標本相関係数導出」)」とか、主成分分析(PCA=Principal Component Analysis)辺りにつなげる気マンマンの良問…
*こっちは時代の流れへのフォローアップだけで精一杯というのに。まぁ21世紀にも入って「正規分布原理主義」や「平均至上主義」もないだろうという点には同意しますが、それはそれとして、とほほほ…
さらには、こうした動向を受けて様々な塾が「これらの知識を小学生時代から教授する」カリキュラムを発表すると宣言しています。ただでさえ現時点において既にTwitterやQiitaには「スーパー高校生」や「スーパー中学生」の類が溢れかえっているというのに、その流れがさらに加速するのは間違いなしといえましょう(そういば昔の中学校にもアマチュア無線部辺りに電気工学に滅茶苦茶詳しい輩とかが屯していてパソコン登場後はそういう流れが加速したものである。そう考えれば当然の帰結に過ぎない?)。
*Twitter見に行って初めて女子と知った。ハンダゴテ片手にハードウェアをバリバリ組むタイプで、男子生徒から「Cはいいぞぉ」と囁かれて、今年に入ってからPython使いに転身してた。もうデバドラ自分で書き出すまで秒読み状態? 情報量が多過ぎて、何をどう考えていいものやらさっぱり…
*どうして家に普通にRaspberry Piが転がっているのか?
果てさてこんな時代の真の意味での「コミュニケーション技術」とは?
「ITなんて若いモンにやらせときゃいいんだ」という偉いヒトの空気に乗っかって何も学ぼうとしなかった連中が、昨今の諸々でいよいよ現場業務に支障が出るレベルで追い詰められた危機感からテクハラとか言うようになってきたんじゃないかと。
— a2see@VNOSバーチャルCEO (@a2see) 2021年4月8日
誰がが「テクノロジーに無知・無理解で業務に支障が出るレベルの状況をテクハラと呼ぼう」と言ってたんだけど、そうやって言葉を逆にハックしてしまうのも有効かもしれないなと。
— a2see@VNOSバーチャルCEO (@a2see) 2021年4月8日
そもそも、業務に必要だからやってるのであって、必要ないテクノロジーなんて誰も無理に押し付けようとしてないだろうし
たぶんほんとにこれ
— 駆け出しブロッコリー (@broccolipapa8) 2021年4月8日
新人が加害者になるとかよく言えたなって思う
結構わかるなあ
— ぞうすいはよいぞ (@Taiga_Egoshi) 2021年4月8日
少なくとも、こういう大人にはなりたくない…