ボードゲーム・デザイナーのアレックス・ランドルフ氏が米軍情報局員出身で、学生運動が盛んだった時期の日本でも活動していた事、そして当時の経験が「ガイスター(Geister,初版1982年)」のゲーム・デザインに影響を与えた事はあまり知られてません。職業柄「どういう任務の過程で何を目にしてそれをどう活かしたのか」については生涯語らなかったそうですが「味方の不穏分子を敵に処理させても得点となる」殺伐としたゲーム性にある種の「革命のリアリティ」を感じずにはいられないのです。
あずまん、ここ10年でリベラルに絶望しきったようなこと言ってるな
— ピンフスキー (@hideyosino) 2021年5月7日
東浩紀、「SNS民主主義の夢と挫折の10年間」を語る!(週プレNEWS)#Yahooニュースhttps://t.co/y6r6fX6nOY pic.twitter.com/B4CqGWG2dR
あずまんは社民党のえらいさんの息子じゃないから生まれ育ちでパージされた感じですね。
— ちょこらーたはジムキャノンがお好き (@tyokorata) 2021年5月7日
この人めちゃくちゃ優秀だったらしいのにねぇ...東大同期の人が言うには、同期文系トップ級だったらしい。曰く天才だと。
— ワシじゃ!団栗じゃ! (@wasijadongurija) 2021年5月7日
しかしまあ記事中にもあるけどSEALDsは反体制のおっさんたちの良いコマに使われたね。あれに就職や進学に関わる文字通り「人生のかかった」時間使った若人たちには同情するわ
— ピンフスキー (@hideyosino) 2021年5月7日
ある程度歳いった若人(30手前くらい)からは当時から冷ややかに「やめとけやめとけ、先々苦労するぞ」と散々言われてたけど「活動家の方が企業が欲しがるはず」とか聞く耳持たなくてアチャーって感じで、あれも周りの悪い老人が徹底的にテキトーなこと吹聴してブロックしてたんだろうな
— ピンフスキー (@hideyosino) 2021年5月7日
東浩紀いわく彼らは新しい見た目の古いタイプの左翼ですしね。
— りゅーへい🤔ツイッターガチりたい (@ryutaro61) 2021年5月7日
昔の自分を投影するんでしょうね。。
だってしばき隊みたいな反社とつながりのある組織の一員を、一体誰が欲しがるんだって話ですよね
— たいら まさひろ (@tylor_masahiro) 2021年5月7日
でも真っ当な知性と理性が有ったらいい歳してあんな異常な活動には関わらないですよ
— Mickie (@Mickie3777) 2021年5月7日
ああ言う連中はSEALDSに関わらなくてもきっとおかしな宗教や犯罪などに巻き込まれてたんじゃ無いかな
2010年代、Real Anarchistの巣窟もあるTumblrに潜り込んでましたが(真似してSEALDSもそこにサイト構築してたが「本物」には全く相手にされてなかった)、そこで学んだ彼らの冷徹な流儀に従えば「革命が忘れ去れれるのを防ぐ役目は十分果たした。さぁ次の手いこうか」といった感じかと。そう考える人々にとって(反抗せず働くだけ働いて綺麗に捨て駒として消えていった)SEALDSは(毛沢東にとっての紅衛兵同様に)十分成功体験だったのであり、これからも代わりを探し続ける事になるのでしょう。
問題は「精神が肉体を捨て駒として使う」場合。例えば自ら殺人の禁忌を犯す勇気までは持てなかったルソーは「誰かが自らの手を血に染めるべきだ」と散々プロパガンダを続けた末に外国へと逃げて自らはその生涯を平穏の内に全うした。その一方で迂闊にもその呼び掛けに応じてジャコバン派独裁の主導者として自民族の大量虐殺に手を染めたロベスピエールはテルミドール反動(1799年)によってその全責任を負わされ「ルソーの汚れた手」として今日なお忌み嫌われ続けている訳である。
まぁフランス革命期については「革命のモグラ」シェイエス(Emmanuel-Joseph Sieyès, 1748年~1836年)の方がよほど悪辣だった訳ですが。
- 革命前夜に小冊子「第三身分とは何か(1789年)」を発表してたちまちカリスマ的人気を獲得する。
- 革命後は一院制議会を推進し(政敵である少数派を次々に死刑にする)恐怖政治を準備。
- テルミドール反動(1799年)後の政争でナポレオンを勝たせる。
今日のリベラルに欠けているのは「革命なんてそんなもの」という諦観なのかもしれません。むしろ実際に学生運動に積極的に参加してきた層の方が「(そういう負の側面も伴うから) 噛み切れないなら噛むな、噛まないなら吠えるな」を実践しているという…