未視聴ですが、やはり必見の名作ではある様で…
死刑制度の廃止論の論拠の1つに「死刑になるなら何人殺しても同じなので目撃者まで含めて全員殺すようになる」って主張があって、あながち的外れでもないかもなーって『ブレイキング・バッド』を見ていると感じる。もちろんフィクションだけど……ウォルターとスカイラーの違いはどこにあるのか?
— Rootport 𝄇 (@rootport) 2021年5月22日
ウォルターがシーズン5で「麻薬帝国を築きたい」と言い出すのは、そこに至るまでに何本も〝一線を超えて〟きたからだ。今さらどんな悪いことをしても同じだからだ。一方、シーズン5開始時点のスカイラーはまだ引き返せる場所にいる。この違いは大きい。
— Rootport 𝄇 (@rootport) 2021年5月22日
とはいえ、スカイラーも少しずつ道を踏み外していっている様子がシーズン4で見られる。前職の会社の粉飾がバレて、刑事事件として捜査されたらスカイラーも厳しく調べられてしまう。それをよしとしない彼女は、経営者にお金を渡して追徴金を払うよう命じる。もちろん夫が麻薬で稼いだお金だ。
— Rootport 𝄇 (@rootport) 2021年5月22日
お金を渡された経営者は、それが汚いお金であると察知して「これでは支払えない」と言う。もちろん汚いお金だとバレないように万全の対策を講じているのだが……そういうお金を使うこと自体にためらう。けれど、彼の気持ちが、スカイラーにはすでに分からなくなっている。この辺りの脚本はすごすぎる。
— Rootport 𝄇 (@rootport) 2021年5月22日
人間の善悪とか、倫理観とか、本当に深いレベルでよく議論した上て作っている作品なのだろうな…って感じる。
— Rootport 𝄇 (@rootport) 2021年5月22日
とりあえず、メモがてら…