実はそもそもコンドルセ侯爵やジョン・スチュワート・ミルの様な数学者が「大数の法則」を根拠に創始した古典的自由主義(Classical Liberalism)への対抗馬を勝手に名乗り始めた社会自由主義(Social Liberalism)って、その起源自体がハッキリしてなかったりします。
社会学系の人にもわかりやすく説明すると「反権力」というのは「権力」という名の「大きな物語」があった時代の概念なわけですよ
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2021年5月7日
日本では汚職事件等々で平成前半くらいまでに膿を出しまくってきたので、今はそんな巨悪の権力が存在しない、まさに大きな物語の終焉が20年前には起きていたわけ
保守主義も解体され、若者の数が減ったこともあり、いまや若者を抑圧して生き方を強制したがる保守主義者もあんまり見なくなった
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2021年5月7日
代わりに若者への抑圧として機能し始めたのが社会自由主義、ソーシャルリベラリズムなわけ
この辺は大きな政府志向で弱者救済のために市民の権利を剥奪するからね
そんな社会で「反権力なロック」タイプの若者がどういう活動を始めるか、少しは真剣に考えたほうがいいですよ
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2021年5月7日
ヒントとしては「トランプを支持するのはロックで反権力」に見える人たちがいる、というあたりかな
要するに以前のこの投稿に関係してくる話ですね。
社会学系のズレかたって独特。
— maki (@tea1800tea) 2021年5月8日
たしかに反権力、左翼の流れは受けていると思うけれど。
最近のは視野狭窄のオタクバッシングしてみたり、果ては権力と無関係の草食男子を叩いてみたり。
庶民とか愚民なんて言葉を不適切に使ったり。
今に広い層から、社会学ってヤバい、と見られて自壊するかもと。
社会学の人で「大きな物語」概念をきちんと理解してなさそうな人は多い…20年前の社会学大学院同期が「大きな物語」概念をビックリマンに適用しようとしてたので「『大きな物語』ってそうじゃなくね?」と軽く指摘した思い出(自分も未だに大きな物語理論、よく理解はできてない)
— アキヤ (@K_akiya) 2021年5月7日
あれどうも場面場面でなんか広く信じられてたものが解体されてたらなんでも使えるっぽいすよな
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2021年5月7日
字面が強すぎるので、使おうと思えば使えちゃうんですよね。社会学だと似たような概念でパラダイムの方がよく使われてきたように思います。これも哲学よりのパラダイムシフト論からきてるんですけども。
— アキヤ (@K_akiya) 2021年5月7日
パラダイム (paradigm) とは、科学史家・科学哲学者のトーマス・クーンによって提唱された、科学史及び科学哲学上の概念。一般には「模範」「範」を意味する語だが、1962年に刊行されたクーンの『科学革命の構造(The structure of scientific revolutions)』で科学史の特別な用語として用いられたことで有名になった。しかし、同時に多くの誤解釈や誤解に基づく非難に直面したこと、また、概念の曖昧さなどの問題があったために、8年後の1970年に公刊された改訂版では撤回が宣言され、別の用語で問題意識を再定式化することが目指された。
ああ確かにパラダイムシフトの方がよく聞いた気がする……
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2021年5月7日
大した仕事もせずタワーマンションに住んでご託と説教垂れるBBAって権力者にしか見えん...
— Myaaaa~s!!! (@yaspad834) 2021年5月7日
「有利なエビデンスを選ぶことに躊躇はない」と明言したあたり、すでに学者でさえないのでしょう(ただの講釈師?)
— orion (@orionjp1) 2021年5月8日
それを批判する声が大きくならない社会学の人々にも驚かされますね。
権力を「支配」「被支配」の構図で捉えているのは間違いだ。
— 台風が (@hurricane_ga) 2021年5月8日
とりあえずメモがてら…